ニューズウィーク6月9日号には『大学生にPC禁止令!−ノートパソコン禁止の授業が増えている』と題する記事が掲載された。合衆国の大学では授業中にノートパソコンの使用を「禁止」するところが増えているようだ。確かに、この10年で授業中にノートパソコンでノートを取っている人が目立つようになった。禁止の理由は、授業に集中できないことと自分の頭で考えないという弊害があるからだという。

電子機器の使用は、どうしても動くことや目を休めることから我が身を遠ざけてしまう。Ipad、twitter、iphoneなどの新しい、今以上のコミュニケーションツールはいらないと、決めた。使いこなしのために時間とエネルギーを浪費したくないから。積極的な諦(あきら)め。明(あき)らめ、である。

何でもかんでも取り入れることで、自分自身が文明社会、技術社会のゴミタメになってしまうのではないかと危惧することがある。

みんなが知っていても、できていても、
自分の中に、知らなくていいこと、できなくていいことを持ってみる。

愉快、愉快。
自分の頭で考えた結果なのですから。

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日本コレクションの「釈迦の手」@メトロポリタン美術館:撮影 まさのりSun

閑話休題(ソレハサテオキ)。

アトランティツクシティーでお会いしたとある方の名刺には、名前と電話番号のみが記されていた。

携帯もパソコンもEメールアドレスもお持ちでない。
車の運転も久しくしたことがないと言う。

「秘書が持っているし、運転手が運転するので、わたしは…」

「今、これからの30年を考えている」

とのことであったが、
考えることのできる環境を自ら創りだすことに成功した方であると分かった。


考えて、明らめる。
明らめて、考える。


笑顔のよき一週間を。

感謝


注※)「明らめる」
   1)物事の事情・理由をあきらかにする。
   2)心をあかるくする。心を晴らす。