流れのままに

流れのままに おのが道をゆけ ひたすらに ひたむきに

二〇〇八年長月

24894fb0.JPGおはようございます♪
今、朝陽がSunSunと輝いています。

先日、知人から『蟹工船』がブームだと聞いた。
文庫版は今年上半期で40万部近く売れ、
「週間コミックバンチ」では先月から掲載が始まったという。

作家の小林多喜二さんが、1929年に蟹工船「博愛丸」で起きた争議を題材に執筆したプロレタリア文学の代表作。

1981年に、この「博愛丸」の船長の娘さんと知り合い、
小説に書かれていることは事実ではないと教わった。

船長は病床にあっても事実無根を叫び、昇天なさった。

彼女はわたしの母の世代で、日本初の心臓移植で知られた
和田医師のスタッフでもあった。

今のように、ブログなど発信する術(すべ)があれば、
彼女は船長に代わって事実を伝えることも出来たに違いない。

「低氣圧の墓場」と呼ばれたベーリーング海で
操業を続けたこの船は元々「病院船」であった。

2,600トン、全長95メートル、幅12メートルあり、
日本赤十字社(日赤)が、日清戦争救護の経験から、
自社の患者輸送船が必要であると判断し、
1897(明治30)年12月に英国のロブニッツ造船所(Leibnitz & Company)
に注文したもの。

1867年、パリ万国博覧会を訪れた佐賀藩一行のなかで、
出展されている赤十字の軍人救護品に強い感銘を受けた
後の元老院議官・佐野常民氏が日赤を創設なさっているが、
彼が「博愛丸」の名づけ親である。

建造費は54万円で、1899(明治32)年5月に完成。
1900(明治33)年6月に勃発した北清事変では、
患者輸送と救護に活躍。

その後、有事提供を条件に日本郵船に譲渡され上海航路に就航。
平時は、契約した日本郵船の上海航路で使用され、
戦時または日赤が必要とした時は、
乗り組み員を含めて病院船として使用された。

病室は上等が11室(41床)、中等が3室(12床)、
下等が1室(232床)、伝染病室が3室(7床)のほか、
医務室、手術室、診察室、消毒室などを備えていた。

他にも、医長室、医員室、理事及び書記室、海軍将校室、
看護長及び看護人室等を備えた、最新の病院船であった。

日露戦争、第1次世界大戦を経て、1926(大正15)年に
林兼商店に売却され、北洋漁業の蟹工船に改造され使用された。

1945(昭和20)年6月18日、便乗者280名、軍需品139トンを搭載し
占守島片岡湾出港後大湊へ航行中の22時30分、
千島列島北端の阿頼度島南西12kmのオホーツク海(50゚43'N/155゚20'E)で
右舷機関室中央部に合衆国潜水艦(SS−308)アポゴンの発射した魚雷を受け、船尾より沈下。

22時37分、39名の命とともに全没。

博愛の船として英国で生まれた「博愛丸」は、
こうして47年間の数奇な運命の終焉を迎えた。

しかしながら、蟹工船として再び脚光を浴び、
この時代に命を与えられたかのようである。

   "History is myth".

九月最後の週です。
元氣を湧かして参りましょう。

感謝

※日赤は佐野常民氏らが1877年の西南戦争時に設立した「博愛社」を前身とし、1952(昭和27)年に制定された日本赤十字社法によって設立された認可法人。

※写真は先週の北海道神宮頓宮(二条市場近く)

44817ae1.JPGおはようございます♪
今朝も太陽がSunSunです。

いい感じです。

コーヒー豆を購入し、挽き立てのコーヒーを家庭で楽しんでいらっしゃる方は多い。

玄米を購入し、搗(つ)き立てのご飯を美味しくいただく方々も増えている。

家庭用精米機が1〜4万円で手に入るようになり、環境が整ったのも一因。
生活習慣病や食育の観点から米食が見直されたことが大きな要因かもしれない。

挽き立てのコーヒーを楽しむように、
搗き立てのご飯に感動するのも最高♪

玄米は15度以下ぐらいで低温保存することで美味しさを維持できる。晩秋から晩春までは寒さが、自然の低温保存をしてくれる。それ以降は、心がけて低温保存をお米にしてあげると、美味しいご飯がいただける。

たまには氣分を換えて、7分搗きや5分搗きもトライしてみる。
お米の多様性を味わってみよう。

もちろん、精米後に残った糠(ぬか)も活用する。

糠風呂も良い。使い終わったら肥料にして再々活用。
糠漬けも良い。
パンやケーキをつくる方は、粉に糠を入れても良い。

お米を家庭でキッチリといただきましょう♪

搗き立てのご飯は、ウマイ!

よき週末を。

感謝

60d688cd.JPGおはようございます。

静かな朝です。

USBメモリに60個ほどあったファイルが誤って削除されてしまった。半分の30個は、バックアップしていた。他のファイルは一から作り直すことにした。

チト、冷や汗が…

講演で使う、教育用のファイルであった。

今、マルコの福音書第10章の一節を想い出している。

『あなたには、欠けたことが一つあります。帰って、あなたの持ち物をみな売り払い、貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。そのうえで、わたしについて来なさい』(21)

イエスはその人の正直さと自信が、自分の持ち物(財産)に支えられてこそのものであることを明らかにした。そしてそれが、永遠のいのちを得る(御国に入る)ための妨げとなっていることを教えようとした。

良い行いや何かの努力で御国に入ることができると考えるなら、それは傲慢。この自分の傲慢さに氣づき、へりくだることが必要だと氣付かせてくれる。

『・・・富んでいるものが神の国に入るよりは、
 らくだが針の穴を通るほうが、もっとやさしい』(25)

失って後に、氣付くことがある。

よき木曜日を。

感謝

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