流れのままに

流れのままに おのが道をゆけ ひたすらに ひたむきに

二〇一三年葉月

日本中にあるように思えるスギ・ヒノキ人工林は北海道と沖縄にはほとんどない。北海道のスギ・ヒノキ人工林は32,720ヘクタールで森林面積の1.0%。沖縄のそれは200ヘクタールで森林面積の0.2%。一方、東京や大阪などの大都市圏では各都府県の森林面積の35〜50%程度がスギ・ヒノキ人工林。(参考:林野庁 都道府県別スギ・ヒノキ林に関するデーター) 北海道や沖縄に移住したとたん花粉症の症状が消えたという方がいらっしゃる所以。

古来より日本では杉や檜を建築に適した木材として使用してきた。しかしながら、闇雲に木を切ればいづれ無くなってしまう。だから、江戸時代から留山制度(管理システム)や植林政策を導入し、天然杉を保護、森林資源の枯渇を防いでいた。ところが、先の大戦時、わが国の木材は軍需目的で大量に伐採されてしまう。戦争末期には、木製飛行機や木製輸送船まで造っている。木を鉄などの金属の代替にしたのだ。それは技術(テクノロジー)の活用ではあったが、経費削減の名の下に植林をせずに放置したのだから、科学(サイエンス)をベースにした智慧(インテリジェンス)の発露ではなかった。

秋田 土石流で不明の女性 捜索4日目に
(NHK 8月12日 6時43分)
 今月9日の記録的な大雨で秋田県仙北市で発生した土石流では、依然女性1人の行方が分からず、警察や自衛隊は12日も午前6時から捜索を行っています。
 今月9日、秋田県仙北市田沢湖田沢の供養佛地区で発生した土石流では、5人の行方が分からなくなり、その後、男女4人の死亡が確認され、55歳の女性は見つかっていません。
警察や自衛隊などでは、土石流発生から4日目となる12日も午前6時から捜索を再開し、女性の行方を捜しています。
 一方、仙北市は、土石流で住宅に大きな被害が出て、避難の長期化が懸念される住民と今後の生活をどうするか、11日から協議を始め、ホテルや公営住宅などに移るかどうかなどが話し合われました。
 このうち、自宅に土砂や流木が入り込んで住めなくなり、市内の住宅に引っ越すことを決めた千葉勇次さん(64)は、「高齢の両親もいるので、すこしでもゆっくりできる場所を選んだ。自宅にはすぐに戻ることはできないが、いつか必ず家族みんなで戻りたい」と話していました。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130812/t10013707451000.htmlより転載

このような報せを眼にする度に、問題の本質を見極めた報道が必要だと痛感する。この伝え方だと、私たち民衆の多くは「土石流の原因は大雨」なのだと信じ込んでしまう。しかし、原因の多くは保水しない針葉樹であるスギ・ヒノキ人工林にある。日本を含むアジア諸国では合衆国発の森をつくるエコロジー運動の影響を受け、スギ植林が政策的・合法的に推し進められてきた。それはテクノロジーを活用した森づくりのインテリジェンスではあるが、物事の本質を見極めるサイエンスの活用ではなかった。加えて、アジア諸国への土壌破壊工作と見えてくる。私たち民衆は今後も、保水性の高いブナなどの広葉樹の森をつくることで、日本を守り再生し続けたい。(参考:緑のダムと森林のお勉強


さて、8月8日(水曜日)に地震速報の誤報があったと聞き、映像を見た。チト、驚く。ニュースキャスターが読み上げている原稿は「うそ」「作り話」の類(たぐい)である。事実無根なのに誰がなぜ原稿をどのように書き上げたのだろうか。それも複数の局で。不思議、不思議。

緊急地震速報 フジテレビ2013.8.8 16:56

緊急地震速報 NHK 2013年8月8日午後5時



閑話休題(それはさておき)


