流れのままに

流れのままに おのが道をゆけ ひたすらに ひたむきに

二〇一一年水無月

地方都市では有力会社が倒産すると、その打撃はかなり大きい。パートを含めた従業員数は300名以上。廻鮮にぎりや「海宝」、郷土料理店「熊野路」などの店舗名で、東京や大阪、和歌山などに飲食店を約20店舗展開するなど飲食事業も拡大している最中の倒産なので、連鎖倒産が出るかも知れない。与信管理を意識して企業経営を進めたい。

2011/06/29(水) 地元大手の水産食料品製造
有限会社ユタカ商会 自己破産申請へ 負債60億円

TDB企業コード:470182133
「三重」(有)ユタカ商会(資本300万円、南牟婁郡紀宝町井内290-15、登記面=和歌山県新宮市大橋通3-1-1、代表栗原勇高氏、従業員60名) は、6月28日付で須藤隆二弁護士(大阪市北区西天満4-11-22、電話06-6312-1610)に事後処理を一任、自己破産申請の準備に入った。
 当社は、1996年(平成8年)9月創業、2005年(平成17年)8月に法人改組された。シラスやちりめん、シラスはんぺん、サンマ丸干しな どの水産食料品の製造業者で、三重県内でトップクラスの業容を誇り、2008年7月期には年売上高約27億9000万円を計上していた。その後、廻鮮にぎりや「海宝」、郷土料理店「熊野路」などの店舗名で、東京や大阪、和歌山などに飲食店を約20店舗展開するなど飲食事業にも進出し、2010年7月期の年 売上高は約52億4200万円まで伸ばしていた。
 しかし、積極的な店舗展開などに伴う借入負担が増大し、資金繰りは悪化していた。2010年秋には、主力得意先の商社が水産事業から撤退したことにより、同社から水産物の取引に際して実質的な金融支援を受けていたため、資金繰りが一段とひっ迫。飲食店部門の強化を図ることなどで業容の維持を図ったが奏功せず、2011年5月には当社が有する売掛債権に対して大口債権者が仮差押え手続きを行ったことで信用不安が拡大。先行きの見通しが立たず、今回 の事態となった。
 負債は債権者約200名に対して約60億円だが、今後変動する可能性がある。http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3482.html

閑話休題(ソレハサテオキ)

もしかして、今朝の地震は牛伏寺断層だろうか。

長野県で震度5強 津波の心配なし
(2011.6.30 08:25)
 30日午前8時16分ごろ、長野県で震度5強の地震があった。
 気象庁によると、震源地は長野県中部で、震源の深さはごく浅い。地震の規模はマグニチュード(M)5・5と推定される。津波の心配はない。
 各地の震度は次の通り。
  震度5強=松本市役所(長野)▽震度5弱=松本(長野)▽震度4=松本美須々、山形(長野)▽震度3=諏訪(長野)など▽震度2=北杜長坂(山梨)大町、 上田(長野)新城作手高里(愛知)など▽震度1=富岡(群馬)秩父(埼玉)茅ケ崎(神奈川)糸魚川(新潟)輪島(石川)身延(山梨)長野、小谷、軽井沢、 飯田、泰阜(長野)中津川(岐阜)富士宮、御殿場、袋井(静岡)豊橋、名古屋、豊田、常滑(愛知)彦根、近江八幡(滋賀)など
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110630/dst11063008250008-n1.htm

今月上旬に、地震発生の確率が高まったとの見解が公表されていた。
牛伏寺断層イメージ

牛伏寺断層、大震災影響で力の向きが変化 地震調査委、見方示す 06月11日(土)
 政府の地震調査委員会が9日、牛伏寺断層(松本市−塩尻市、長さ17キロ)の地震発生確率が高まった可能性があるとしたことについて、事務局の文部科学省 地震・防災研究課は10日、取材に対し、3月11日の巨大地震による地殻変動の影響で断層にかかる力の向きが、断層がずれる南北の方向へ傾いたとの見方を 示した。
 牛伏寺断層は、北西−南東方向に延び、断層面が水平方向にずれる「横ずれ断層」。同課によると、通常は陸側のプレート(岩板)の下に潜り込む太平洋プ レートに押され、地殻変動の向きは西向きだが、巨大地震による陸側プレートの跳ね返りで、東向きに変化。これにより、東側から西側へ断層を押さえ付ける力 が弱まり、力の向きは断層がずれる北方向に傾いた。連動して、西側から押す力は南方向に傾いたとみられるとしている=イラスト。
 調査委が牛伏寺断層のほかに、地震発生確率が高まった可能性があるとした双葉断層(宮城、福島県)、立川断層帯(東京都、埼玉県)も南北方向の横ずれ断層という。
 調査委は2001年、牛伏寺断層を含む糸魚川−静岡構造線断層帯で、マグニチュード(M)8程度の地震が30年以内に起きる確率を14%、50年以内は 20%、100年以内は40%と推定。同課によると、牛伏寺断層で地震が発生する間隔は平均約千年、最後の地震は約1200年前に起きている。
 同課の鈴木良典課長は「震災の影響に限らず、いつ地震が起きてもおかしくない状態」としている。http://www.shinmai.co.jp/news/20110611/KT110610FTI090030000.html

参考:塩尻市 牛伏寺断層と地震
http://www.city.shiojiri.nagano.jp/kbn/170091/170091.html

慎重に参りましょう。

よき木曜日を。

感謝

合衆国には寄付文化があり、貧困の撲滅、医療や教育の充実といった社会的な課題に対し、私的団体及び個人が慈善事業の形でお金を提供している。しかしながら、寄付金額が巨大だからと言って、未来に必要なお金の使い方をしているとは限らない。

