流れのままに

流れのままに おのが道をゆけ ひたすらに ひたむきに

二〇〇八年如月

dafb5ac0.jpgおはようございます。
スッキリと目覚められましたか。

朝、スッキリと爽快に、
頭がクリアな今日このごろです。

今朝は環境意識のお話を・・・

湯布院温泉は人氣温泉地として知られ、年間400万人近い人が訪れている。そこは1日で十二分に見て周れる小さな町。驚いたことに、観光客の6割はリピータだという。すなわち、「また行ってみたくなる町」なのだ。

しかしながら、そんな現在からは想像もつかないことだが、
40年ほど前の高度成長期の由布院は寂れた町であった。

昭和初期には与謝野鉄幹・晶子や北原白秋といった文士や若槻礼次郎、犬養毅などの首相もよく訪れ、1週間以上、滞在した保養温泉地であった。

かつての温泉保養地の姿を取りもどすには、どうしたら良いのか。
建て直しを志した地元の勇士は、大正時代に林学博士・本多静六氏が由布院で行った講演録と出会う。

そこには「自然豊かな公園の中にあるような町に」とあり、例としてドイツのバーデンバーデンが挙げられていた。そこで勇士3人で現地へ行くことに決めた。

時代は1ドル360円。ドイツ視察は無謀な話であった。しかし、当時の町長に頼み協力を得た。ドイツでは週刊誌・シュピーゲル誌の編集長を紹介してもらうなど多くの人々の協力を得、50日間に及ぶヨーロッパ研修が実現した。

そして、分かったことは・・・

緑や空間、そして静けさの大切さ。
“ホッ”とできる空間があること。

これが癒しであり、滞在型保養地である。
しかしながら、長く滞在していただくには、
地域全体で迎える用意が必要だ。
新しい課題が見えてきた。

バーデン・バイラーにある小さなホテル『ポスト』のオーナーに尋ねられた。

「わたしたちは100年かけて、この町をつくりました。
 自分がどういう町に住みたいか、それを明確にしていくこと。
 そして自分の代にできなければ子供の代に、また孫の代に託すのですよ。
 あななたちは、それだけの時間をかけることができますか」

この時、勇士3人は理想の町づくりには“100年の体系”という時間の枠組が必要だと悟った。ここから由布院の本格的な町づくりが始まった。

農村らしい風景を作るための取り組みには、牛一頭牧場運動や農地を借り上げてレンゲソウや菜の花を植えたり、補助金を出してわら小積み(脱穀をおえた稲を積み上げたもの)を作るといったものがある。そのなかで、「共通のモノサシ」として、「由布岳がどこからでも見えるようにする」ということが考えだされた。

日々の生活の中から、住人が一緒になって考えた明快な基準。
日々の知識と知恵の積み重ねが、人氣温泉地・由布院を創り続けている。

3人の勇士を中心とした小さな動きから、地域住民共通の意志が生まれた。
すなわち、「成し遂げようとする意識」が生まれた。

家庭・仕事場・地域社会・日本社会のあり方を考えると、
“100年の体系”を持つ勇氣と創造力が必要だ。

わたしたちの「主体性」が大切なのであって、
行政という狭い範囲の問題として取り扱わずに、
わたしたちが自ら取り組み続けるからこそ、
一過性でおわることなく、100年間続けることが出来る。

感謝


※湯布院温泉観光協会 http://www.yufuin.gr.jp/

874b7140.jpgみなさん、おはようございます。
お元氣ですね♪

早いもので、節分が過ぎてしまいました。
新年も夢を持って歩んで行きましょう。

さて、今朝はカーボンオフセットのお話を・・・

合衆国のNPO団体Climate Trust(http://www.climatetrust.org/)は、「カーボンオフセット」という言葉を「家庭・職場・移動・旅行などの行動とは別の活動によって、それらの行動の排出量と同量の二酸化炭素発生量を減らすこと」(The "official" definition of a carbon offset is, "carbon offsets are the process of reducing a ton of carbon dioxide emissions in another location for the emissions you cause in either your home, office, commute, travel or other activities that use energy and cause emissions.)と定義している。「カーボンオフセット」という用語も「二酸化炭素(カーボンダイオキサイド:carbon dioxide)を相殺する(オフセット:offset)」に由来している。

例えば、「車で移動」したなら、「別の活動」として「木を植えて二酸化炭素の吸収をする」といった行為を言う。しかしながら、これを自分のみで実行するのは至難の技。木を植える場所がない家庭もある。そこで、自分はお金を払う役に徹して、二酸化炭素を吸収する行為そのものは誰かに代行して貰うこと。

ブリティッシュ・エアウェイズの飛行機に乗るとき、「カーボンオフセット」を実施できる。例えば、成田空港からロンドン・ヒースロー空港までの往復は、1万1905.6マイルで、乗客1名あたり2.17トンの二酸化炭素を排出する。現時では、二酸化炭素1トンあたり15.72ドル(1,800円)払えば、その二酸化炭素は、どこか別のところで削減され、結果的に、二酸化炭素の排出なしに、飛行機に乗ったことにできる。
どこからどこまで飛行機に乗ると、どのぐらいの二酸化炭素が発生するか、そして、そのオフセットのために、いくら払えばよいか、については、http://www.climatecare.org/britishairways/calculators/ で計算することができる。飛行機以外にも、様々な場合について、カーボンオフセットを取り扱う事業者がこれから登場してくるだろう。

現状に留まることなく、未来に向けて、新地を開拓していく。
良い感じですね☆

感謝


※写真は先日の朝の浅草橋。一昨日、東京は大雪であったという。

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