流れのままに

流れのままに おのが道をゆけ ひたすらに ひたむきに

二〇〇六年葉月

74f6f827.JPG 海外赴任のときの自動車保険手続き。車を使用しなくなるのだから、自動車保険(任意)も解約する。その時、「中断手続」を行う。この手続きで、帰国後改めて契約を再開した際、出国前と同じ等級の無事故割引を適用することができる。普通は10年間等級を残すことが可能。海外渡航の場合も猶予期間が10年。

 手続きは保険会社が発行する「中断の申請書」又は「中断証明書発行依頼書」に必要事項を記入し、廃車や譲渡の証明書(抹消登録証明書等)のコピーとともに提出。満期日から13ヶ月間猶予がある。だから、それほど急ぐことはない。

 帰国後、中断前の契約の等級を中断後に締結する新契約に適用する場合の必要書類は次の二つ。

 1)中断証明書
 2)旅券(パスポート)のコピー

 赴任先で車を運転、保険加入する場合は、「英文 無事故証明書」を発行してもらう。代理店または保険会社にお問い合わせください。

 感謝

 ※写真は平成18年6月30日の北海道神宮

e4a77cca.JPG事実であっても、必ずしも真実とは限らない。知っている事実と異なった出来事に出会うことがけっこうある。その度に、事実は全てでない、一定の条件の下で成立する出来事に過ぎないと思う。だから、真実の検証には人手と時間をかける。ビジネスでは出来るだけ多くの人に認められるように、広く、多くの事実を集めてみる必要がある。

四天王像はこの必要性をうまく伝えている。

「広目天」    ・・・   広く見る

「多聞天」    ・・・   多くを聞く、そして

「増長天」    ・・・   長所を伸ばし、真実を知り

「持国天」    ・・・   国を保つ

すなわち、組織・社会を導き発展させる、という願いが込められている。

 自説に固執することなく、謙虚でありたい。

 感謝

 ※ 写真は昨日の札幌の空

≪ 参考 ≫

◇広目天◇Virpaksa(ヴィルパークシャ)
(読み)こうもくてん
(別名)醜目天
(住処)須弥山西部・白銀山
 ※  須弥山西部・西午貨州を守護。
    龍蛇を眷属として従えているとされる。
    サンスクリット語"Virpaksa"は『異なる眼を持つ者』の意味があり、
    第三の眼を持つシヴァ神との関連もある。
    広目天には第三の眼はない。

◇多聞天◇Vaisravana(ヴァイシュラヴァナ)・ Kubera(クベーラ)
(読み)たもんてん
(別名)毘沙門天
(住処)須弥山北部・水精宮
 ※  須弥山の北方・北倶盧州を守護。
    四天王の中では最も強い神。
    夜叉・羅刹などを眷属として従え、手に宝塔を掲げ持つ姿で描かれる。
    インド神話では、ヤクシャの王クベーラ、
    造物神ヴィシュヴァカルマンの子ヴァイシュラヴァナに当たる。

◇増長天◇Virudhaka(ヴィルーダーカ)
(読み)ぞうちょうてん
(別名)毘楼勒叉
(住処)須弥山南部・瑠璃山
 ※  須弥山南部・南瞻部州を守護。
    南瞻部州は我々人間が暮らしている世界とされる。
    鳩槃荼・薜茘多を眷族とし、また夜叉の長でもあると言われる。
    サンスクリット語"Virudhaka"は『芽吹き出した穀物』といった意味
    なので、増長天は五穀豊穣を意味する天神であるのかもしれない。

◇持国天◇Dhrtarastra(ドールタラーシュトラ)
(読み)じこくてん
(別名)東方天
(住処)須弥山東部
 ※  須弥山東部・東勝身州を守護。
    乾闥婆の長であるとも言われる。
    サンスクリット語"Dhrtarastra"は『国を支える者』の意味があり、
    これを漢訳して持国天としている。

(以上)

92e73fab.jpg受験生が心得とする格言に『継続は力なり』がある。この言葉の出典は、1893年(明治28年)広島に生まれ、1949年(昭和24年)に昇天なさった住岡夜晃さんの詩。広島で小学校教員を9年間勤めた後、職をなげうち親鸞の教えを説くことに54年の生涯を捧げている。『讃嘆の詩』 第一章「若人よ一道にあれ」のなかにそれがある。

