流れのままに

流れのままに おのが道をゆけ ひたすらに ひたむきに

二〇一一年長月

今朝も太陽がSunSun
実に、ありがたい。

散歩しながら、デカルトの『方法序説』にあるこの一節を想い出していた。

・・・・・・
どこかの森に迷い込んだ旅人が、あちらへ向かったり、こちらへ向かったりして迷い歩くべきではなく、いわんやまた一つの場所に留まっているべきでもなく、常に同じ方向に、できる限り真っ直ぐに進むべきであって、その方向を 彼らに選ばせたものが初めは単なる偶然にすぎなかったかもしれぬにしても、少々の理由ではその方向を変えるべきではないのである。
というのは、こうすることによって、旅人たちは彼らの望むちょうどその場所には行きつけなくとも、すくなくとも最後にはどこかにたどり着き、それは恐らく森の真ん中よりは良い場所であろうからである。上の格率において私はこういう旅人に倣おうとしたのである。
・・・・・・

道に迷って右往左往すると、戸惑い・不安・恐怖に包まれて身動きができず立ち止まってしまう。しかし、目的地を目指しまっすぐに進み始めると少しずつ平常心を取り戻すことができる。

閑話休題(ソレハサテオキ)

合衆国の不動産王ことドナルド・トランプ氏は、自社所有の40ウォールストリートの70階建てビルの一室の賃貸契約時、賃貸料等をゴールドで受け取った。

以下のFOXニュースによると、この不動産契約では、一時支払い金として17万6,000ドルを入金することになっているが、店子である貴金属ディーラーのマイケル・ヘインズ氏は32オンスの純度99.9%の金塊で支払うことを申し出たという。トランプ氏は「巨大な物件の所有者がドルの代わりにゴールドで代金をもらい始めるのは悲しいことだ。合衆国経済が悪いことに加え、オバマはドルをまったく守るつもりがないからだ」と合衆国米ドルの価値逓減を嘆いた。

Trump Accepts Gold Instead of Dollars From Tenant
(By Elizabeth MacDonald  Published September 15, 2011 FOX Business)
"The rent’s too damn high," to quote Jimmy McMillan, former New York State gubernatorial candidate.
And for Donald Trump, that’s true when it comes to rent in cold hard dollars, given his sharp criticisms of the Federal Reserve’s open fire hydrant of dollar printing and the Obama Administration’s fiscal policies.
Which is why, for the first time ever, Trump will accept today gold bullion instead of dollars for a lease deposit from his newest tenant in one of his marquee properties, 40 Wall Street, a 70-story skyscraper in Manhattan's Financial District that at one time was the tallest building in the city until the Chrysler Building surpassed it. Trump will accept the gold at an event in the lobby of the Trump Tower at 725 Fifth Avenue.
Usually, Trump gets a certified check for a security deposit when leasing space in one of his office towers. But we’ll have a 'First on Fox' exclusive interview with Trump today as he accepts gold bullion worth about $200,000 from Michael Haynes, chief executive of precious metals dealer APMEX. The gold payment was APMEX’s idea -- Trump’s press office says Trump has been bullish on gold due to his concerns about the value of the U.S. dollar.
The gold is the security deposit for a 10-year commercial lease of the entire 50th floor at 40 Wall Street. The building is also known as The Trump Building. Trump bought and restored the building in 1995.
The gold bars are 0.9999 pure and weigh 32.15 troy ounces each.
APMEX’s lease maths out at about $50 a square foot, says Haynes.
“Trump is a smart guy, and he'll realize that taking gold is a better idea than taking cash," Haynes says.
Trump said in a statement: "It's a sad day when a large property owner starts accepting gold instead of the dollar. The economy is bad, and Obama's not protecting the dollar at all....If I do this, other people are going to start doing it, and maybe we'll see some changes."

http://www.foxbusiness.com/markets/2011/09/15/trump-accepts-gold-instead-dollars-from-tenant/

常に望みを手にすることが出来るとは限らない。だからといって、森の中で絶望に拘束される必要はない。今いる場所から這い出る。そして、別の場所へ向かう。灯りが見えるところまで歩み続けることが大切。

朝陽を浴びながら

感謝
110929_072559
※今朝の花と空@散歩道※

1933年生まれの現役医師・岡崎公彦氏は、死ぬ前に真実を明らかにしようと、「がんの特効薬は発見済みだ!」という本を書いた。著者が教えてくれる治療法に効能があるのなら本の価格1,000円の価値は極めて大きい。ローリスク・ハイリターンの投資と捉えることができる。
がんの特効薬は発見済みだ!」