昨年7月23日にお伝えした22DDHの命名・推進式は8月6日の広島の日であった。
海自最大の護衛艦「いずも」進水
(NHK 8月6日 17時32分)
 全長およそ250メートルと、海上自衛隊で最大となる護衛艦の進水式が、横浜市で行われました。
多くのヘリコプターを運用できる空母のような形が特徴で、来年度末に部隊に配備される予定です。
 6日に進水したのは、海上自衛隊のヘリコプター搭載型の護衛艦「いずも」で、およそ1200億円をかけて建造が進められています。
 6日、建造に当たっている横浜市の造船会社で、防衛省や海上自衛隊の関係者らが出席して進水式が行われました。
 「いずも」は全長およそ250メートル、基準排水量およそ19500トンと、海上自衛隊で最も大きく、最大で14機のヘリコプターを搭載できます。
 艦橋を甲板の片側に寄せた空母のような形が特徴で、同時に5機のヘリコプターが発着でき、海上自衛隊では周辺海域のさまざまな事態に対応する能力が向上できるとしています。
 防衛省はこの護衛艦について、「戦闘機の発着は想定していない」として、専守防衛の立場から政府見解で保有が許されないとされている「攻撃型空母」には当たらないと説明しています。
 防衛省では同じ型の護衛艦をもう1隻建造する予定で、「いずも」は今後、装備などを取り付けたあと、来年度末に部隊に配備される予定です。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130806/k10013584971000.htmlより転載




さあ、今日も元氣を湧かし大きな笑顔で参りましょう。

感謝

「日本の花火の消費は、なぜ夏に集中するのですか」と聴かれたことがあった。「なぜ、そんなことを尋ねますか」と問うと、「海外での消費は冬をピークに1年じゅう消費されていますが、日本のそれは夏をピークに他の季節の消費はないからです」と返答があった。「夏の川開きに使われた名残かな・・・」とつぶやいたのだが、質問の答えには遠かった。さて、昨夜の「東京湾花火2013」の花火をお楽しみください。撮影はIT氏。
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閑話休題(それはさておき)


木工作家・木育マイスターの村木昭彦(フィコ)さんの個展『木になるひととき』にワイフとともに足を運んだ。先週日曜日(4日)の朝10時、久々に笑顔のフィコさんにお目にかかかることができた。会場の空氣は、とても氣持ちが良かった。

彼のライフワークは「木育(もくいく)」なのだろうなぁ、と感じた。それは子らと私たち大人が木にふれあい、材料としての木材のよさや、その利用の意義を学ぶ教育活動。子らが木育を通して、『木の大切さを理解してくれればいいなぁ〜と思っていて、スクールを開いた時の最終的な目標は自分のイスをつくることなんです』と教えていただいた。そのとき彼は、子が自ら作った小さな木製イスを手に取り、私たちに渡してくれた。

フィコさんのお話を伺っていると、わたしたちの暮らしと森がどのようにつながっているかを自然と感じてしまうから不思議だ。彼と出会って13年になるが、温かくゆっくりとひと言ひと言を大切に語る口調、まあるい笑顔は一貫している。尊敬する素的なジェントルマンである。
参照→http://ameblo.jp/fizo-mozo/

『木になるひととき』の会場にて
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10機のオスプレイは普天間飛行場へ追加配備されなかった。その原因をこの度の軍用ヘリコプター墜落事故に見出すのは合衆国スタイルに過ぎない。8月という月周りであること踏まえ、日本人の眼で見るならば別の原因を洞察できる。

先月28日、沖縄の浦添市前田で日本軍兵士とみられる遺骨が見つかった。30日、遺骨とともに発掘された銃剣がなくなっていることが分かった。先の大戦が沖縄にもたらした何ものかの役割に日本人の眼をもって思いを馳せるなら、この出来事は霊的エネルギー流出の先駆けに違いなく、今月には新しい場が形成されそうだ。

