流れのままに

流れのままに おのが道をゆけ ひたすらに ひたむきに

二〇一六年霜月

日本国内でのカジノ解禁に向けた法案(「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」)は、去年4月に自民党と当時の維新の党などが共同で国会に提出し、審議が行われないまま継続審議の扱いになっていた。審議もされていない法案が会期延長で審議入りする(審議の対象として 扱われる)とは・・・。

日本にIR(Integrated Resort:カジノを含む統合型リゾート)をつくって海外のカジノ資本を参入させ地域振興や税収の向上を図るというものだが、わが日本を徹底して貶(おとし)める、劣っ たものであると軽蔑する行為に見える。わが国はカジノしかできなくなったわけでもないのに、なぜ。カジノ導入により国運を乱して今日の状況を導いた韓国を反面教師とすべき時。日本民族の価値・能力などをはっきり知って、売国の政策を回避したい。
【カジノ合法化考】カジノで大失敗モデルが韓国にあった!
(2013.06.02(日))(前略)
誰もが話題にしない、おとなり韓国の「国民向けカジノ」大腐敗モデル

 日本が目指しているのはシンガポールやマカオのモデルで、統合型リゾートを含めて全体的に地域にお金が落ちるタイプで、シンガポールがカジノ設置後1年でラスベガス規模まで急成長した経緯を考えると、そのストーリーにのせる期待で外資や国内産業からも多額の投資を呼び込める状況なのは確かだ。とはいっても、日本が成功例ばかりを夢見ているのは問題だ。.
 アジアには大失敗した先例もある。韓国の国内向けカジノのあるレジャーランド「江原ランド(カンウォンランド)」がそれだ。韓国国内には16軒外国人観光客向けの民間カジノ(パラダイスカジノなど)と、韓国観光公社関連のカジノ(セブンラックカジノ)があるが、それらは自国の人間は入れない。それとは別に唯一韓国人も行けるカジノをソウルから約200kmの僻地に作っていた。江原道地域の廃鉱を再開発した家族型総合観光リゾートを目指したのが「江原ランドカジノ」。1998年当時、雇用創出・消費拡大と地域振興を地元に期待されたそれは2000年に開業したものの、結果としては税収以外では全ての期待を裏切るものとなる。.
 税収は炭鉱地域に活かされるのだが、なにしろ利用者が依存症により近隣で自殺、家庭崩壊する姿が多数報道された上、周辺の路上生活者の氾濫、治安悪化、ミスマネージメント、透明性の欠如、犯罪(横領・不正操作など)、政治腐敗(汚職)によって、韓国国内では、カジノに否定的な国民感情を育ててしまった。熱くなりやすい国民性で、全財産をつぎ込みやすいということもあるのだろう。いまでも2:1の割合で「否定派」のほうが多いという。 .
 現に江原ランドのカジノ自体は日本人も入ることは可能だが、ソウルの外国人向けカジノとくらべても鉄火場感が強く、雰囲気はよくない。周囲からして異様だ。街には、質屋ばかりが建ち並ぶ。.
 ただし、韓国でも外国人向けカジノ自体は、国内向けとは別に成立している。こちらはなにしろ東京都内の消火栓にさえ広告を出しているし、新宿でもトラックを出すほどのPRっぷりで、実際のカジノ内には「日本対策室」もあるくらいの景気の良さだ。(最近は日本人が減ったため中国人に力を入れているが…)。税収は観光広報の資金源となっているため、だから韓流はPR予算があんなに潤沢なのか…ということも透けて見える。(後略)

カジノ法案、自民「今国会成立を」 公明は意見集約へ
(朝日 2016年11月30日12時43分)
 自民、公明両党の幹事長と国会対策委員長が30日午前、東京都内で会談し、統合型リゾート(IR)の整備を促すカジノ解禁法案について、自民党の竹下亘国対委員長が衆院内閣委員会での審議を計2日間で終えて来月2日の委員会採決、6日に衆院通過の案を示し、「(12月14日が会期末の)今国会で成立させたい」と要望した。
 法案は30日午後に衆院内閣委員会で審議が始まる。公明党はカジノ推進派と慎重派が入り交じっているため、同日午前から法案についての党内論議を始め、意見集約を進める。
 竹下氏の提案に対し、公明党の井上義久幹事長は「しっかり審議をしていくことが大事だ」と強調し、慎重な審議を求めた。また、「党内での議論が今日始まる。党内の意見集約に努力し、内閣委の審議状況も見ていく」と語った。

