1624a271.jpg おはようございます☆
 さわやかに目覚めた。
 ありがとうございます。

ニューギニア戦線で生き残った元日本兵が上官らの戦争責任を追及したドキュメンタリー映画「ゆきゆきて、神軍」(87年、原一男監督)で知られる奥崎謙三(おくざき・けんぞう)さん(85)=神戸市兵庫区=が16日、神戸市内の病院で亡くなっていたことが25日、わかった。死因は多臓器不全。
 奥崎さんは兵庫県出身。第二次世界大戦中、陸軍の上等兵としてニューギニアに従軍し、戦後は神戸市内で自動車部品販売店を経営。69年1月、皇居一般参賀中、昭和天皇に向かってパチンコ玉を発射し逮捕された。この事件について書いた「ヤマザキ、天皇を撃て!」などの著作もある。映画「ゆきゆきて、神軍」の中では、元上官を訪ね責任を追及、この元上官に暴行を加えるなど過激な行動が収められている。
 衆院選に立候補中の83年、上官だった元中隊長宅を訪問し、居合わせた長男に拳銃を発砲。兵庫県警に殺人未遂容疑で逮捕され懲役12年の判決を受けた。
 出所後は1人暮らしで、近年は病気がちだったという。昨年8月に自宅で倒れているところを発見され、入院生活を送っていた。死ぬ直前まで院内で「バカ野郎」と叫んでいたという。
(毎日新聞電子版 6月26日3時8分より)
 あれは1989年のニューヨークでのクリスマス。ピーター・クオン教授のパーティーに招かれ、わたしは少し緊張していた。TVプロデューサーをはじめマスコミ活動をされている方々が十数名集まっていた。
 大家さんのチャーリーに、教授のパーティには何を持って行ったらよいか尋ねた。"Uhoon, Usually, Flower or Wine."と教えてくれた。常識的な返答に聞こえた。花屋が見つからなかったので、酒屋でワインを買った。しかし、ワインの栓が開けられることはなかった。なぜなら、参加者全員がノン・アルコール、ノン・スモーキングだったから。"Usually"ではなかった。チト、恥ずかしい思いをした。"Usually"を付け加えた意味を聴いておくべきであった。
 富山大学の矢野教授ご夫妻と夫人の妹さんもいらしていた。ご夫妻はクオン教授の最新刊『チャイナタウン・イン・ニューヨーク』の日本語翻訳者でもあった。妹さんは、海外の映画を日本でプロモートする仕事をされていた。このお三方が、絶対に観ておいたらいいですよと奨めてくれたのが、「ゆきゆきて、神軍」であった。

 奥崎謙三氏が体現したものは、闘いがたった一人から始まることである。そして、体現者にはいつも活動をサポートする人・もの・資金・情報・時間・空間が天から与えられることも教えてくれた。さらに、この日本に生を受けた普通の人々が彼の想いを受けとめ、彼の活動を支えたことは心強い。

 感謝


■奥崎謙三(おくざき・けんぞう)
 第二次大戦中召集され、独立工兵隊第36連隊の一兵士として、激戦地ニューギニアへ派遣される。同部隊は敗走をかさね、飢えとマラリアと死に向かって四散、ジャングルの極限状態の中で生き残ったのは同部隊千数百名のうちわずか三十数名であった。1969年1月2日、奥崎は一般参賀の皇居バルコニーに立つ天皇に向かい、「ヤマザキ、天皇を打て!」と、戦死した友の名を叫びながら、手製ゴムパチンコでパチンコ玉4個を発射した。この事件は戦後はじめて天皇の戦争責任を告発した直接行動として、衝撃を与えた。マスコミ等の報道や裁判審理過程においては、その主張の本質は徹底的に回避されたものの、奥崎は飽かず屈せず、自らをたったひとりの「神軍平等兵」と名乗り、果敢で激烈な行動をとりつづける。

■あらすじ
 神戸市で妻とバッテリー業を営む奥崎謙三は、たったひとりの「神軍平等兵」として“神軍”の旗なびくトヨタ・マーク・兇望茲蝓∈Fも日本列島を疾駆する。かつての所属部隊・独立工兵隊第36連隊のうち、ウェワク残留隊で隊長による部下射殺事件があった事を知り、奥崎は遺族と共に真相究明にのりだす。なぜ、終戦後23日もたってから、二人の兵士は処刑されなければならなかったのか?生き残った元兵士たちの口から戦後36年目にしてはじめて、驚くべき事件の真相と戦争の実態が明かされる。

■1987年■疾走プロダクション制作■カラー■122分■Hi-Fi モノラル■企画=今村昌平■監督・撮影=原一男■製作=小林佐智子■録音=栗林豊彦■編集・構成=鍋島惇■製作協力=今村プロダクション/残像舎

1986年日本映画監督協会新人賞、日本映画ペンクラブ推薦、優秀映画鑑賞会推薦優秀映画鑑賞会推薦(一般成人向)、1987年ベルリン映画祭カリガリ映画賞香港映画祭招待、エジンバラ映画祭招待、モントリオール映画祭招待、ポルトガル映画祭招待。
(http://result.gr.jp/cinecinedan/yukiyukite.htmlより引用させていただきました。)