米、オスプレイ配備延期
(琉球新報 2013年8月6日)
【東京】HH60救難用ヘリコプターが墜落したことを受け、在沖海兵隊は5日夜、普天間飛行場に追加配備される垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ12機のうち、まだ米軍岩国基地(山口県岩国市)から沖縄に移動していない10機の配備を延期すると発表した。当初5日にも移動させる予定だった。移動再開の時期については「近い将来」とするだけで、詳細は明らかにしていない。在沖海兵隊は、移動を延期する理由を、日本政府からの要望を尊重したとした。http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-210621-storytopic-252.htmlより転載
浦添の遺骨 銃剣なくなる 「田畑」印鑑に名乗りも
(琉球新報 2013年7月31日)
 浦添市前田で28日に、沖縄戦当時に戦死した日本軍兵士とみられる遺骨が見つかった件で、遺骨とともに発掘された銃剣がなくなっていることが30日、分かった。29日、戦没者遺骨収集情報センターの職員らが現場で銃剣だけがなくなっているのを発見し、全ての遺骨を収集した。
 一方、遺骨の周辺から「田畑」と彫られた印鑑が見つかったとの本紙報道を知り、樺太出身の田畑一男さん(75)=東京都在住=が「父親かもしれない」と名乗り出た。
 なくなった銃剣には名前が刻まれている可能性もあり、手掛かりが一つなくなったことについて遺骨収集ボランティア団体「ガマフヤー」の具志堅隆松代表は「困惑している。今までこういうことはなかった。死者の持ち物を現場から持ち出すのはやめてほしい」と訴えた。「これからの遺骨収集の在り方が、このままでいいのか問われるかもしれない」とも話した。
 名乗り出た田畑さんは、琉球新報の取材に「沖縄で亡くなった陸軍所属の父かもしれない」と話した。父親の名前は耕三さん。DNA鑑定を厚生労働省に申し出る予定だ。父親の死亡日は1945年5月29日。
 一方、糸満市摩文仁の平和の礎には全国で53人の田畑姓が刻銘されており、耕三さんの名前も刻まれている。(阪口彩子) http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-210350-storytopic-145.htmlより転載
日本兵の全身骨発見 「田畑」印鑑、財布も
(琉球新報 2013年7月29日)
 浦添市立前田小学校付近の道路拡張工事現場からこのほど、沖縄戦当時の日本軍兵士とみられる遺骨が1体見つかった。28日、県の戦没者遺骨収集情報センターと、遺骨収集ボランティア団体「ガマフヤー」(具志堅隆松代表)が現場を調査し確認した。
 遺骨はうつぶせのまま、地下足袋を履いた状態で見つかり、銃剣を体の横近くに携えていた。上あごや鉄かぶとをかぶった頭蓋骨の一部、大腿(だいたい)骨も見つかった。
 遺骨周辺から「田畑」と彫られた印鑑、水筒や爪切り、1941年製造の小銭が入った財布、巾着袋に入ったままの陸軍用時計などを発掘した。具志堅代表によると、前田地区周辺は沖縄戦当時、第24師団(通称・山部隊)直属の歩兵第32連隊の第2、3大隊が配備されていた。山形県や北海道出身者が多く所属していた。
 今後、沖縄戦に参加した山形、北海道出身者の中から「田畑」に該当する人物を探し、遺族にDNA鑑定を呼び掛ける。他に遺骨がないか発掘を続ける予定だ。
 遺骨を前にボランティアのメンバーらは線香と泡盛をたむけ「古里へ、もう少しで帰れますからね」と声を掛け、手を合わせた。
 遺骨は24日に、工事業者が発見した。現場監督の當山佳伸さんは「家族の元に帰りたいと思っている遺骨がお盆前に出てきたのは意味があるのかもしれない」と話した。社会民主党の照屋寛徳衆院議員と狩俣信子県議も現場を訪れた。照屋氏は「DNA鑑定に早めに取り組むよう、厚生労働省に申し入れる」と話した。(阪口彩子)http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-210232-storytopic-145.htmlより転載


閑話休題(それはさておき)


