流れのままに

流れのままに おのが道をゆけ ひたすらに ひたむきに

二〇〇五年霜月

d48c3033.jpg 清々しい静かな朝を迎えた。
 きょう11月の第4木曜日は合衆国の Thanksgiving(感謝祭)の祝日。
 1620年9月6日、メイフラワー号に乗ってアメリカ大陸(マサチューセッツ州の海岸)に人間をエミグレ(移住または脱出させること)にする宗教思想を持つピューリタン(清教徒)たちが到着する。しかしながら、冬を迎えると寒さのために彼らの半数が昇天した。そんな彼らに救いの手を差し伸べたのは、先住民のアメリカインディアンたちであった。七面鳥(ターキー)の飼育やとうもろこしの栽培を教えてくれた。幸いにも翌年にはかなりの収穫を上げた。自然、彼らは感謝し祈りをささげ、活きる智慧を授けてくれたアメリカインディアンたちを招いて祝宴を開いた。これが、Thanksgivingの始まりで、「収穫祭」とも訳される。

 Thanksgiving が木曜日のため、木金土日は4連休となる。正月やお盆のように、家族が一同に集まるため交通機関は込み合う。また、この日から合衆国のホリデー・シーズンの幕が開ける。ニューヨークのメイーシーズ(写真)のパレードは大イヴェントで、各地では祝いの催しが行われる。Thanksgiving 明けの翌金曜日からひと月、各地のショッピング・センターは華やかになり道行く人々も笑顔に包まれ始める。あすの金曜日は「ブラックフライデー」、大バーゲンセールだ!
 
 このブラック・フライデーとは年末商戦の皮切り日で、商店街が年間でもっとも混み合う日。名前の由来は2説ある。ひとつは、この商戦で小売店が大量の仕入れを行うが、売れ行きが悪いと大きな赤字を抱えてしまう。Thanksgivingは必ず木曜日なので、一夜明けた金曜日を「ブラック(最悪)な金曜日」と呼ぶようになったという。もうひとつは、帳簿が「ブラック(黒字)な金曜日」からというもの。ちなみに、例年、NRF(National Retail Foundation、全米小売団体連合会)は、年末商戦売上げ推定額を発表している。今年は2,400億ドルくらいだろうか。あすの出足は1億5,000万人で、平均顧客単価は240ドルかな?景気よ、上向け!

 “Happy Holidays!”とあいさつしよう☆

 「メリークリマス」というあいさつもあるが…。合衆国は多民族国家。生活慣習・宗教的背景が多様である。建国時はキリスト教プロテスタントがメインだったが時間と共にキリスト教カトリックやユダヤ教を信じる人々も移民し始め増えていった。
 キリスト教徒たちは「クリスマス」を祝日とし、ユダヤ教徒たちは「Hanukkah(ハヌカ)」を祝日としている。ユダヤ暦によって毎年ハヌカは前後するが、クリスマスと時を同じくしている。よって、合衆国では“Merry Christmas!”・“Happy Hannukah!”よりは“Happy Holidays!”が好んで使われている。

 クリスマス・カードの言葉も“Seasons Greetings”(季節のごあいさつ)と刷られたものに人氣がある。カードに貼る切手も楽しい♪ なぜなら毎年‘religious’と‘non-religious’の2種類のホリデー用切手が売り出されるのだから。前者はイエスとマリア、後者は白く雪化粧した風景が描かれる。

 さぁ、ターキーのサンドイッチでも食べようか☆

    ◎◎◎  Happy Holidays!  ◎◎◎

    感謝

313b8931.jpg 今朝は北海道神宮の西側駐車場で朝市が開かれている。「新嘗祭」にちなんでの行事である。
 旬のものが豊かに用意され、朝に笑顔の花が咲く。
 新嘗祭とは天皇が五穀の新穀を天神地祇(てんしんちぎ)に勧め、また、自らもこれを食して、その年の収穫を感謝する祭儀で、1873(明治6)年から1947(昭和22)年までは祭日であった。現在、新嘗祭自体は伊勢神宮及びそれに連なる神社の祭儀となり、伊勢神宮には天皇の勅使が遣わされて、大御饌(おおみけ:神が召し上がる食事)を供える形式となっている。秋に新穀を供えて神を祭る稲作儀礼である。

 1872(明治5)年までは旧暦11月の2回目の卯の日に行われていた。1873(明治6)年11月9日に太陽暦が採用されたが、そのままでは新嘗祭が翌年1月になるので都合をつけて、新暦11月の2回目の卯の日に行うことにした。1873(明治6)年ではそれが11月23日であった。翌年には前年と同じ11月23日に行われ、以降11月23日に行われるようになった。飛鳥時代の皇極天皇の御代に始められたと伝えられ、一時中断されたが、元禄時代の東山天皇の御代に復活している。

 そして、勤労感謝の日。英語名は“Labor Thanksgiving Day”。1948(昭和23)年公布・施行の「祝日法」で制定された「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう国民の祝日」。「新嘗祭」の日をそのまま「勤労感謝の日」に改めたのである。
 また、今日は『いい(11)夫妻(23)の日』『いい(11)ファ(2)ミ(3)リーの日』。語呂合わせは実におもしろい☆ おもわず微笑んでしまう。

 もう一つ、おめでたいお話を…。
 この『流れのままに』に真摯(しんし)なコメントを下さる、
 Y.杉野さんが昨日ご入籍なさった。実に嬉しい。
 わたしたち夫婦も笑顔で祝福☆
 
    ◎◎◎  おめでとうございます!  ◎◎◎

     みんなで、末永く幸せになりましょう☆
     みんなで、笑顔の花を咲かせましょう☆

     感謝

◎ 過ぎたくり言(ごと)、
   とり越し苦労、
    天の授けの身をやぶる ◎

 とり返しのつかない過去の事を、くり返して思いなやむ。
 どうにもならない将来の事を、案じ煩う。
 それらは唯心をいため身をそこなうだけ。
 何のやくにも立たない愚かな事。
 今日は唯今日の事を、面白く楽しく、
 天を念じ、直い心でやっていく。
 禍(わざわい)も転じて幸(さいわい)となる。

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 ◎ かき曇る 空さえ 晴れて
     さしのぼる
       日がけ のどけき 我こころかな ◎

   1122(いい夫婦)の日に  感謝 


※写真は平成17年11月4日早朝の宇治橋
 http://www.isejingu.or.jp/news/index.htmlより引用

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