29d0cc23.JPGもうすぐ4月。
春の香りを感じる今日この頃、
いかがお過ごしですか。

さて、1999年8月19日の毎日新聞(夕刊)9ページに『問題山積の「新国」樋口・新理事長に聞く』と題して、1999年7月に新国立劇場再建財団の理事長に就任した、樋口廣太郎(ひろたろう)アサヒビール名誉会長へのインタビュー記事が掲載されている。

新国立劇場は1997年の開場以来、オープニングの創作オペラの各紙誌の酷評に始まり、演出家ゼッフィレッリへの3億円支払い説、指揮者の突然の解任、お役所的な運営体質、職員の人員過剰などの問題を抱えていた。「クレーム解決が仕事」と考える樋口氏は新国立劇場のクレームに積極的に取り組むと明言していた。

しかしながら、2001年に倒れてしまい、彼の手腕による改革はなされなかったようだ。現在はリハビリ中らしい。民間企業の社外重役や特別顧問から政府関係の要職まで引き受けた多用の人材の今は静かである。

人の生き方には大きく二つの考え方があると言う。
楽天的な人生観と厭世的なそれ。

ゲーテは前者であったから、
「世俗的にはこの世を楽しく過ごそうと思ったら、済んだことはくよくよしない。
未来は神に任せる。つまらないいいがかりは無視する」
と言葉を残している。

一方、カントは後者であったから、
「苦しんだ行為のみ善であり、愛を保証するものは犠牲である」
と書き残した。

みなさんは、どちらですか?
チャップリンは晩年に、「あなたの傑作は」と聴かれて、
「次の作品です」と答えている。

チャップリン、万歳♪ 喜びを持ち、自らの力を信じて進める。
どんな状況にあっても、わたしたちには次の行動を選択する力があることを覚えておきたい。

 笑顔