 安倍内閣ナンバーツーである麻生副総理は、ワイマール憲法下における全権委任法を「ナチス憲法」と称して、その手口から学ぶべきところがあると発言した。この発言を問題とした野党ではあったが審議することなく、一昨日政府与党に数の力によって押し切られ、臨時国会を閉幕させた。結果、与野党ともに安逸に夏休みを手に入れてしまった。

 彼の発言は、櫻井よしこ女史が司会進行役の講演会で開陳されたもので、思想を同じくする仲間内の気安さについつい警戒心がその手綱を緩めてしまったのだろう。いままではこのような集会での中身は外部に漏れることはなかったが、講演を録音した何者かがSWC(サイモン・ウィーゼンタール・センター)へ通報したのであった。SWCは反ユダヤ的言動を収集する密偵を各国に配置しているが、日本も例外ではない。
 SWCが「ホロコースト産業」の尖兵であることは、合衆国の政治学者であるノーマン・ゲーリー・フィンケルスタイン(Norman Gary Finkelstein:1953年生まれ)が著書『ホロコースト産業』(※)中で合衆国のユダヤ人エリート(イスラエル・ロビー等)が自らの政治的・経済的利益にそぐわないものに対して反ユダヤ主義のレッテルを貼りつけることで、ホロコースト被害者としてのユダヤ人の立場を濫用していると公表して以来よく知られることとなった。また、このところイスラエルやユダヤ人団体がホロコースト生還者の定義を拡大させている点に関しては、そのことを理由に合衆国のユダヤ人団体が過大な賠償請求を行っているとした上で、受け取った賠償金をホロコースト生還者へ適切に分配せずに自らの事業に流用するなどして私物化していることも私たち世界の民衆に教えてくれた。実例として、彼はスイスの銀行への集団訴訟の経過を分析している。『ホロコースト産業』はドイツで話題となったが、日本ではそれほどまでにはならなかった。
(※)The Holocaust Industry: Reflection on the Exploitation of Jewish Suffering. (London:VERSO, 2000). 邦訳は立木勝訳『ホロコースト産業――同胞の苦しみを「売り物」にするユダヤ人エリートたち』(三交社, 2004年)
ホロコースト産業

 世界秩序(world order)を心得えない無知な日本人政治家を無防備に世界のさらし者にすることで、利益を手にする者は誰なのか。もしかすると、わたしたち日本の民衆なのかもしれない。先の大戦の国史における位置づけとその意味を私たち日本人の頭で導き出そうとしなかったツケをこれから、今まで以上に支払うことになりかねないとを告げるメッセージとも受け取れる。浦添市の銃剣不明に端を発する、日本の本土を戦場にしないでくれという霊的エネルギーのなせる業(わざ)にも見えてくる。

 明治以降の国史は立替え立直す必要に迫られている。多くの誤りがあったことを知って認め、原因を抽出する能力を育む効能を国史に持たせたい。懐疑し、自分の頭で問題を立替え立直ししてこそ、頭を使って考えたと言える。ともすれば答え探しに翻弄されがちだが、大切なことは問題とリンクしている諸相との関係から全体像を描き出し、その時空を貫徹する法則性に氣づくことである。さもなければ、私たち民衆は再び、「空氣の力(pneuma )=古びた権威と正義」に呑み込まれてしまい、ゴールを持たない戦(いくさ)に向け引っ張りだされることになる。

 前回、「私たちの身魂と地球はフラクタル(相似象)に成っている」と言った意味は、イスラエルとシリアが戦場を形成している出来事さえも、日本の中にある戦場であり、私たち一人一人の中にある戦場に他ならないということ。したがって、私たち自身が覚醒への道を歩み、先ずは、自分自身の中から戦場を消去することを覚えたい。国史の立替え立直しはその必要条件である。歴史センス=政治センスなのであり、センスある民衆と政治家とは歴史の法則性(フラクタル)に氣づいた人々である。

 今年の夏は、多くの方々が灼熱の日本列島に新しい出来事を経験し、多くのことに氣づくことになりそうだ。

 大いに笑い明るく参りましょう。

 感謝

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