流れのままに

流れのままに おのが道をゆけ ひたすらに ひたむきに

二〇〇八年霜月

5a688060.JPGおはようございます♪

快晴の札幌です。
サッパリ、スッきりの朝です。

1973年10月、第4時中東戦争を背景に、石油ショックが勃発、日本経済に大恐慌が襲来した。

この年の7月、
松下幸之助氏は会長から
相談役に退いた。

対談はこの時期のもので、
次のように語った。

…僕が思うのは、いままでの状態で日本が膨張していったら、パンクしましたな。こんど石油問題がおこって、為政者としては、日本を立て直す絶好の機会だと思いますよ。いわば石油危機は、注射みたいなもので、注射針で肉破るんでちょっと痛い。しかし、薬がグーッと入っていけば、だんだん健康体になる。その間、病院にも入るわけだが、私は長くて三年、短くて一年は病気療養期間だと思う。

…今度の石油問題は、大きな会社ほど困る。人をたくさん抱えているから。だから我々の会社も困るわけだ。しかし、こういうときこそ国全体の命が、手術によって健康体になるんだという、希望をもって臨むことだ。いままで一升飯をたべたが、それを八合に減らしてもめったに死なないばかりか、かえって水ぶくれがとれ、健康体になるはずだ。

…戦後三十年近く、我々は一生懸命働いてきたんだから、国民も一年ぐらい休みなさい。税金も納めんでもいいと、そのぐらい政府も言うたらよろしい。こういうとき、一国の総指揮官があわてたら兵は乱れますわな。だから、一国の親方はドシンとかまえて、いまは雨が降っているから、濡れますよ、しかし、少々濡れても、晴天になったら、乾きますから、心配しなさんな、といった調子で国民を説得しなくちゃいかんな…

松下幸之助氏は、こんな言葉も残している。

◎真剣になるかならないか、その度合いが人生を決める。
  大切な一生、尊い人生、日々真剣勝負で臨もう。

◎仕事は自分のものではない。
  世の中にやらせてもらっている仕事である。
   そこに仕事の意義がある。

朝陽を浴びながら@旭ヶ丘

良き土曜日を。

感謝

326a0d30.jpg日本のテレビ界は空前のクイズ番組ブームらしい。

ここで、問題をひとつ。

『1962年の「忠臣蔵」を最後に引退した人物で、1963年の小津安二郎監督の葬儀に姿を見せてからは、公の場に姿を現さず、神奈川県鎌倉市で親戚と隠棲生活をおくっている日本を代表する名女優はどなたでしょうか?』

・・・・・・

そう、『原節子』さんです。

1949年から61年まで、小津安二郎監督と組んだ6作品(※)はヨーロッパでも有名になり国際的作品となっている。

彼女は黒澤明監督とも組んでおり、2作品を残している。

ひとつは、1951年の『白痴』。
黒澤氏は、ドストエフスキーの愛読者で、『白痴』を原語のロシア語で暗誦するほどであった。だから、原作に忠実に映画化した。

ぺテルスブルクに似ていた札幌を舞台にしたこの作品は、当初、4時間近くの大作であった。松竹の役員会では、興行的には長すぎるということで監督に時間短縮を命じた。

このやり取りが3度つづいた。
それでも、興行的には長すぎたので、役員会は「もっと、短くしろ」と再び命じた。

これに対して、黒澤監督が放った言葉は、

『そんなに切りたきゃ、フィルムを立てに切れ!』

であった。この言により、
作品には166分(2時間46分)の命(時間)が与えられた。

ナスターシャは、日本名「那須妙子」となり、
原節子さんが演じている。

秀作です。一度、ご覧下さい。
昭和20年当時の札幌が楽しめます。

もうひとつは、1946年の『わが青春に悔なし』。

これは制作年を見ると、合衆国の日本占領軍GHQが推奨した「民主主義映画」のひとつだと分かる。

この110分の作品の中で、原節子さんは、
満たされた生き方に疑問を感じ、時代が戦争へと流れていく中、
自分の意志に忠実に生き、波乱の人生を選択したひとりの女性を演じている。

この演技の凄まじさ。
わたしは圧倒されてしまった。

後年、黒澤監督は「自分の理想の女性を画いた」と語ったと言う。

今朝、目覚めて、フト、彼女のことを想い出したのでお伝した次第です。

ちなみに、原節子さんとわたしには共有するものがひとつある。

誕生日が同じ。(笑)

よき木曜日を。

感謝


『晩春』(1949年)
『麦秋』(1951年)
『東京物語』(1953年)
『東京暮色』(1957年)
『秋日和』(1960年)
『小早川家の秋』(1961年)

※写真は「東京物語」のスチール。

a7b0b287.jpg今日、11月26日は、「いい風呂の日」。

浴用剤(入浴剤)メーカーによる業界団体「日本浴用剤工業会」が定めた日。
1(い)1(い)2(ふ)6(ろ)から取った語呂合わせ。

入浴剤の需要期に向けて、「いい風呂の日」キャンペーンを実施している。

36〜38℃のぬるめの湯にゆっくり入り、安眠なさってください♪

閑話休題(ソレハサテオキ)。

贈って頂いた本を紐解き、微笑んでしまった。

・・・・・・
ビジネスの文脈では、「マーケティング」というと、事業を成長させるポジティブで美しい営みのように伝えられがちだが、これを顧客の側から見ると、実際の価値以上の価格で商品を買うように誘導されているということだ。供給者側が、儲けを目的とするビジネスである以上、顧客の側で大切なお金を守るには、「マーケティング」に対する免疫なり、解毒作用なりを身に着ける必要があるし、そのための啓蒙が必要であることを強調しておきたい。(山崎元著、『新しい株式投資論』PHP出版、166頁より引用)
・・・・・・

良き一日を。

感謝

※写真は港区のIさんからの贈物「夜の東京タワー」。

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