その昔、日曜の昼に『大正テレビ寄席』という番組があった。牧伸二さんの「バーゲンだよー」の掛け声と共に、彼が「さぁー、お待たせをいたしました、バーゲンセールのお時間で御座います」と言いながら入ってくるコーナーを楽しみにしていた。

もうひとつ楽しみがあった。白衣姿で登場し、セニュール、セニョリータ、グラッチェなどのラテン系の言葉や洒落た下ネタで、お茶の間に笑いを生み出してくれたケーシー高峰さんの漫談である。

山形弁でお客いじりをする芸風は天下一品で、稀有なスタンダップ・コメディアンである。最初で最後の「お色氣医事漫談家」でもある。婦人層相手の、お色氣ツッコミは絶妙。医学の知識・見識は常に磨かれていて、健康保険の点数制度や手術のありようなどをトークに上手に散りばめていらっしゃる。それらは、医学的な事実にして本物。

『健康の本当の大切さを知っているのは、病人だけである』

は、ケーシーの名言である。

芸と人となりは、継ぐことができないと言われる。しかしながら、ドクター・ケーシーの笑いのスピリットと話術は、綾小路きみまろさんに引き継がれていくことだろう。

「ケーシー・高峰」という芸名は、医師志望であった彼らしく、医師が主人公のテレビドラマ『ベン・ケーシー』のパロディで、高峰の屋号は憧れの女優・高峰秀子さんからのもである。

今日、2月25日はドクター・ケーシーの誕生日。

77歳の喜寿をお喜び申し上げます♪ 

笑いは百薬の長、ますますお元氣に笑いを提供してください☆

さあ、今日も元氣を沸かして、大きな笑顔で参りましょう。

良き週末を

感謝

※懐かしい方々の中にドクター・ケーシーの姿も※