冬至には母が必ず作って持ってきてくれる「カボチャとゆで小豆のいとこ煮」を食す。これを食べると中氣(中風)にならずに長生きできると教わってきた。冬至の「と」に因んで「とうなす(カボチャ)」と「とう(豆)」の組み合わせになったのであろうか。日本のユニークな風習である。

さて、昨日は特別な冬至日で「朔旦冬至(さくたんとうじ)」。
その翌日の今日、天皇陛下が81歳のお誕生日をお迎えになった。
御めでとうございます。

天皇陛下は19日に宮殿・石橋の間で記者会見をなさった。宮内記者会代表から「 この1年を振り返り,社会情勢やご公務,ご家族との交流などで印象に残った出来事をお聞かせください。来年に向けてのお考えもあわせてお答えください。また,来年は戦後70年という節目の年を迎え,両陛下のパラオご訪問が検討されています。改めて先の戦争や平和に対するお考えをお聞かせください」と質問があり、陛下は次のように話された。
 この1年を振り返り,印象深い出来事としては,最近スウェーデンで行われたノーベル物理学賞の授賞式で赤崎,天野,中村3博士が受賞されたことです。赤崎,天野両博士が青色発光ダイオードを作り,さらに同じ頃独自にもその研究を果たしていた中村博士によりその実用化が進められました。照明器具として消費電力が少なく,発光による熱し方も少ないことから,社会の様々な分野で利用されていくことと思います。成果を上げられた3博士の業績を誇りとし,深く敬意を表します。
 痛ましい災害もありました。8月には大雨が広島市を襲い,土砂災害によって74人が亡くなりました。先日被災地を訪問しましたが,暗闇の中で木がなぎ倒され,大きな石が土砂と共に落下してくる状況は想像するだに恐ろしく,人々の恐怖はいかばかりであったかと思います。
 また9月には,御嶽山の噴火により,死者,行方不明者が63人となりました。紅葉を楽しもうと登った人々であったことを思い,心が痛みます。
 長野県北部でも11月に震度6弱の地震が発生しましたが,幸いにも地域の人々の日頃の訓練と消防職員の協力によって死者を出すことはありませんでした。建物の被害は大きく,冬に向かっての生活の苦労が深く察せられますが,死者がなかったことはうれしいことでした。
 新聞に大きく取り上げられるような災害ではありませんが,常々心に掛かっていることとして多雪地帯での雪害による事故死があります。日本全体で昨冬の間に雪で亡くなった人の数が95人に達しています。この数値は広島市の大雨による災害や御嶽山の噴火による災害の死者数を上回っています。私自身高齢になって転びやすくなっていることを感じているものですから,高齢者の屋根の雪下ろしはいつも心配しています。高齢者の屋根の上での作業などに配慮が行き届き,高齢者が雪の多い地域でも安全に住めるような道が開けることを願ってやみません。
 家族のことについては秋篠宮家の佳子が国際基督教大学で勉強することになりました。先輩の眞子から大学のことを十分に聞いた上で決めたことですから,きっと良い大学生活を送ることになると期待しています。
 私には叔父に当たる三笠宮が元気に白寿を迎えられたことは私どもの大きな喜びでした。それと共に6月の桂宮薨去という悲しい出来事もあり,三笠宮,三笠宮妃のお寂しさを深くお察ししています。
 先の戦争では300万を超す多くの人が亡くなりました。その人々の死を無にすることがないよう,常により良い日本をつくる努力を続けることが,残された私どもに課された義務であり,後に来る時代への責任であると思います。そして,これからの日本のつつがない発展を求めていくときに,日本が世界の中で安定した平和で健全な国として,近隣諸国はもとより,できるだけ多くの世界の国々と共に支え合って歩んでいけるよう,切に願っています。http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h26e.html

平成26年天皇陛下お誕生日に際してのご近影
平成26年天皇陛下お誕生日に際してのご近影

閑話休題(それはさておき)


月と太陽の始まる日が重なるので「朔旦冬至(さくたんとうじ)」と呼ばれる。19年に7回の閏月を入れる調整作業を暦法官僚が行ってきたので、それは正確に19年周期で訪れる。この日を「太陽と月の復活の日が重なる19年に1度のめでたいイヴェント」にして、わが日本と中国では共に古来から宮中で盛大な祝宴を催(もよお)してきた。中国人はこの日を太陽と月が時を同じくして復活・再生する新しい19年がスタートする日と捉えるようだ。12月22日付で「ロシアの声」は興味深い記事を掲載した。
スミソニアン博物館、巨人族の存在の証拠公開へ
(22.12.2014, 14:50)
スミソニアン博物館は20世紀初頭、「人類進化理論を守るために」、米国各地で見つかった巨人族の骨格標本数万点を廃棄した疑いがある。そのことを示す書類が公開されることになった。
 米最高裁が長い審理のすえ、決定を下した。
 古典文献や経典に語られる巨人族の痕跡は人類の誕生と発展に関する伝統的理論を守るためだけに無残に破棄された。事実と理論が齟齬をきたしたとき、彼らは考え直すこともなく、また単に隠すのでもなく、隠滅したのだ。
 スミソニアン博物館は長らく全面否定していたが、のち、一部職員が、証拠隠滅の証拠が存在することを認めた。加えて裁判所に1.3mもの長さの大腿骨が提出された。かつて博物館から盗み出され、ゆえに破棄を免れたものだ。この骨は長らく盗み手(救い手)たる同館元上級職員の手元に保管されていた。その元職員こそがこの骨の何たるかについて、また博物館で秘密裡におこなわれていた作業について、物語ったのだ。この骨が法廷に提出された瞬間は、いわば裁判の華であった。
 裁判所の決定で、スミソニアン博物館は、指定された書類を2015年のうちに公開し、公表する義務を帯びた。しかし特別委員会が公表の時期を微調整することは許された。それもそのはず、未知の巨人族がかつて存在したことを認めると、現代の歴史学は根幹を破壊され、ほぼ絶滅されてしまうのだから。http://japanese.ruvr.ru/news/2014_12_22/281578926/より転載。元記事には写真が掲載されている→http://worldnewsdailyreport.com/smithsonian-admits-to-destruction-of-thousands-of-giant-human-skeletons-in-early-1900s/

ナショナル・ジオグラフィが"Skeleton of Giant" Is Internet Photo Hoax(「巨人の骨」はインターネットのいたずら写真)というタイトルの記事を掲載したのが2007年12月14日であった。→ http://news.nationalgeographic.com/news/2007/12/071214-giant-skeleton.html この世には尤もらしい嘘(うそ)というものが多数ある。しかしながら、これからは嘘偽りのない世の中に大急ぎで(radicalに)整えられていく感じがする。

先の大戦後70年という時間の経過により、私たち日本の民衆が学びえる問題というのがありそうだ。現在進行中のロシアのルーブル安を日本のポジションで「危機」と呼ぶのは、その背後にロマノ王朝を倒し、大日本帝国をも倒したものと同じグループが観えるから。ロシアの危機を日本の危機にしてはいけない。

再び陛下のお言葉を味わってみましょう。

先の戦争では300万を超す多くの人が亡くなりました。その人々の死を無にすることがないよう,常により良い日本をつくる努力を続けることが,残された私どもに課された義務であり,後に来る時代への責任であると思います。


大きな笑顔の佳き年の瀬を

感謝