流れのままに

流れのままに おのが道をゆけ ひたすらに ひたむきに

二〇一二年長月

「馬が合う」を英語で何と言ったら良いのですかと尋ねる方がいたので、「good chemistry」でいいでしょうと返答した。そして、「The chemistry between you and I is just perfect.(あなたと私の相性はバッチリです)」という使い方もありですよと伝えた。

ところで、一度苦手意識を持ってしまうと、相手に悪意はなくても、彼/女の言動が無性に氣に障(さわ)ることがある。これすべて、「意識」のなせる業。

初対面で、「あぁ、私と氣が合いそうだな」「感じがいい人だなぁ」と感じることがあるが、この「感覚」が「意識」の「意」の部分。では後の「識」は何かというと、相手を分別することをいう。「この人はこれからの私の人生に役立つ人だ」「この人のそばにいたら私は損をしてばかりだ」と、好き勝手に分別してしまうこと。分別するから、氣に障り、苦手意識が生まれる。

役に立つ、立たない等の損得で分別()せずに、
「good chemistry」かどうかくらいの「感覚」()に留め置く。

人間関係に悩んだ時は、この作法で、悩みを軽減したい。


冷たい秋風に吹かれ、朝陽を浴びながら

大きな笑顔の良き週末を

感謝

洗心

数学の難問「ABC予想」、京大教授が解明か
(日経 2012/9/18 22:02)
 現代の数学に未解明のまま残された問題のうち、「最も重要」ともいわれる整数の理論「ABC予想」を証明する論文を、望月新一京都大教授(43)が18日までにインターネット上で公開した。整数論の代表的難問であり、解決に約350年かかった「フェルマーの最終定理」も、この予想を使えば一気に証明できてしまう。欧米のメディアも「驚異的な偉業になるだろう」と伝えている。
 望月教授は取材に対し「論文はあくまでも専門家向けで、一般社会向けではない。一部の専門家の間で、また静かな環境の下で対応することが望ましいと考えている」と電子メールで回答した。
 ABC予想は1985年に欧州の数学者らによって提唱。AとBの二つの整数とこれらを足してできる新たな整数Cを考え、それぞれの素因数について成り立つ関係を分析した理論で、整数の方程式の解析では「最も重要な未解決の問題」ともいわれる。
 英科学誌ネイチャーによると、望月教授はまだほとんどの数学者が理解できていないような新たな数学的手法を開発し、それを駆使して証明を展開している。そのため「論文の正しさを判定する査読に時間がかかるだろう」という。一方で望月教授は過去に優れた実績を残しており、「証明は間違いないのでは」とする数学者のコメントも引用した。
 望月教授が開発した手法は将来、この予想以外の整数論の問題を解く強力な道具になるとも期待されている。
 望月教授は米プリンストン大数学科を19歳で卒業、京大助手などを経て現職。2005年3月に日本学士院の学術奨励賞を受賞した。
〔共同〕http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1805T_Y2A910C1000000/

参照:宇宙際幾何学者http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/


チャレンジ・スピリッツ、見習いたいですね。
さあ、大きな笑顔で新しいことにチャレンジしましょう!

感謝

ニューヨーク・タイムズが社説(Editorial)で沖縄県民のオスプレイ配備反対を無視し続ける合衆国政府に、先ずオスプレイを別の場所に配備して、沖縄県民の声を受け入れるべきだと主張している。

Ospreys in Okinawa
(NY Times Editorial Published: September 14, 2012)
 Tens of thousands of people rallied on Sunday in Okinawa to protest plans to deploy the MV-22 Osprey, the trouble-plagued tilt-rotor aircraft, at the United States Marine Corps base in the city of Ginowan. The Marines want to bring in 24 Ospreys to replace a fleet of Vietnam-era helicopters, but Okinawans, turning out in one of the largest anti-American protests in years, are bristling.
 The Osprey has a terrible reputation as a prime example of a hugely expensive, dubiously useful weapons systems. Okinawans don’t care about the misspent money. They worry that the plane is prone to crashing. To many residents, who have borne the heavy burden of the American military presence in Japan, deploying the Osprey on the island is rubbing salt into an old wound.
 The first dozen Ospreys to reach Japan have been grounded while the Japanese government reviews the plane’s safety record. Marine officials insist that the Osprey’s notorious defects have been worked out and that it is safe and reliable. But, in April, an Osprey crashed in Morocco, killing two Marines. Another crashed in Florida in June. Though officials blame pilot error for the accidents, that has hardly eased local fears in densely crowded Okinawa, which has seen hundreds of crashes and emergency landings of military jets and helicopters since the 1950s, several of them fatal.
 The anger on Sunday was not just about two dozen planes. It reflects frustration over islanders’ long-stymied efforts to get the Marines entirely out of Okinawa. Japan and the United States struck a deal in 2006 to close Futenma, move several thousand Marines off the island and shift others to a new base on Okinawa’s less-populated northeast coast. But many Okinawans saw this agreement as inadequate, and it went nowhere. A deal reached in April to move 9,000 Marines has also been stalled.
 For too long, Okinawans have seen promises but no movement. The United States has an obligation to tread lightly in Okinawa and to listen to the concerns of the residents. It can start by putting the Ospreys someplace else.

