流れのままに

流れのままに おのが道をゆけ ひたすらに ひたむきに

2006年02月

5caaeac7.JPG 今日はブックオフに訪問買取サービスをお願いした。女性社員がひとり軽四でやって来た。査定と箱詰めに1時間ほど必要であった。288冊で15,400円になった。先週は直接持ち込んで買取ってもらった。155冊で13,071円になった。この10日間に430冊の本を処分した。なぜ?

『道路を歩いていると、空になったタバコの箱を無神経に歩道に投げ捨てる人がいます。次の日に同じ場所に行ってみると、その空箱のまわりには違うゴミも集まっています。そしていつの間にか、その場所はちょっとしたゴミ溜め状態になってしまうのです。「ガラクタ」は、あなたの家に同じ現象を起こします。最初はほんの少しのことから始まり、どんどん溜まっていくにつれてエネルギーがそこに滞り、あなたの人生に影響を及ぼすのです。
 もし人生に新たな進展があれば、本能的に家の中のいらないものを整理して心機一転をはかろうとするでしょう。それはごく自然なことだと感じるに違いありません』

 カレン・キングストン著『ガラクタ捨てれば自分が見える−風水整理術入門−』(小学館文庫・514円+税・原題はClear Your Clutter with Feng Shui)の一節。昨年、畏友 F.志穂さんからご紹介いただき、さっそく購入した。半年余りが過ぎた今、行動している。

『心配とは、揺り木馬のようなものだと聞いたことがあります。どれほど早く動かしても、どこにもたどり着くことは出来ないという意味です。心配することは時間の無駄遣いで、心に「ガラクタ」を溜め込み、何も明晰な頭で考えることを出来なくするのです。
 心配することをやめるためにまず、あなたが心の中で考えることは、その対象にエネルギーを与えることであると理解してください。ですからあなたが心配をすればするほど、その心配が現実のものになるのです!』

「こうなったらどうしよう」⇒「こうなったら嬉しい」ということにエネルギーを与えてみよう。今の生活で満足していることに心を向けると、さらに素晴らしいことを呼び込むとキングストン女史は語る。

ふと、空間を『真空さま』と呼んだ田園調布の今は亡きO.早秧(さなえ)先生と『空間は生き物と同じなの』と話された宮野木台のH.由美先生を想い返す。

 さぁ!整理整頓☆ 生活が実にシンプル(純白)に成る♪

 感謝

94c0ff47.jpg 13日のニューヨークタイムス(NYT)社説(Editorial)についてどう思われますか?と問い合わせがあった。アメリカ人はこういう見方をするのですか?とも聞かれた。社説のタイトルは「日本の攻撃的な外務大臣」。他国の新聞からわが国の外務大臣が非難されるのは愉快ではない。NYT社は無礼であると言いたくなる氣持ちは分かる。

にもかかわらず、忠告として、この社説を謙虚に受け止めたい。

 この社説は、NYT社東京支局長の大西哲光(オオニシ・ノリミツ)氏によるもの。彼は千葉県市川市で生まれ。4歳の時、家族でモントリオールに移住したカナダ国籍の人。合衆国プリンストン大学時代は、学生新聞編集長として活躍。前任地は西アフリカ・コートジボワール。ナイジェリアの民政移管やシエラレオネの内戦を取材し、9・11後はアフガニスタンにも出張している実力派。では、歯切れのいい原文を見てみよう。

EDITORIAL
Japan's Offensive Foreign Minister
Published: February 13, 2006

People everywhere wish they could be proud of every bit of their countries' histories. But honest people understand that's impossible, and wise people appreciate the positive value of acknowledging and learning from painful truths about past misdeeds. Then there is Japan's new foreign minister, Taro Aso, who has been neither honest nor wise in the inflammatory statements he has been making about Japan's disastrous era of militarism, colonialism and war crimes that culminated in the Second World War.