(引用開始)

 青年よ。わが愛する青年よ。わたくしは君たちを見ること、接することがこの上なくうれしい。この心を仏天のあわれみましましてか、来る講習も来る講習も若人によって満たされてある。初めてわが僧伽の講習に来た人は、あまりに青年によって満たされているのに驚かれるようである。
 ああ、青年。君たちを思うと、熱いものの胸に満つるを感ずる。

一、青年よ。精進せよ。
 時を惜しみ、体力生命力を乱費することなく精進せよ。
 「少年老い易く学成り難し。一寸の光陰軽んずべからず。いまだ醒めず池塘春草の夢。楷前の梧葉已に秋声」。
 われすでに五十有四、今静かに秋声を聞くにあたって、春草の夢若々しい若人に向かって「青年よ、精進せよ」と全身全霊を声になして叫びつづける。
 なぜに若き日を怠け、若き日を惜しんで精進しないのか。今は父あり母あり兄弟あり、だらしなき不精進の言い訳をして、責めを他人に負わせていることもできよう。しかしいつまでも親はいない。やがて壮年となり老年となった時、因果業報ようやくその身に現われるに至って悔いを千載に残すであろう。

 青年よ、怠りを戒めて精進せよ。青年の美しさは精進にある。不精進の者には必ず幾多の不善を具するであろう。

二、青年よ。強くなれ。
 牛のごとく、象のごとく、強くなれ。真に強いとは、一道を生きぬくことである。
 性格の弱さ悲しむなかれ。性格の強さ必ずしも誇るに足らず。「念願は人格を決定す。継続は力なり」。真の強さは正しい念願を貫くにある。怒って腕力をふるうがごときは弱者の至れるものである。悪友の誘惑によって堕落するがごときは弱者の標本である。青年よ強くなれ。大きくなれ。

三、青年よ。「物腰を低く、氣魄を大きく」持て。
 謙虚なる者は必ず仰いで大空を視る。高慢不遜なる者は必ず小事にとらわれて大成することなし。至れる謙虚は金剛の信念と共にあり、金剛の信念は至れる謙虚と共にあり。金剛の信念なき謙虚は謙虚にあらずして卑屈であり、謙虚なき金剛の信念は信念にあらずして我執我慢にほかならず。
 青年よ氣魄を大きく持て。君らの中からは文化日本、道義日本の建設者が出現しなくてはならぬ。この民族の苦悩の中から、地球を七巻きするような大いなる氣魄の人が生まれなくてはならない。

四、青年よ。名利を越えよ。
 我らは決して名を求めて動いてはならない。なにも名高くなる必要はない。人に知られることを要しない。英雄を求めず豪傑を必要とせず。ただ、汝自身を充実して一道にあれ。重ねて言う。「念仏して自己を充実し国土の底に埋もるるをもって喜びとなすべし」。

五、青年よ。正直なれ。
 大きくなりたいなら正直なれ。人に裏切られても正直なれ。艱難に当たっても、逆境にあっても、正直を失うなかれ。正直とはまっすぐに歩むことである。
「まっすぐにまっすぐに。ただまっすぐに。難関にぶち当たればさらにまっすぐに。念仏道をまっすぐに」。

六、青年よ。善き友と良き師長とを得て、常に光の中を行け。
 善友善知識なくして向上せる一人の人なく、悪友悪知識なくして堕落せる一人の人なし。蓮師の御一代聞書に言わく。
 「その人を知らんと思わば、その友を見よといえり。善人の敵とはなるとも悪人を友とすることなかれという事あり」と。

七、青年よ。金剛の信心に生きて世の光となれ、一生聞法精進不退転の行者となれ。光と喜びと敬と愛とは君の上にあるであろう。

(引用終わり)

住岡夜晃さんが著名な宗教家のように世間に知られなかったのは、
その生涯を広島でおくられたからだといわれている。

「讃嘆」とは、深く感心してほめることを言う。

 感謝

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