福島の畜産農家の皆さんの苦痛が伝わってくる。
そして、牛たちがかわいそう。

シンプルに表現すると、「牛たちは内部被曝していました」ということでしょう。すると、そこで暮らす人々は本当に大丈夫なのでしょうか・・・。さらに、ブタたち、鶏たち、鶏卵たちは、どうなのか考えてしまう。

考えすぎだろうか・・・

日本では流通システムが充実しているから、いつでも、どこでも、地元産以外のものが自由に手に入る。
ありがたいことだ。

でも、こういう事態になってはじめて、
産地が明記されていない食料が意外と多いことに氣づいた。

食料を購入する時、今まで以上に、慎重になった。
生活のスタイルがチト、変ったと言える。
多くの方々がゆっくりと生活のスタイルを変えているみたい。

しかし、政治と経済(企業)とマスコミは変っていない。大きな変化が求められているにもかかわらず、変化のムーブメント(力)に同調して歩むというよりは、その力をコントロール(制御)することに力点を見出しているように見える。

今まで日本社会では、見ざる・聴かざる・言わざるスタイルが高評価されたが、もう、そんな安上がりな処世術では問題解決にならないばかりか、現実に直面した時には手がつけられない程に大きな問題となっているだろう。

早期に生活のスタイルを変えた方が、自分・子・家族・地域社会にとっては有益だ。この社会から脱出するという発想を乗り越えて、市民の力で日本社会を、生きるための条件を備えた環境に変えることが求められている。

閑話休題(ソレハサテオキ)

新聞もテレビも、バランス感覚を大切にして欲しい。
昨年、あれほど大々的に取り上げた話題なのだから、
続報も大々的に扱ってもらいたい。

陸山会事件:検察側の異議棄却…調書不採用で 東京地裁
(毎日新聞 2011年7月12日 21時48分)
 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた元秘書3人の公判で、東京地裁(登 石郁朗裁判長)は12日付で、多くの検察官調書を採用しなかったことに対する検察側の異議申し立てを棄却した。論告求刑公判は20日開かれる。
 検察側が証拠請求した調書は▽元公設第1秘書の大久保隆規被告(50)の2通▽元私設秘書で衆院議員の石川知裕被告(38)の15通▽元私設秘書 の池田光智被告(33)の21通−−の計38通。地裁は6月30日付の決定で、供述の任意性に疑いがあるとして多くを採用しなかったため、検察側が異議を 申し立てていた。【野口由紀】http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110713k0000m040093000c.html

陸山会公判:供述調書却下で東京地検が異議
(毎日新聞 2011年7月5日 15時00分)
 小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪に問われた元秘書3人の公判で、東京地検は5日、供述調書の多くの採用が却下されたことについて、東京地裁に異議を申し立てた。
 地裁は6月30日付決定書で、3人に対する東京地検特捜部の取り調べを「威迫と利益誘導を織り交ぜながら巧妙に誘導した」などと批判。他の被告が 自白したとの虚偽情報を告げて供述を得ようとする「切り違え尋問」などの調べがあり、供述の任意性に疑いがあるとして、検察側が請求した多くの調書を採用 しなかった。【鈴木一生】http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110705k0000e040073000c.html

ところで、枝豆くんはユニークだ。官房長官という重責にありながら個人的な「デマ」話を取り上げて、告訴すると言ったらしい。

ネット上のデマに告訴検討=官房長官
(時事通信 7月12日(火)17時13分配信)
 枝野幸男官房長官は12日午後の記者会見で、自身の家族が福島第1原発事故の放射能漏れを恐れて海外に避難したなどと、インターネット上で書き込まれた ことに対し、「妻も子どもも放射能の関係でどこかへ逃げたことは全くない。デマ情報が広範に広がっており、法的措置を検討している。やるならば刑事(告訴)だ」と述べた。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110712-00000123-jij-pol

最近は、お笑いがツマラナイからこのレベルでも、
笑いのネタの提供者として彼は高評価を手にするかもしれない。


「ガイガーカウンターの測定値が低いのは、
 極度の放射線レベルで装置が壊れたからだよ」


現在日本のコメディアンたちの口からは、
このようなブラック・ジョークすら出てこない。

日本の悲劇である。 いや、喜劇である。


笑顔のよき週末をお過ごしください。

感謝

※昔の政治家は標準的な日本語を話さなかったが、日本人としてのマインドとスピリットは伝わった。今の政治家は聞こえの良い標準的な日本を話しても、日本人としてのマインドもスピリットも伝わらない。