今世紀に入ってから教育のためにお金を提供した団体として知られるものには、ビル&メリンダ・ゲイツ(マイクロソフト創業者)、ウォートンファミリー基金(ウォルマート創業者)、エリ&エディスブロード基金(不動産王エリ・ブロード)があり、この3団体で慈善事業上位50団体の寄付総額の25%を占めていた。

20世紀までは、フォード基金、カーネギー基金、ロックフェラー基金といったビックネームが名を馳せたが、これらの基金の寄付に対する精神と志向は今も尊敬に値する。彼らは申込者自らが計画した内容に価値があると認めると、お金のみ提供し、事業達成のための組織運営に関しては自助努力と起業家精神の発揚を願い、事業を通じて地域社会に貢献する人々が創られることを目的とする。古きよき合衆国の健全さを感じさせる。

他方、21世紀の富豪起業家たちによって生まれた慈善団体は、リターンを目的としている。寄付というよりも「投資」と呼ぶ方が適切だ。2008年1月のダボス会議の新しい資本主義へのアプローチというタイトルの基調講演の中で、ビル・ゲイツ氏は「創造的資本主義(Creative Capitalism)」というコンセプトを開陳した。彼は個人の利益を追求した結果、社会をよくすることができイノベーションが進み皆がシェアするパイを大きくしていけるから資本主義は支持されているとし、イノベーションを進めることができる市場原理の力を信じていても、市場の需要(demands)がないところでは貧しい人々のニーズに対応できないと考える。そして、市場原理だけでは貧しい人たちを助けるスピードは遅いので、利益追求と並行して社会から認められること(recognition)を推進力に、市場原理を利用し貧しい人たちを助ける新しい資本主義のアプローチがあってもよいとする。

創造的資本主義(Creative Capitalism)の下では、申込者によって作られた計画は意味を持たず、その慈善事業の目的と期間は投資する側(慈善団体)に決定権を持たせている。人間も組織運営もすべて団体側が効率よくパッケージで提供する。地域社会の人々の連帯(solidarity)よりは、お金を提供する個人の投資動機(incentives)に価値がシフトしている。例えば、チャータースクールへ投資すれば、10年を待たずに、投資額の2倍のリターンがあるのだ。合衆国の教育環境を見ると、チャータースクールの拡大と共に新興富豪起業家たちの慈善団体は、親と教師と学校、そして政府に対してかなり強い政治経済的影響力を持っている。市場原理によって合衆国の教育現場は混乱しはじめていると言われる所以である。

子ら、親と教師、そして地域社会に暮らす人々のために公の学校がり、そのコミュニティから未来を創造する人間たちが世に送り出される。どのような条件下に生まれても、子らが未来にとって等しく大切な存在であることに変わりはない。今風の儲け話に現を抜かし、子らと未来を裏切ってはならない。未来を展望した恩返しをしたい(※)。

さあ、大きな笑顔で輝いて参りましょう。

感謝

(※)参考:「流れのままに」2005年9月8日 品性の豊かさ
Andrew Ccarnegi
※アンドリュー・カーネギー(1835〜1919)

わが家の向かいの家屋がクレーンによって壊されはじめ4日が過ぎた。来週には地面が顔をだし、新しい家が建てられ始めるだろう。昨日の夕方、赤ん坊を抱いた若い男女がそこに足を踏み入れ、辺りを見回していた。たぶん秋頃に、このコミュニティは新しい方たちを迎える。

ナカバヤシ、水だけで発電できる電池発売へ
(2011.6.24 19:56)
 製本大手のナカバヤシは24日、水を入れるだけで発電する電池「水電池 NOPOPO」を 8月上旬に発売すると発表した。災害時や非常用の備蓄としての需要を見込んでいる。単3電池の形状で、希望小売価格は3本パック630円。発売1年間で 100万本の売り上げを目指す。
 付属のスポイトで水電池の本体上部の穴から水を入れると、中の二酸化マンガンやマグネシウム合金などと化 学反応して発電。ジュースなどの飲料や唾液でも発電できるが、ポケットラジオやリモコン、LED(発光ダイオード)ライトなど低消費電力機器に向いている という。LEDライトの場合、電池1本で約5時間使うことができる。
 電力が弱まっても、再度注水すれば数回利用可能。また、一般的な乾電池は使わなくても放電するが、水電池は水を入れなければ長期間保存でき、未開封なら約20年間もつという。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110624/biz11062419590040-n1.htm
参照:http://www.nakabayashi.co.jp/service/news/detail.html?news_id=368&mode=view
水電池

この世のすべてが新しく生まれ、変わる。

閑話休題(それはさておき)

こんなことを語った老紳士がいた。

『映画の上映が終わっても、館内に明かりがついて、客がみんな帰ってしまうんですね。その中で一人だけまだ客席に座っている老人がいて、警備員さんがもう終わりですよと肩を叩くんですが、その老人は死んでいるんですよ。その老人が私だったらどんなに幸せなことでしょう』

さあ、彼はどなたでしょう。勘の良い方はもうお分かりかも。

昇天なさる前に語った最後の言葉は、

『もっと映画を見なさい』

であった。

そう、 淀川長春さん。彼にとっては、昇天も自分の生き方の延長でしかなかったかもしれない。昇天は、特別なことでなく、日常のひとコマのようであることを願った。

昇天は新しく生きる場を変えるだけのことかもしれない。

昇天のイメージを持つことで、
今の自分の生き方を変えることもできそうだ。

よき日曜日を。

朝陽を浴びながら

感謝

このページのトップヘ