(人は、誰でも自国の歴史のすべてを誇りにしたいと願う。しかし、正直な人々はそれが不可能であることを理解する。賢明な人々は過去の誤った行為というつらい事実を認め、そこから教訓を学ぶことに積極的な価値があることを理解する。さて、日本の新しい外務大臣に麻生太郎という人は、彼は正直でもないし、賢明でもない。第二次世界大戦にまで突き進んだ日本の軍国主義と植民地主義、そして戦争犯罪の悲惨な時代についての扇動的な発言がそれを物語る)

Besides offending neighboring countries that Japan needs as allies and trading partners, he is disserving the people he has been pandering to. World War II ended before most of today's Japanese were born. Yet public discourse in Japan and modern history lessons in its schools have never properly come to terms with the country's responsibility for such terrible events as the mass kidnapping and sexual enslavement of Korean young women, the biological warfare experiments carried out on Chinese cities and helpless prisoners of war, and the sadistic slaughter of hundreds of thousands of Chinese civilians in the city of Nanjing.

(彼は、日本が同盟者ないし貿易パートナーとして必要としている近隣の諸国民の感情を害した。その上、今まで協調関係にあった人々の氣持ちを害している。第二次世界大戦は、今日の大多数の日本人が生まれる前のこと。しかし、日本の世論や学校の近代史教育は日本の責任を受け入れてこなかった。それは、多くの強制連行、朝鮮の若い女性を性的奴隷化したこと、生物兵器の残酷な実験、南京での多数の中国人虐殺などのおそろしい事件に対する責任である)

That is why so many Asians have been angered by a string of appalling remarks Mr. Aso has made since being named foreign minister last fall. Two of the most recent were his suggestion that Japan's emperor ought to visit the militaristic Yasukuni Shrine, where 14 Japanese war criminals are among those honored, and his claim that Taiwan owes its high educational standards to enlightened Japanese policies during the 50-year occupation that began when Tokyo grabbed the island as war booty from China in 1895. Mr. Aso's later lame efforts to clarify his words left heir effect unchanged.

(これが、昨年秋に外相に任命されて以来、麻生氏が述べた一連の乱暴な発言を聞いて多くのアジア人が怒っている理由である。最近、麻生氏は二つの発言をした。天皇が十四人の戦犯が合祀されている靖国神社に参拝べきだということと、台湾の高い教育水準は日本の五十年にわたる啓蒙的政策のおかげだというもの。…)

Mr. Aso has also been going out of his way to inflame Japan's already difficult relations with Beijing by characterizing China's long-term military buildup as a "considerable threat" to Japan. China has no recent record of threatening Japan. As the rest of the world knows, it was the other way around. Mr. Aso's sense of diplomacy is as odd as his sense of history.

(麻生氏はまた、中国の長期的な軍備増強を日本に対する『注目すべき脅威』であると強調して、すでに関係が悪化している相手国の中国をわざわざ挑発している。… 麻生氏の外交感覚は、その歴史感覚と同様に奇妙である)

(引用終わり)

 わたしたちは、そろそろ合衆国の対日感情が悪化していることに氣づいてもいい頃だ。靖国神社には第二次大戦のA級戦犯が合祀されている。小泉首相の靖国参拝が中国、韓国との外交問題になるのは、彼の靖国参拝が「日本政府はA級戦犯の名誉を回復します」というメッセージとして受取られているから。東南アジア各国に加え、ヨーロッパや合衆国までこの受取り方が波及している。大東亜戦争(第二次大戦)で大日本帝国による被害と屈辱を受けた中国、韓国、アジア各国の人々の心を慮る日本人として、大きく温かく豊かな心で生きたい。

だからこそ、この社説も謙虚に受取りたい。祖国を愛するジャーナリストの勇氣をこの社説に見つけ、とてもうれしい。リベラリズムと民主主義を信条にペンを執る人物がここにいた。

 感謝

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