A version of this editorial appeared in print on September 15, 2012, on page A22 of the New York edition with the headline: Ospreys in Okinawa.http://www.nytimes.com/2012/09/15/opinion/ospreys-in-okinawa.htmlより転載

NYタイムズ社説で「沖縄のオスプレイ」
(沖縄タイムス 2012年9月16日 09時40分)
 【平安名純代・米国特約記者】米紙ニューヨーク・タイムズは15日、「沖縄のオスプレイ」と題する社説を掲載した。何万人もの県民が抗議集会に集い、海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの米軍普天間飛行場への配備反対を訴えたにもかかわらず、県民の声に耳を傾けない米政府を厳しく批判。米軍基地の過重負担に苦しむ県民にとって、配備は「傷口に塩を塗り込むものだ」として、負担軽減は同機の県外配備から始まると主張した。
 米世論に影響力のある同紙の主張は、県民大会の効果といえそうだ。
 オスプレイの沖縄配備について同紙は、海兵隊が同機の安全性を強調しているものの、モロッコや米フロリダで墜落事故が相次いで発生していると記述。海兵隊は事故原因を「操縦士のミス」と主張するが「人口が密集し、1950年代から何百もの軍用機の事故などを経験してきた沖縄の不安を解消するには程遠い」と指摘。さらに、過重な基地負担に苦しむ県民にとって同機の配備は「傷口に塩を塗り込むものだ」と厳しく批判した。
 また、過去最大規模となった県民大会で示された怒りは、単にオスプレイ24機の配備に対するものではなく、危険性の伴う普天間の県内移設を約束した日米合意の停滞に起因していると指摘。「米政府には沖縄の負担を軽減し、県民の懸念に耳を傾ける義務がある」と呼び掛け「オスプレイを別の場所に配備することから始まる」と主張した。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-09-16_39030より転載


閑話休題(それはさておき)


金曜日の反原発デモは日本列島各地で声を上げているが、なかなか報道されない。中国での反日デモを報道する勢いで、こちらも疎かにすることなく報道してもらいたい。さて、毎日新聞に反日デモに関する興味深い記事が登場した。記者の足と頭で生み出された素晴らしい報道である。

クローズアップ2012:中国、反日デモ激化 対日強硬、保守派の影
(毎日新聞 2012年09月17日 東京朝刊)
 日本政府による沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化に対する中国の反日デモは16日も各地で展開された。指導部が世代交代する共産党大会を控え、安定を優先する当局がデモを一定の範囲で容認している背景には、日本に強硬姿勢を示してけん制する意図だけでなく、指導部内の微妙な力関係で柔軟な対応に踏み切れない事情があるとの見方も出ている。【北京・成沢健一、上海・隅俊之】
 ◇次期指導部巡り綱引き
 「毛主席、万歳」。北京の日本大使館前で16日に起きたデモでは、多くの集団が新中国建国の父、毛沢東の肖像画を掲げ、声をそろえて毛沢東をたたえる集団もあった。
 上海でも16日、大小の毛沢東の肖像画がデモ参加者によって掲げられた。上海市郊外から参加したという20代の男性は胸に毛沢東の肖像が描かれたシャツを着ていた。「国民の多くが平等だった毛沢東時代の方が良かった。今の政府のやり方はおかしいことばかりだ」と語った。だが、尖閣諸島の問題とは直接関係ないのではと問うと、口をつぐんだ。
 中国では貧富の格差や官僚の腐敗が深刻化するなか、保守派や若者の間に毛沢東を崇拝する動きが広がっているが、これまでの反日デモで毛沢東の肖像画を掲げるケースはなかった。今回の反日デモの広がりには保守派の支持拡大を反映したものとの見方もある。
 中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」の情報によると、広東省広州では16日、毛沢東の肖像画とともに「釣魚島は中国のもの。薄熙来(はくきらい)は人民のもの」という横断幕も登場した。失脚した薄熙来前重慶市党委書記は、毛沢東時代を想起させる紅歌(革命歌)を歌うキャンペーンを推し進めるなど保守派を代表する人物で、失脚後の今も支持する声が根強い。
 華東政法大学の童之偉教授(憲法学)は「デモで毛沢東の肖像画が出てくるのは、一部の極左勢力(保守強硬派)が中国政治の中で自らの力をよみがえらそうとしていることを示す」と指摘する。
(後略)
毛沢東@反日デモ
今回の反日デモでは若い参加者が毛沢東の写真を掲げる姿が目立った=北京の日本大使館前で2012年9月16日、米村耕一撮影http://mainichi.jp/opinion/news/20120917ddm003030101000c.htmlより転載

広い意味で、この世のケイオス(混乱と破壊)を回避するためには、金融資本主義というマネーの仕組みから、私たち全世界の人間が解放される必要がある。そのために、私たちが新しい経済の仕組みを生み出さなければ、何も始まりはしない。この世のコスモス(安寧秩序)を人間である私たちが仕組むにはどうしたら良いのかを個々人が自分の頭で考え始めるだけでも、この世は変わり始める氣がする。

さあ、一歩退く姿勢と大きな笑顔で参りましょう。

感謝

このページのトップヘ