5d3b04c2.jpg 秋晴れの午後 … 。
 今日も素的な一日。
 ありがたい☆

 さて、“韋駄天”とは何でしょう?

 古代インドの神話では、バラモン教の神として、カールティケーヤが不死の象徴である孔雀に乗り、長い槍を持った姿をしている。ガネーシャと共に、シヴァ神とパールヴァティー(アグニ)神の息子とされ、次のように言われる。

 「邪神を消滅させる力を持ち、
   神々の軍隊を統率する軍神」

 この方を仏教では『韋駄天』と呼ぶのである。

 南方の増長天に属する八将軍の一。
 四天王の八将軍を合わせた三十二将軍全体の長。
 形像は、身に甲冑を着け、合掌した両腕に宝剣を持つ。

 韋駄天は、ある時、天界の王である帝釈天が仏舎利を戴いて帰り、宮殿にまつろうとして机に置いたところ、帝釈天のうしろに身をかくして隙をうかがっていた捷疾鬼(しょうしつき)という名前通りの足の速い鬼神が、アッという間もなく盗み去ってしまった。諸天神が騒いでいると、韋駄天がこれを追って取り返した。非常な速さで駆け、魔鬼を排除するとされるところから、足の速い人のことを韋駄天のようだと言い、早く走るのを韋駄天走りという。

 今年、意外な時空に“韋駄天”は登場なさった。

 【マレーシア・ペナン島沖のマラッカ海峡で海賊に襲撃され、拉致された日本船籍のタグボート「韋駄天」(498トン)の井上信男船長(56)と黒田俊司機関長(50)、フィリピン人機関士の3人は21日午前9時(日本時間同11時)前、タイ南部サトゥン県サトゥン市内で、船主の「近藤海事」の近藤観司社長と再会、最終的に無事が確認された。3人は海賊に解放された後、20日午後にタイ領海を小船で漂流しているところを漁船に発見され、タイ海上警察当局が身柄を保護した。解放の詳しい経過は明らかにされていない】

 実に、早い解決であった。
 しかし、詳細は明かされない … 。
 機関長の黒田氏は無事、自宅のある北海道に帰った。
 「予測外の素早いものごとの変化」の始まりを象徴する出来事と受け取った。

 先日とある蕎麦屋に韋駄天の像を見て、この三月の出来事を想い出していた。
 
 感謝