流れのままに

流れのままに おのが道をゆけ ひたすらに ひたむきに

二〇〇八年葉月

f73c05a9.jpgおはようございます♪

太陽が輝いています。
実にありがたい。

子供のころに大伯母から、
室生犀星の『こころに太陽を持て』を頂いた。

好んでよく読んだ。
子供心に勇氣が湧いてくる良書である。

その大伯母は財界の方々を良く知っていた。
ある日、「電力の鬼」と呼ばれた松永安左ヱ門さんの話をしていただいた。

彼は1969年6月に95歳で昇天なさった。
事業王として波乱万丈の生涯であったが、
生涯の「遺訓」を残している。

「人間が一人前になるには、若い時、次のことを出来るだけ余計に体験することである」と、いって挙げたのは、失恋、落第、左遷、借金、倒産、投獄であった。

事実、彼は、この何れもの体験者で、この数々の体験を経て、勇氣に満ちた太陽のような生涯を閉じた。

先の大戦後の混乱時、財閥解体に伴う諸先輩の追放で、45歳の奥村綱雄さんが若くして野村證券の社長に就任なさった。そして、いささか得意の氣持ちで松永さんにお会いした。問われるままに、奥村さんは自分のサラリーマン時代から今日に至る奮闘物語を披露なさった。

それをだまって聞いていた松永さんが問うた。

『ところで、君はこれまで何度、失恋、落第、倒産、投獄の経験があるかネ…』

「失恋、左遷はあるが、倒産、投獄はまだ…」と、返した。

『その程度の体験で、自慢話をするようでは、まだ君は、修行が足りない。今からでも遅くはない。せいぜい修行することだナ…』と松永さんは応えた。

そして、氣負いたった奥村さんの前から消え去った。

もうひとつ。

ある茶会で、松永さんが五島慶太さんとごいっしょなさった時、50歳ほどの僧侶が“高僧”のそぶりよろしく「やあごもっとも、煩悩即菩薩でござる。アッハッハッハ…」と、あたり構わずしゃべり出した。すると・・・

『ほんに貴僧はいい頭の相をしておられる。さぞや立派な中味をつめておられるに違いない。立身出世して大智識にになられるだろう』と、僧侶の頭をなでまわした。

この松永さんの態度に件(くだん)の僧侶は「喝!」と、本堂がゆらぐほどの大声でさけんだ。一同は思わず身をかがめたという。

しかし、なんと!、この時、喝の一声で飛ばされたのは、松永さんではなく、当の坊さまで、腰を抜かしていたという。

先月お会いした90歳になられる、ある事業者は「三トウ」といって「倒産・闘病・投獄」で人生経験を量っておられた。

自分の言動に、何かしら氣負や得意の氣持ちが見られたときには、
この話を思い出していただくと良いかもしれません。

良き週末をお過ごしください。

笑顔

23a3c55a.jpgみなさん、おはようございます。
今朝も太陽がSunSun。
ありがたい!

今日は、人間ドック。

英語ではgeneral checkup とか、
health screeningなどと言っている。

Human Dogではありません。念のため。(笑)

日本では1954年7月12日に国立東京第一病院で開始された。
だから、7月12日は「人間ドックの日」なのだとか・・・。

当時は、「短期入院精密身体検査」であったが、
新聞社が使い始めた「人間ドック」が定着した。

大山巌陸軍大将(1842〜1916)が、
人間も船と同様に時々ドックに入って検査するといい、
と言ったことが始まりという説は、おもしろい。

人間ドックは日本の医療保険では対象外だが、
加入している健康保険組合によっては一定額の補助が出る。

なお、労働基準法、労働安全衛生法で定められている健康診断には含まれる。

日本人間ドック学会」のHPもご覧下さい。

ストレス学説で有名なハンス・セリエ博士は、
「現代人をストレスから救う良い方法」について問われると、

「その原理は、東洋にあります。
 プリンシプル・オブ・グラティテュード(感謝の原理)です。」

と答えたという。

フト、自分の力で出来ないことに氣づく。

夜眠るということ一つとっても、わが力ではない。
もし、自分の力で眠られるのなら、眠れぬ夜はなくなるに違いない。

自分の力で得たのではないものは、「恵まれたもの」。
「お陰さま」ともいう。

朝起きることも、お陰さま(恵まれたもの)。

わたしたちは、必ず明日も生きて目を覚ます保証を手にしているわけではない。

我いのちのすべては、恵まれたもの。お陰さま。

おおきな、おおきな、恵まれもの。

感謝

dabb5c4e.JPGここ数日の新聞誌面はスポーツの話題で持ちきりだが、早ければ今月末から世界的な経済の混乱が始まるであろうことは報じられていない。株式市場よりは鉱物商品市場の先物、金や銀など現物が、資産の目減りを防いでくれるかもしれない。

しかしながら、大切なことは、世界金融経済の混乱・崩壊の後に、自分がどのような対応をするか、どのように成長をつづけながら生活するのかということ。

大きく3つの生き方がある。

1)家計(経済)を優先させた生き方

2)自分の夢やロマンを追求する生き方

3)自分より他の人々のため、世に役立つ生き方

ここで、ひとつ質問を。

   『本当にしたい仕事は、何ですか?』

この質問に答える前に、ひとつ条件設定をしましょう。
それは、経済的な理由で自分を納得させないこと。

すなわち、食事をするため、安定収入を得るため、
親を安心させるため、家族を養うため、人から豊かに見られたいため、
等など、これらの理由を消し去ってもいいということ。

必要なことは、何のために生きているのか、
という自分の存在理由を自覚すること。

この自覚のプロセスを通じて、自らに由来するものと、
他者に由来するものが分かるようになっていく。

   他者が欲するようにではなく、
   自分のたましいが欲するように生きる。

再び。

   『本当にしたい仕事は、何ですか?』

   どのような生き方であれ、大切なのは、
   自分に対し、人々に対し、社会に対し、
   正直に、誠実に、優しく、生きること。

感謝

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