流れのままに

流れのままに おのが道をゆけ ひたすらに ひたむきに

会見を開いた遺族の方の胆識(勇氣)を通じて、悲しい感銘に見舞われました。この現実を語ってくださったことを敬慕します。

池袋の車暴走事故 遺族「交通事故のない未来を」
(NHK 2019年5月17日 18時34分)
 東京 池袋で乗用車が暴走した事故で、亡くなった3歳の女の子と母親の遺族が17日、取材に応じ、「車は便利だが一歩間違えれば凶器になる。交通事故がない未来になってほしい」と訴えました。
 先月19日、東京 池袋で87歳の高齢者が運転する乗用車が歩行者などを次々にはね、自転車に乗っていた松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)が死亡しました。
 事故からまもなく1か月となる17日、真菜さんの32歳の夫がインタビューに応じました。
 この中で夫は「家には2人の思い出が残され、娘が描いた絵やおもちゃであふれています。事故から日がたっても2人を失った絶望感が増し、現実にうちのめされる日々を送っています」と現在の心境を話しました。
 そして「加害者は2人の命を奪ったことを自覚してほしい。厳罰に処してほしいと考えています」と述べました。
 また、池袋の事故のあとも各地で子どもが犠牲になる交通事故などが相次いでいることについて、「車は便利だが一歩間違えれば凶器になり、人を殺すおそれがあるものです。ハンドルを握るときは常に注意して気遣いのある運転を心がけ、交通事故がなくなる未来が訪れてほしい」と訴えました。

現場では今も多くの人が追悼
 事故現場には、今も大勢の人が訪れ、手を合わせたり花を手向けたりしています。
 近くのマンションに住む83歳の女性は「毎日、手を合わせています。もうすぐ事故から1か月になりますが、亡くなった2人を忘れてはいけないと感じています」と話していました。
 また、現場の近くに勤務先があるという39歳の男性は「自分にも同じ年くらいの子どもがいるので、当事者のことを考えると悲痛な気持ちです。高齢ドライバーの問題についても親と話をしていて、自分も含めて運転には気をつけないといけないと感じています」と話していました。

高齢ドライバーの免許返納が増加
 東京 池袋の事故のあと、東京都内では運転免許証を返納する高齢者が増加しています。
 警視庁によりますと、池袋の事故があった先月19日の週(4月14日〜19日)は免許証を返納する人はおよそ1000人でしたが、翌週(21日〜26日)はおよそ1200人に増えました。
今月5日の週(5月5日〜10日)にはさらに増えておよそ1600人に上ったということです。
 多い日には通常の2倍のおよそ400人が免許証を返納する手続きを行っていて、警視庁は池袋の事故以外にも全国で高齢者ドライバーの事故が相次いでいることが影響しているとみています。


閑話休題(ソレハサテオキ)


今月8日に滋賀県大津市の路上で、交差点で信号待ちをしていた散歩中のレイモンド淡海保育園の園児13人、職員3人の列に、普通乗用車に接触した軽自動車が突っ込んだ。男児1人と女児1人の園児2人が死亡し、13人がけが(うち重傷4人)を負った。事件発生当日、園を運営する社会福祉法人檸檬会が会見を開いた。記者会見でレイモンド淡海保育園の園長は、「亡くなったお子さん2人はどのような子だったか」「園児たちはどんな様子で出ていったのか。いつもと変わらない様子だったのか」「危険な場所だという認識はあったのか」「園児たちにどういった声をかけてあげたいか」といった質問を矢継ぎ早けて泣き崩れ、出席者から「園長の気持ちが持たない部分がある」「つらい状況ですのでご理解いただきたい」と説明する場面が。気持ちの整理がつかない状況下で、マスコミ記者の質問が立て続けに園長を攻め立てているように映った。「国民の知る権利」を盾に、状況をわきまえずに何でもかんでも、なりふり構わず、質問していいものでしょうか。マスコミ記者諸氏には、「国民の知る権利」の国民としてよりは、マスコミとしての「伝える義務」をどう果たしていくか、義務を遂行する方法を今以上に練って欲しいと思いました。

