流れのままに

流れのままに おのが道をゆけ ひたすらに ひたむきに

2007年03月

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 一日がアッという間に終わってしまう。
 目がキラキラ輝いている。
 とにかく、楽しくてしようがない。

 すべてが感動の連続

 まだ、物心つかない子どもたちは、
 遊びを通して、
 自分がわくわくすることばかりしている。

 だから、満面の笑顔で、
 生のエネルギーを伝えてくれる。

 感動すると、心身ともに活き活きとしてくる。

 天は自ら考え生きる者を助く。  笑顔

 先週の水曜日は新さっぽろアークシティーホテルの斉藤広明料理長が主催した『鳳凰単叢のお茶会』に足を運んだ。畏友F.志穂女史のお誘いであった。午後一時から始まったお茶には、先ず次の食事が出された。

 1.中国フレッシュ野菜の珍品(前菜)
 2.韓国カボチャ海鮮詰め蒸し ホンソース
 3.滝川産SPF豚ヒレ肉 フルーツサンド焼き特製ソース
 4.本日のお楽しみデザート4点
     生姜ミルクプリン・京人参の羊羹
     2色揚げ胡麻団子・香港デザート(楊枝甘露)5f4c645c.jpg

 香港から帰って間もない料理長が仕入れた珍しい食材が使われていた。同席したわがワイフはご満悦であった。熱心な参加者の中には受けた説明をノートする方もいらした。

 次に、「本日のお茶」として、広東省湖安鳳凰山産の『鳳凰宋種 単叢(2002年)』と『桂花香 単叢(2003年)』が運ばれた。

 フルーティーな味わいの桂花香は好きだ。

 「本日の特選茶」は同じ産地の『鳳凰単叢 東方紅(2005年)』。年にわずか3キロしか取れない貴重なお茶で15煎も入れることができる。今回のものは、10グラム・2万5千円で仕入れたという。
 
 「東方紅」の文字を見て、天上を仰ぎ見ながら、中国の国歌の一節を思い出していた。李有源が抗日戦争時に昇る朝日を見て思いつき、出身地の民謡「騎白馬」のメロディーに歌詞をつけたと言われているもの。

 東方紅、太陽昇、 (東方は紅い、太陽が昇った)
 中國出了個毛澤東。(中国には毛沢東が現れた)
 他爲人民謀幸福、 (彼は人民の幸福を謀った) 
 呼兒咳呀、    (掛け声・フーアルハイヨー) 
 他是人民的大救星。(彼は人民の大いなる救いの星)

 リービ英雄が1995年に発表した小説『天安門』は、幼年期を台湾で暮らしたアメリカ人の北京訪問を通して中国との関係性を描き、第115回芥川龍之介賞候補になった。

 主人公は飛行機の窓越しに夕焼け空を見て『東方紅』の歌詞と旋律を想い出す。合衆国の大学の講義で中国人教員が歌った歌であった。更に夕焼け空を毛沢東の顔のイメージに重ねる…。

 お堅い話はこの辺にしましょう。

 その昔、ある代議士が国会で、

 「中国のケザワヒガシは… 」と発言した。怪訝そうな他の代議士に向かって、「諸君は、あの有名なケザワヒガシも知らんのか!」と爆発したとか。

 わたしたちは、午後四時までお茶会を大いに楽しみ、
 斉藤料理長の人望と中国料理への情熱を感じた。

 お陰さまで、氣持ちの良い時空をいただいた。 感謝


※小説『天安門』は、1996年8月20日に講談社から発行。現在、絶版。

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