はようございます♪

今朝は風に勢いがある。
風に身をゆだねるのも壮快です。

ワシントンDCは、フランス人が設計した美しい町で、
町並みにふさわしい瀟洒な個人経営のホテルが数件ある。

その一つのホテルに宿泊し、朝食をいただいた後、
ゲストルームでストレート・ティーを飲んでいたときのことであった。

ひとりの紳士が同席しても良いかと尋ねてきた。
彼はロンドンのハロッズに自家製のハーブを納入している。

いかにして自分がビジネスで成功したかを話してくれ、
最後に、『わたしは、今、とても幸せです』と締めくくった。

そこで、わたしは彼に二つの質問をした。

「どれくらいの時間、あなたは人生を楽しんでいますか?」

「わたしは生まれてから55年間、この人生を楽しんでいます」

「あなたのように幸せになるコツ(technology)を教えていただけますか」

「ふたつある。ひとつは、モノを所有しないことです。必要ならば、借りて使えばいいのです。もうひとつは、他者の相談を受け勇氣付け応援することです。もちろん、自分も幸せになれるように、目の前にあることとやるべきことで成果を出し、周囲の人々から信頼される人物になる必要がありますよ。大切なことは、人の幸せを思い願えるくらいの大きな心(mind)を持つことです」

「仕事を通じて、人を勇氣付け助けるために生きていらっしゃるのですね」

「それと、三っ目だが、小さなこともやり遂げて働くこと。小さなことに満足する習慣を知ることです」

瀟洒なDCのホテルでの大切な対話であった。

よき一週間を。

感謝D6