流れのままに

流れのままに おのが道をゆけ ひたすらに ひたむきに

二〇一六年師走

今年1年間、「流れのままに」をご愛読くださいまして、
ありがとうございます。

今年最大の収穫は、瞑想を通じて自覚することを知ったことです。

2月くらいから激しい腰痛が始まり、3月には歩行困難となりました。
そして4週間の入院。
多くの友人たちからの物心両面のサポートを受け、
GW頃には全快し、自分は再生したという実感を得ることができました。

制限されることのない大いなる自己(色心不二・霊肉一体)との出会いがありました。
この場を借りて、みなさまに感謝申し上げます。
ありがとうございます。


閑話休題(それはさておき)


今上陛下は1990年から毎年、元日に新年の感想を文書で表され、新たな年を迎えるにあたって日本と世界の人々の幸せを願い続けられてきた。にもかかわらず、26日の定例記者会見で風岡典之前宮内庁長官の後任・西村康彦宮内庁次長は、83歳という年齢を考え、「ご感想」を来年から取りやめることになったと発表。恒久平和を欣求し、社会的弱者に寄り添う今上陛下も了承されたということだ。83歳という年齢を口実に平和志向の天皇の口を封じたつもりなのだろうが、そうは問屋が卸さない。

天皇が平和を願うお気持ちや自然災害の被災者に寄せる思いなどの大御心(おおみこころ)は、日本列島(大御身体)と日本国民(大御宝)と共に、三位一体(さんみいったい)を成すのですから。
紫の富士@神
佳き大晦日をお過ごしください。
また来年もよろしくお願いいたします。   感謝

相模原市緑区千木良の知的障害者施設「津久井やまゆり園」の前に設けられた献花台が、26日午後4時で撤去された。7月26日未明に、この施設で重度重複障害者19人が殺害され、26人が重軽傷を負った。戦後最悪の残酷非道な大量殺人が起きてしまったのだが、私たちの政治と社会はこの事件の衝撃・深刻さに強い関心を示し続けているのだろうか。

もし「心からご冥福とお見舞いを申し上げる。真相解明に政府も全力を挙げたい」と述べた日本の首相が、事件現場の障害者施設を訪問し、献花台の前で両方の手のひらを合わせ 、目を閉じて静かに犠牲者の死を悲しみいたんで、遺族におくやみを言っていたら。もし8月5日から開催のリオデジャネイロオリンピックの宣伝に忙しいマスコミがもっと多くの時間をこの問題の報道に費やしていたら。もし最長会期日数記録(245日間)となり9月27日に終了した第189回通常国会で、いづれかの議員がこの問題を取り上げていたら。命が主体であるはずの私たちの命に対する自覚を促す契機となったかもしれない。

厚生労働省主導の「相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム」の第1回会合が8月10日に始まり、9月14日には「中間とりまとめについて」が公表された。これに対し、第192回国会の参議院厚生労働委員会(11月8日・第3回)で、『相模原市の障害者支援施設における殺傷事件についての厚労省の中間とりまとめが措置入院制度のみを取り上げていることへの懸念』を提起した議員がいるが、国会がこの事件の確信犯の動機と政治経済社会的背景を究明することはなかった。内閣府のシンクタンク・経済社会総合研究所では社会病理の研究が行われているはずなのだが、今のところこの事件を研究対象とはしていない。このままでは再発防止が論点として定着し、自民党の元参院副議長のように、犯罪予告やほのめかした人物、再犯の恐れのある性犯罪者などに対して、GPSを埋め込むようなことも含めた議論へと問題は矮小化されていくだろう。

問題の矮小化だけではなく、すり替えをも感じる。合衆国のジョン・ケリー国務長官が「テロリズムの一種」と批難し、「つらい時を過ごす人達を想って祈りを捧げたい」と弔意を表したように、この事件には思想的な背景がある。それは、確信犯・植松聖が衆議院議長公邸を訪れ、職員に手渡した大島理森衆議院議長宛の手紙から伺うことができる。この社会病理の解明こそが急務のはずだが、マスコミの論調は私たち民衆が障害者の人権を尊重することや障害者の実情を理解する態度と障害者と積極的に関わる行動が再発防止の鍵と言わんばかりだ。それは国民はこうあるべきだという上から目線のルーティンワークに過ぎない。国会議員諸君が国会で犠牲者への黙とうをささげることの進言、首相が障害者施設を訪問し献花台の前で手を合わせることの具申、そして命を懸けてでも犯人の言いなりになることなく対峙して障害者の命を守るという職員(例えば、三浦綾子著『塩狩峠』の主人公・永野信夫)の職業倫理の問題提起などのインテリジェンスがルーティンワークとして組み込まれるなら日本のマスコミは更に成長できるに違いない。

ジャーナリストやアカデミシャンには、このような確信犯を生みだした日本社会の社会科学的分析を通じて、現代日本社会の無規範(アノミー)・無連帯状態の原因解明とその解消を提言してもらいたい。
津久井やまゆり園
大きな笑顔の佳き年末を  感謝

(参考)流れのままに 「残虐非道の犯罪」(2016年07月27日)

2年前、オーストリアが2035年から年金受給開始を70歳に引き上げると伝えられたとき、先進国は「70歳支給」ということで足並みをそろえると言われた。案の定、日本でも準備が始まった。先ずは、『高齢者』の定義を70歳以上にということらしい。
高齢者「70歳以上に」 内閣府、定義引き上げ提言
(日本経済新聞 2016/12/20 1:22 電子版)
 内閣府は技術革新などがなされない場合、2030年には生産年齢人口が1%減少し、日本で低成長が定常化するとした分析をまとめた。高齢者の定義を70歳以上に引き上げることも提案。定年延長や、医療や介護サービスで、高所得の高齢者の負担を増やすといった施策を想定する。構造改革の基本的考え方として、政府の経済政策に反映させる。
 内閣府が報告書をまとめ、近く開く経済財政諮問会議で公表する。

豪、年金受給開始を70歳に引き上げへ
(日本経済新聞 2014/5/2付)
【シドニー=高橋香織】オーストラリアのホッキー財務相は2日、年金の支給開始年齢を現在の65歳から70歳に引き上げる方針を明らかにした。2035年の実施を見込む。財政悪化を背景とする歳出削減策の一環。これまでは23年に67歳以上とする計画だったが、高齢化社会に備えて一層の引き上げを図る考えだ。


このようして年金システムは陳腐化していく。
しかしながら、わが身心を曇らすことなかれ。
欲張ることにも似て、徒労につながるだけだ。
こんなことを考えてみよう。

川をきれいにすると、血管もきれいになるだろう。
地球の水をきれいにすると、血液もきれいにるだろう。
岩石をみだりに切り崩すことなく大切にすると、骨も丈夫になるだろう。
土をきれいにして大切にすると、肉体も丈夫になるだろう。
衣食住を整えシンプルにするなら、身心も整うだろう。
この結構ないただきものの身心、己が宝珠によってエネルギーで満たしてさしあげよう。


佳き年末をお過ごしください。   感謝
サンタクロース(161222)サンタクロース(161222◆
札幌市東区の保育園にて

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