昔、合衆国企業は多くの既得権益をキューバに持っていた。例えば、フィデル・カストロ(1926〜2006)が共産主義の影響を受けた学生らとともにゲリラ活動を行い親米政権を倒して勝利した1959年1月8日時点で、ユナイテッド・フルーツとその関連会社がキューバの農地の7割以上を所有していた。カストロは、同年4月にワシントンD.C.を訪問し合衆国政府に対して友好的な態度で彼の革命政権の承認を求めるも、実質的な合衆国政府の支配者である大企業やマフィアからの覇権によりアイゼンハワー大統領(1890〜1969)は公式会談を欠席し、その会談に代理出席したリチャード・ニクソン副大統領(1913〜1994)は短時間の面会に終わらせた。あからさまな冷遇を受けたのであった。まもなくキューバ国内のアメリカ 資本企業は国有化され、1962年には外交関係が途絶。昨年2015年7月、合衆国との外交関係が再開されるまで53年の時間を要した。
(参考:「キューバにおける日本式医療技術・サビス普及促進の ため医療・教育拠点の設立に向けた調査」平成28年3月)

1964年7月26日、サンチャゴ・デ・クーバでの革命記念日の式典には海外からの代表が300名程参加。そのキューバ新政府による革命の宣伝のために招待された一人に、文学者・堀田善衛がいた。彼の著『キューバ紀行』(集英社文庫・1995年)は今、紐解くに値する一冊だ。30万人の大観衆と共にフィデル・カストロ首相(38歳)の演説をチェ・ゲヴァラもいる中で聴いた彼は、カストロの演説の魅力はその論理性にあるという。
(前略)そうして、そのこと、論理性ということ、これは私自身にとっても、まことに意外なことであったのだ。それは、私自身が、主としてアメリカ系の通信等を通してそれまでに持っていた、というより持たされていたイメージというものと全く違うし、大方の人々の持っていた、あるいは持たされているイメージとも、まるで違うものであろうと思う。それは、私自身にとっても実は非常なおどろきであったということを、ここで白状しておきたいと思う。つまり、フィデル・カストロの論理性とは、その実質実体は、小なりといえども誇り高い独立国としてラテンアメリカの現実のなかに実在したいという熱望に支えられた、キューバのその内側から見ての論理性なのである。しかもキューバがその論理常識を通そうとすると、米国の政府や巨大会社が怒り出すという論理であり、この論理がラテンアメリカの全体に通じるようになると、アメリカによる植民地的支配が全体的に崩れるかもしれぬという、そういう論理性である。たとえば、米、ラード、綿花、電話、土地、石油、鉱業、商船隊、電気、自動車、バス、薬その他から、生命である砂糖とタバコまで、とにかく国民生活に必須なほとんど一切が、軍隊までが、外国の政府と独占資本によって規制されていた国の、つまりはラテンアメリカの植民地半植民地だった国が、その独立を論理としても実質としても完遂しようとしたとき、その国家的自由、国家的行動の自由を他人、他国に縛られることなく快復しようとしたとき、独立国としては当たり前のこと、従って論理常識にかなったものにしようとするとき、言い替えて植民地の宿命から脱出しようとするとき、かつはこの論理の当前事を完遂しようとすると、生命であった砂糖の割り当て廃止を食らい、従ってその砂糖を買ってくれるという国へ自由に売ろうとすると、今度は軍需品の輸入を止められ、内外からの破壊工作に耐えるために軍需品をベルギーから買おうとすると、その輸送船が爆破され、ついに社会主義国からそれを買おうということになる。かくてとうとう国交断絶を食い、あまつさえ軍艦による封鎖を食い、直接侵略を食い、ナパーム爆弾で収穫を焼かれ、ハバナ爆撃を食い、たったメキシコ一国だけを除いて、アメリカの圧力によって仲間のラテンアメリカ諸国もがキューバとは国交を断ち切らされるという、独立国としての論理常識の当然がおそろしい圧迫、非論理、暴力を呼ぶという現実がある」(70〜72頁)

かって日本に対して1935年頃からなされた「ABCD包囲網」にも似た経済封鎖を受け、軍事的圧力をかけられた国家の経営者としてのフィデル・アレハンドロ・カストロ・ルス(Fidel Alejandro Castro Ruz)氏の国士としてのあり方は称賛に値する。統制経済を導入して自由を制限したかもしれないが、理想の社会建設に向かって進んでおり、医療分野では最先進国となっている。

2003年に来日した彼は、原爆ドームを視察、慰霊碑に献花・黙祷し、
「人類の一人としてこの場所を訪れて慰霊する責務がある」と残した。

今日は「いい夫婦」の日。そして、太陽の日。

11+22=33→SunSun→太陽の日

日常の自分をありのままに軽快に楽しむ姿勢が生命力を伸ばす。
外に敏感になるよりは、内に敏感になろう。

肉の眼を閉ざすことで、心の眼が開く。
心の眼には限界がなく、時間空間を乗り超える。

社会に貢献したい、人々のお役に立ちたいという氣持ちになることで、
私たちは太陽のようにSunSunと流れのままに歩み始める。

さあ、今日も大きな笑顔で平穏無事に参りましょう。

感謝
白鳥
湖で戯れる2羽の白鳥。見事なハート型を描いている(ドイツ・シュツットガルト)(2004年02月05日) 【EPA=時事】

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