大きな文字で書かれた50頁の中身には、無駄がなく、筆者が伝えていることは以下の2点のみ。

1)ビオタミンまたはビオトーワと呼ばれる薬をガンの治療薬として飲む
2)生アーモンドをガン予防・治療のために食べる


1)を手にするには、医師の処方箋が必要だが、ビオタミンやビオトーワは商品名であり、その成分のベンフォチアミンは海外からの輸入サプリメントとして通信販売で購入できる。例えば、アマゾンで購入できるLife Extension ベンフォチアミン チアミン(ビタミンB1)配合100mg含有(写真)は、120粒入で1,478円と廉価である。飲む方法と量は本書を参考になさってください。
ベンフォチアミン

2)に関しては「毎日、三十個から五十個の生アーモンドを食べれば、初期のがんは治ります」とストレートに記されている。生のアーモンドを毎日食べ続けることは、ガン予防につながるという。例えば、パイオニア企画の生アーモンド430g(写真)は802円である。
生アーモンド

本書に書かれている内容に関しては賛否両論あるようだが、患者にとっては、治るということが最優先事項である。真偽については、自分の頭で考えると良い。

閑話休題(ソレハサテオキ)

証拠重視の時代の流れに逆行する日本の司法は、「被告人が有罪であると主張する検察官がその被疑事実について立証しなくとも、被告人は有罪判決を受ける」という社会的事実を構築する役割を担い始めた。

昨日、26日の判決で、東京地方裁判所の登石郁朗裁判長は、驚くべきことに、「東北地方では公共工事の受注業者を談合によって決めていて、岩手県や秋田県では小沢氏の事務所の意向が決定的な影響力を持ち、秘書の声はゼネコン各社にいわゆる『天の声』と受け止められていた」と決めつけた。そして、目撃者も裏付け証拠もなしに「『天の声』を出していた大久保元秘書は、ダム工事を受注した謝礼として、三重県の水谷建設に1億円の支払いを要求し、石川議員と大久保元秘書が5,000万円ずつ受け取った。2人は受け取りを否定するが、関係者の証言などからも明らかだ」と推認し、石川議員らが裏金を受け取っていたと断定してしまった。そのうえで、「事件の背景には小沢事務所と企業との公共工事を巡る長年の癒着があった。被告らは小沢氏からの4億円の借り入れが明らかになると、原資が追及され、癒着が発覚することを恐れて、収支報告書に数多くのうその記載を行った。政治資金に対する国民の不信感を増大させたのに、不合理な弁解を繰り返して、反省の姿勢を全く示していない」と裁いてみせ、石川議員に禁錮2年・執行猶予3年、大久保元公設秘書に禁錮3年・執行猶予5年、池田元秘書に禁錮1年・執行猶予3年を言い渡した。

これを国民目線の判決と言う頓馬な者がいるが、冤罪への警戒心が見当たらないだけでなく、証拠がなくても雰囲気さえあれば、特捜部の捜査シナリオ通り有罪確定にできる社会になってしまったことへの危機感を欠いている。日本国憲法第31条、刑事訴訟法336条、国際人権規約のB規約14条2項を知る必要がある。

日本国憲法第31条は、適法手続(due process of law)を保障する条文で、「何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない」と定め、国家権力の暴走にブレーキをかけている。

次に、刑事訴訟法336条は、「被告事件について犯罪の証明がないときは、判決で無罪の言渡をしなければならない」と定め、検察官が被告人の有罪を証明しない限り、被告人に無罪判決が下されるとしている。刑事裁判の被告人は自らの無実を証明する立証責任はないという原則である。

さらに、日本国が批准している国際人権規約のB規約14条2項は、「刑事上の罪に問われているすべての者は、法律に基づいて有罪とされるまでは、無罪と推定される権利を有する」と定め権利として保障している。被疑者・被告人は、有罪の犯人と区別し、無辜の市民として扱われる。これを無罪の推定(presumption of innocence)と呼ぶ。日本ではマスコミをはじめこれを推定無罪と呼んでいる。しかし、残念なことだが、逮捕・起訴されたものは有罪、すなわち「逮捕=有罪」「容疑者(被告)=犯罪者」であるとの先入観(誤認識)が日本には定着している。

裁判所が改革された暁には、『「政治資金に対する国民の不信感を増大させ、不合理な立証を繰り返し合理的な説明ができておらず、冤罪に対しての反省の姿勢を全く示していない検察の主張は認められないので、被告人の無罪を確定した』という判決が出せるようになるに違いない。

