楽しみにしているTV番組がある。
毎週日曜日の朝9時からNHK教育で放映されている「日曜美術館」がそれで、30周年を迎えたという。
昨日の放送では、30周年記念の企画として、1980年代のインタビューを再放送していた。
『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人藤枝梅安』でおなじみの作家、池波正太郎(いけなみ・しょうたろう)氏であった。
「私とルノアール」というテーマで話されている。
氣品のよさが、その風貌とファッションと声から伝わってくる。
奥さんが亡くなって、無事彼女の葬式を終えた後、ルノワールは、パレットに向かって淡々と絵を描き始めたというお話をされ、次のように締めくくった。
『 ある程度の苦難は、仕事で乗り越えれる 』
そうかぁ・・・
祖父が亡くなったとき、父は海外にいたが、
公務を全うしてから戻りたいということで、
帰国することが出来たにもかかわらず、
葬式には出席しなかった。
小学校6年生だった私は父の代理として葬式に参加した。
彼は、3ヶ月後に帰国し墓参りをすることで祖父と対面した。
仕事をすることで、ひとつの困難を
乗り越えていたのかもしれない・・・
感謝
毎週日曜日の朝9時からNHK教育で放映されている「日曜美術館」がそれで、30周年を迎えたという。
昨日の放送では、30周年記念の企画として、1980年代のインタビューを再放送していた。
『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人藤枝梅安』でおなじみの作家、池波正太郎(いけなみ・しょうたろう)氏であった。
「私とルノアール」というテーマで話されている。
氣品のよさが、その風貌とファッションと声から伝わってくる。
奥さんが亡くなって、無事彼女の葬式を終えた後、ルノワールは、パレットに向かって淡々と絵を描き始めたというお話をされ、次のように締めくくった。
『 ある程度の苦難は、仕事で乗り越えれる 』
そうかぁ・・・
祖父が亡くなったとき、父は海外にいたが、
公務を全うしてから戻りたいということで、
帰国することが出来たにもかかわらず、
葬式には出席しなかった。
小学校6年生だった私は父の代理として葬式に参加した。
彼は、3ヶ月後に帰国し墓参りをすることで祖父と対面した。
仕事をすることで、ひとつの困難を
乗り越えていたのかもしれない・・・
感謝
コメント
コメント一覧 (2)
研先生は、奥様のデスマスクを・・・・
仕事をすることで、
困難を乗り越えようとなさっているのかもしれません。
個展がとっても楽しみですね。
ありがとうございます。
感謝
研先生の最新の作品は、昨年亡くなった奥様のデスマスクと生前着ていた洋服をモチーフにした作品でした。
画家は悲しみさえも作品に昇華できるのでしょうか。
誰もいないアトリエで、黙々と奥様のデスマスクを描いている研先生を想像すると、言葉が出ないほどの壮絶さを感じます。
きっと先生も仕事をすることで、画面に向き合うことで、一つの困難を乗り越えようとなさっているのかもしれません。