昨年6月28日に最古参であったロバート・バード上院議員が昇天なさり、上院で最も古参の議員はダニエル・イノウエ氏となった。彼はこれに伴い慣例に沿うかたちで上院仮議長に選出された。上院仮議長は実質名誉職ではあるが、大統領継承順位第3位の高位であり、合衆国史上アジアン・アメリカンが得た政治的地位としては最上位のもの。合衆国陸軍での彼の最終階級は陸軍大尉。その彼が来日なさっている。

<普天間>「米政府の立場変わらず」…イノウエ米上院議員
(毎日新聞 5月30日(月)20時19分配信)
 来日中のダニエル・イノウエ米上院歳出委員長(民主)は30日、北沢俊美防衛相と防衛省で会談した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題につ いて、イノウエ氏は「訪日前にゲーツ国防長官やクリントン国務長官とも話したが、米政府の立場に変わりはない」と述べ、米政府として昨年5月の日米合意で 確認した同県名護市辺野古への移設を目指す方針に変更はないことを伝えた。
 レビン米上院軍事委員長らが提言した米軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)への統合案については「厳しい財政事情の中で日米関係を維持したいとの考えから 出てきたもので、懸念する必要はない」と述べた。これに対し、北沢防衛相は「極めて的確な見解をうかがい、大変心強く思っている」と語った。
 イノウエ氏は米政府の予算編成で大きな権限を持つ上院の重鎮。同日、松本剛明外相とも会談したほか、東京都内で講演した。イノウエ氏は講演で嘉手納統合 案について「実現可能ではない」と語り、その理由として地元の反対などを念頭に「政治的な現実がある。米国はそれを理解している」と指摘。辺野古に移設す る現行計画への支持を表明した。【坂口裕彦、草野和彦】http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110530-00000073-mai-pol

欠陥商品と言われているヘリ導入を現政府は認めるのだろうか。
危ない・・・!

オスプレイ普天間配備容認方針を通知 菅政権、沖縄に
(2011年5月31日3時3分)
 沖縄の米軍普天間飛行場(宜野湾市)に来年秋、新型輸送ヘリMV22(オスプレイ)を配備する米軍の計画を受け入れる考えを、菅政権が沖縄県に伝えたことが分かった。政権内部ですでに容認方針を固めていたが、配備先の沖縄に通知することで正式に認めた形だ。
 北沢俊美防衛相が7日に沖縄県庁で仲井真弘多知事と会談して伝えた。政府関係者によると、報道陣に全面公開された会談に先立ち、2人は約10分間、非公 式に会談。北沢氏はこの場で、普天間飛行場に配備されている中型ヘリCH46の後継機としてオスプレイの配備計画が米軍側にあることを取り上げ、「日本政 府として公式に認める」と伝えたという。
 歴代政権は「現時点で米国政府から沖縄配備の正式な通報はない」と繰り返してきた。だが、米軍の配備計画の開始時期が来年秋に迫っていることもあり、北 沢氏は4月28日に菅直人首相、枝野幸男官房長官、松本剛明外相らとの協議で方針転換を確認。「今後、米政府から正式な通報があれば、地元にも伝達する」 との立場をとっていた。
 日米両政府は6月21日に米ワシントンで次回の日米外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)を開く方針を固め、オスプレイの配備計画について議題とすることも決まった。この日程を念頭に、「頭越し」との批判を避けるため、沖縄側に事前通告した方が得策との判断に傾いたとみられる。 http://www.asahi.com/politics/update/0530/TKY201105300605.html

自衛隊初の「海外基地」、海賊対策でジブチに
(2011年5月28日14時37分 読売新聞)
 政府は、アフリカ東部のジブチに、自衛隊初の本格的な海外活動拠点を6月1日に開設する。
 ソマリア沖で実施中の海賊対策の強化が当面の目的で、今後は中東・アフリカ地域で行う自衛隊の国際貢献の拠点とする方針だ。航空機の駐機場や整備 用格納庫など、ほぼ恒久的な施設を保有し、自衛隊にとって事実上初めての“海外駐留基地”となる。米国はテロ対策などで同地域を重視しており、日米同盟の 強化につなげる狙いもある。
 ジブチは、ソマリア沖のアデン湾に面し、アラブ諸国とアフリカ諸国の間に位置する。自衛隊が現在行う海賊対策の警戒・監視活動の拠点となっている。
 ただ、自衛隊は現在、首都ジブチ市にある米軍基地に約2年間間借りしており、今後も活動の長期化が予想されることから、政府は、自前の拠点が必要だと判断した。http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110528-OYT1T00450.htm

チト長いですが・・・どうぞ!





さあ、今日も大きな笑顔で参りましょう。

感謝