真偽については、自分の頭で考えると良い。


よき日々を

感謝
花
※花@散歩道※

参考:2009年5月18日 流れのままに 「人の命」
http://blog.livedoor.jp/way6/archives/2009-05.html#20090518

イェイツ(1865〜1939)のように、年輪を重ねるに従い生命(いのち)に力が増してくるのを覚える方は少なくないであろう。同年の友人・知人との会話ではしきりに体力と精力の衰えを嘆いてみせるが、それを伝える言葉にはツヤがあり、「若さ」という柵(しがらみ)から解き放たれているのは隠すことができない。自然、会話に元氣と勢いが備わっている。「恋愛」という柵からも自由になった人が持つ粘り強さでもある。

魂を喜ばせるために肉体が傷つくのではなく、
おのれに対する絶望から美が生まれるのではなく、
真夜中の灯油からかすみ目の智慧(ちえ)が生れるのでもない、
そんな場所で、労働は花ひらき踊るのだ。
おお、橡(とち)の木よ、大いなる根を張り花を咲かせるものよ、
おまえは葉か、花か、それとも幹か。
おお、音楽に揺れ動く肉体よ、おお、輝く眼ざしよ、
どうして踊り手と踊りを分つことができようか。

Labour is blossoming or dancing where
The body is not bruised to pleasure soul,
Nor beauty born out of its own despair,
Nor blear-eyed wisdom out of midnight oil.
O chestnut-tree, great rooted blossomer,
Are you the leaf, the blossom or the bole?
O body swayed to music, O brightening glance,
How can we know the dancer from the dance?
『対訳 イェイツ詩集』高松雄一編(岩波文庫・760円+税)の240〜241頁より引用
イェイツ

閑話休題(それはさておき)

一昨日の夕方、ワイフから三越まで迎えにきてくれるかと連絡があった。すぐには行けなかったので少し待てるかと尋ねると、「Yes」の返答を得た。思ったよりも早く着いたので車を停め、道行く人々を遠目に眺めていると寿司が食べたくなった。だから彼女を乗せるとマグロが旨い寿司屋に車を走らせた。だが、満席。そこで、マグロは止めにしてTさんの料理を食べにこうと提案すると、「そうですね。いいわね!」と明るく返ってきた。そうだろう、彼女は生のマグロを口にしない。苦手なのだから。

Tさんの料理屋はカウンター6席のみで実に瀟洒。私たちは最初の客であった。「すまないけど、こちらへお願いします」と右翼に案内され。この後お客さんが来ることを予感させた。ワイフは生ビール、私はウーロン。ドライバーであるから当然だ。突き出し(お通し)は、本マグロの和え物であった。Got it!旨い。私の空いた器は、彼女の満たされた器に置き換えられた。

そこへ男女のカップルが入店する。男の姿を見て、15年前、10年ぶりに日本に帰ってきた時のことを想い出した。JR札幌駅の改札を出たところで、小走りにぶつかってきた男は跳ね返り、ひとり見事にコロコロと転がるのであった。翌朝、ホテルの部屋でテレビのスイッチを入れると地元の情報番組に彼がコメンテーターとして出演していて、作家だと知った。今、彼の作品が『探偵はバーにいる』http://www.tantei-bar.com/というタイトルで映画化され上映されている。おめでとう!

「15年前、貴方にぶつかって来られた者です」という自己紹介は野暮なので止めにして、黙(だんま)りを決め込んだ。ワイフは彼が何者か最後まで知ることはなかった。4人の客は互いのパートナーと静かに会話しながら食事を楽しむのであった。Tさんも静かに料理をつくってくれた。いつもありがとう。

帰宅するとマダムUtakoから21日の彼女のモロカン・ランチがこちらhttp://www.orangepage.net/diary_guest/1109b/index00.htmlに掲載されたと知らせがあった。陽氣を感じる素敵な集いである。どの階層に暮らそうとも、ご婦人たちは実に逞(たくま)しく、頼もしい。

若い頃モロッコで過ごした日々を想い、今日は北アフリカにおけるモロッコの歴史を紐解くことにしたい。

時を経て叡智(えいち)が訪れる
木の葉は数多くても幹は一つ、
偽りの青春の日々がつづくあいだ、
私は陽光を浴びて葉と花を揺すらせた。
いまは真理の中へ凋(しぼ)んでゆくか。

The Coming of Wisdom with Times
Though leaves are many, the root is one;
Through all the lying days of my youth
I swayed my leaves and flowers in the sun;
Now I may wither into the truth.
(詩集92〜93頁より引用)

良き日々を

感謝
伏見稲荷神社
※伏見稲荷神社@散歩道※

このページのトップヘ