d48c3033.jpg 清々しい静かな朝を迎えた。
 きょう11月の第4木曜日は合衆国の Thanksgiving(感謝祭)の祝日。
 1620年9月6日、メイフラワー号に乗ってアメリカ大陸(マサチューセッツ州の海岸)に人間をエミグレ(移住または脱出させること)にする宗教思想を持つピューリタン(清教徒)たちが到着する。しかしながら、冬を迎えると寒さのために彼らの半数が昇天した。そんな彼らに救いの手を差し伸べたのは、先住民のアメリカインディアンたちであった。七面鳥(ターキー)の飼育やとうもろこしの栽培を教えてくれた。幸いにも翌年にはかなりの収穫を上げた。自然、彼らは感謝し祈りをささげ、活きる智慧を授けてくれたアメリカインディアンたちを招いて祝宴を開いた。これが、Thanksgivingの始まりで、「収穫祭」とも訳される。

 Thanksgiving が木曜日のため、木金土日は4連休となる。正月やお盆のように、家族が一同に集まるため交通機関は込み合う。また、この日から合衆国のホリデー・シーズンの幕が開ける。ニューヨークのメイーシーズ(写真)のパレードは大イヴェントで、各地では祝いの催しが行われる。Thanksgiving 明けの翌金曜日からひと月、各地のショッピング・センターは華やかになり道行く人々も笑顔に包まれ始める。あすの金曜日は「ブラックフライデー」、大バーゲンセールだ!
 
 このブラック・フライデーとは年末商戦の皮切り日で、商店街が年間でもっとも混み合う日。名前の由来は2説ある。ひとつは、この商戦で小売店が大量の仕入れを行うが、売れ行きが悪いと大きな赤字を抱えてしまう。Thanksgivingは必ず木曜日なので、一夜明けた金曜日を「ブラック(最悪)な金曜日」と呼ぶようになったという。もうひとつは、帳簿が「ブラック(黒字)な金曜日」からというもの。ちなみに、例年、NRF(National Retail Foundation、全米小売団体連合会)は、年末商戦売上げ推定額を発表している。今年は2,400億ドルくらいだろうか。あすの出足は1億5,000万人で、平均顧客単価は240ドルかな?景気よ、上向け!

 “Happy Holidays!”とあいさつしよう☆

 「メリークリマス」というあいさつもあるが…。合衆国は多民族国家。生活慣習・宗教的背景が多様である。建国時はキリスト教プロテスタントがメインだったが時間と共にキリスト教カトリックやユダヤ教を信じる人々も移民し始め増えていった。
 キリスト教徒たちは「クリスマス」を祝日とし、ユダヤ教徒たちは「Hanukkah(ハヌカ)」を祝日としている。ユダヤ暦によって毎年ハヌカは前後するが、クリスマスと時を同じくしている。よって、合衆国では“Merry Christmas!”・“Happy Hannukah!”よりは“Happy Holidays!”が好んで使われている。

 クリスマス・カードの言葉も“Seasons Greetings”(季節のごあいさつ)と刷られたものに人氣がある。カードに貼る切手も楽しい♪ なぜなら毎年‘religious’と‘non-religious’の2種類のホリデー用切手が売り出されるのだから。前者はイエスとマリア、後者は白く雪化粧した風景が描かれる。

 さぁ、ターキーのサンドイッチでも食べようか☆

    ◎◎◎  Happy Holidays!  ◎◎◎

    感謝