私たちは、俳優の風見しんごさんのように事故と向き合って伝え続けていらっしゃる方がいることも覚えておきたいものです。→ https://gozzip.jp/28755/

加えて、「危険運転致死傷罪」の 新設に尽力した女性遺族の実話を題材に フィクションとして描かれた田中好子さん(1956年4月〜2011年4月)出演の映画『0(ゼロ)からの風』(2007年)のこと、そしてこの作品を通して知った「いのちのミュージアム」(https://inochi-museum.or.jp/information)のことも改めて想い返しています。
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遺族の方々は、苦闘し続けています。それは、生きていく意味、人生の意味を見出すための苦闘です。遺族の方に迷惑なことは、知る必要も、伝える必要もありません。しかし、遺族の方々に意味のあることは継続して「伝える義務」が事件を報道したマスコミ記者諸氏にはあり続けるのではないでしょうか。


本日は満月です。穏やかに、清涼の氣に包まれてみましょう。


(今日のおまけ)


流れのままに

朝陽_20190517_050636
Asahigaoka@AM050636, 17th May 2019.

Beauty is the purgation of superfluities.
(美は、不要なものを見極め浄化することです)


大きな笑顔の佳き週末を。

流れのままに

朝陽_20190516_061853
Asahigaoka@AM061853, 16th May 2019.
即位後朝見の儀の天皇陛下のおことば(令和元年5月1日)

 日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより,ここに皇位を継承しました。
 この身に負った重責を思うと粛然たる思いがします。
 顧みれば,上皇陛下には御即位より,三十年以上の長きにわたり,世界の平和と国民の幸せを願われ,いかなる時も国民と苦楽を共にされながら,その強い御(み)心を御自身のお姿でお示しになりつつ,一つ一つのお務めに真摯に取り組んでこられました。上皇陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます。
 ここに,皇位を継承するに当たり,上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し,また,歴代の天皇のなさりようを心にとどめ,自己の研鑽(さん)に励むとともに,常に国民を思い,国民に寄り添いながら,憲法にのっとり,日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い,国民の幸せと国の一層の発展,そして世界の平和を切に希望します。

 I have hereby succeeded to the Throne pursuant to the Constitution of Japan and the Special Measures Law on the Imperial House Law.
 When I think about the important responsibility I have assumed, I am filled with a sense of solemnity.
 Looking back, His Majesty the Emperor Emeritus, since acceding to the Throne, performed each of his duties in earnest for more than 30 years, while praying for world peace and the happiness of the people, and at all times sharing in the joys and sorrows of the people. He showed profound compassion through his own bearing. I would like to express my heartfelt respect and appreciation of the comportment shown by His Majesty the Emperor Emeritus as the symbol of the State and of the unity of the people of Japan.
 In acceding to the Throne, I swear that I will reflect deeply on the course followed by His Majesty the Emperor Emeritus and bear in mind the path trodden by past emperors, and will devote myself to self-improvement. I also swear that I will act according to the Constitution and fulfill my responsibility as the symbol of the State and of the unity of the people of Japan, while always turning my thoughts to the people and standing with them. I sincerely pray for the happiness of the people and the further development of the nation as well as the peace of the world.


私たち一人ひとりが人として生き、人生の目的である幸せを手にするという未来像が天皇の言葉によって、「 I sincerely pray for the happiness of the people and the further development of the nation as well as the peace of the world.(私は、人々の幸せと国のさらなる発展、そして世界の平和を心から祈ります)」と伝えられました。「希望します」は「sincerely pray for」と表現されています。これは本質的に「shed light on 」のことで、「光を投じる」というサウンド・マネジメント(世界の健全統治)の宣言に聴こえます。

流れのままに

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