自然の本質、エッセンスはその生命力にある。
そして、その源は変化する様相。
朝昼晩、春夏秋冬、和(な)ぎと時化(しけ)など変化の中にある。

食べたいものを追い求め満腹になっても、
いずれ空腹になるという変化を繰り返す人は、
再び食べることができる。

しかし、空腹が訪れなければ、食べることはできず、
ストレスも加わり、間もなく死んでしまう。
生きる人は、空腹⇔満腹の変化の中にいる。

空腹であるのに食えないこともある。
そんなときは、食えない自分や状況を楽しんでみる。
どうやってこの状況を変化させるのか、懸命に考え行動する。

不治の病、無一文、生き別れ、死に別れ、どのような世界に置かれようとも、
そんな自分の変化を楽しんでみる。
そして、次なる変化を求めてスターする。

生かされているからこれができる。
自らこの変化に終止符を打つべく、命を絶つのはもったいない。
こうして変化していくから、生きることの醍醐味と成長が味わえる。

『人との交わりにも季節あり』とする所以でもある。
この場合の人には、自分も含んでいる。

これから予期せぬ変化が訪れる。
にもかかわらず、人間であることを放棄せずに、変化して生かされたい。

自然のように、エネルギッシュに、陽陽としていたい。


さあ、大きな笑顔で覚悟を決めて参りましょう。


感謝
富士山の雲6