昨日、映画「カンパニー・メン」(The Company Men・2010年)を観た。運勢の良くない人の多くが、彼/女の欠点に氣づけずに、同じような過ちを繰り返す。苦しい時に限って、自分よりも他人のことが氣になるものだ。原因を他人のみならず目に見えない霊的なものに見出そうとする人も見てきた。苦しみ続ける原因を他者に見つけようとして、自分の中に見つけないから苦しみは絶えることなくいつまでも続く。自分の言動を冷静に観て、改良する項目を見つけ出すことができ始めたとき、人は成長する。そんなことを教えてくる作品であった。


【解説】
  金融危機に端を発した長引く不況で高い失業率が深刻にして身近な社会問題となっている現代のアメリカを舞台に、リストラに直面した男たちが辿る厳しい再生 への道のりをリアルかつ真摯に見つめる中で、過度な金融偏重の経済活動がもたらした社会の歪みを静かに訴えかけるヒューマン・ドラマ。主演は「ザ・タウン」のベン・アフレック、共演にトミー・リー・ジョーンズ、クリス・クーパー、ケヴィン・コスナー。監督は大ヒットTVシリーズ「ER 緊急救命室」や 「ザ・ホワイトハウス」を手がけてきた俊英、ジョン・ウェルズ。これが記念すべき長編監督デビューとなる。
 ボストンの大企業GTXに勤めるエリート・ビジネスマン、ボビー・ウォーカーは、愛する妻マギーと2人の子どもたちに囲まれながら何不自由ない幸せな毎日を送っていた。ところが、その順風 満帆な人生は、リーマン・ショックによって一夜にして暗転してしまう。会社側の突然のリストラ通知に為す術もないボビー。しかも解雇手当はたったの12週 間分。それでも最初はすぐに再就職できると高を括っていたものの、不採用の連続に自信もプライドも打ち砕かれていく。そんな厳しい現実に負けそうになる彼 を、マギーは献身的に支える。やがてボビーは、工務店を営む義兄ジャックに頭を下げ、かつては見下していた肉体労働に汗を流すのだった。一方その頃、 GTX社ではさらなるリストラによって2人の重役ジーンとフィルにも非情な解雇が告げられ、それぞれ苦境に立たされることとなるが…。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=340401 より


ジーン・マクラリー役で出演しているトミー・リー・ジョーンズさんは晩成型の人。1946年テキサス州に生まれた彼は、父は油田で働き母は婦人警官という、昔合衆国の社会学で言ったローアー・ミドルクラスの家庭で育った。高校卒業後、父が働く油田会社に就職したのは家計を助ける為であった。夢は文学と演劇の教師になることであったから、仕事をしながら寝る間も惜しんで独学で勉強した。1年後、奨学金でハーバード大学英米文学部に進学した。そこで演劇部に属したことが役者への道標になったようだ。出演デビュー作は、「ある愛の詩」(Love Story・1970年)と好スタートを切ったように見えたが、それ以降作品に恵まれることはなかった。「JFK」(1991年)と「逃亡者」(The Fugitive・1993年)を機に人氣が出始め今日の立場を築いたは45歳を過ぎてからであった。


閑話休題(ソレハサテオキ)


理性で判断するということが大切なことは言うまでもないが、ともすれば声が大きく、勢いがあり、大勢の人々の流れる方向に理性が勝るとは言い難い時代に突入している。徳島県知事室の回答に、理性を見て大いに学んだのでここに引用する。

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ようこそ知事室へ「目安箱に寄せられた提言と回答」


【ご意見】
登録・更新日:2012-03-15
60歳 男性
タイトル:放射線が怖い? いいえ本当に怖いのは無知から来る恐怖
 東北がんばれ!!それってただ言葉だけだったのか?東北の瓦礫は今だ5%しか処理されていない。東京、山形県を除く日本全国の道府県そして市民が瓦礫搬入を拒んでいるからだ。ただ放射能が怖いと言う無知から来る身勝手な言い分で、マスコミの垂れ流した風評を真に受けて、自分から勉強もせず大きな声で醜い感情を露わにして反対している人々よ、恥を知れ!!
 徳島県の市民は、自分だけ良ければいいって言う人間ばっかりなのか。声を大にして正義を叫ぶ人間はいないのか? 情け無い君たち東京を見習え。



【回答】
 【環境整備課からの回答】

 貴重なご意見ありがとうございます。せっかくの機会でございますので、徳島県としての見解を述べさせていただきます。 
 このたびの東日本大震災では,想定をはるかに超える大津波により膨大な量の災害廃棄物が発生しており,被災自治体だけでは処理しきれない量と考えられます。
 こうしたことから,徳島県や県内のいくつかの市町村は,協力できる部分は協力したいという思いで,国に対し協力する姿勢を表明しておりました。
 しかしながら,現行の法体制で想定していなかった放射能を帯びた震災がれきも発生していることから,その処理について,国においては1kgあたり8000ベクレルまでは全国において埋立処分できるといたしました。
(なお,徳島県においては,放射能を帯びた震災がれきは,国の責任で,国において処理すべきであると政策提言しております。)
  放射性物質については、封じ込め、拡散させないことが原則であり、その観点から、東日本大震災前は、IAEAの国際的な基準に基づき、放射性セシウム濃度 が1kgあたり100ベクレルを超える場合は、特別な管理下に置かれ、低レベル放射性廃棄物処分場に封じ込めてきました。(クリアランス制度)
 ところが、国においては、東日本大震災後、当初、福島県内限定の基準として出された8,000ベクレル(従来の基準の80倍)を、その十分な説明も根拠の明示もないまま、広域処理の基準にも転用いたしました。
(したがって、現在、原子力発電所の事業所内から出た廃棄物は、100ベクレルを超えれば、低レベル放射性廃棄物処分場で厳格に管理されているのに、事業所の外では、8000ベクレルまで、東京都をはじめとする東日本では埋立処分されております。)
 ひとつ、お考えいただきたいのは、この8000ベクレルという水準は国際的には低レベル放射性廃棄物として、厳格に管理されているということです。
 例えばフランスやドイツでは、低レベル放射性廃棄物処分場は、国内に1カ所だけであり、しかも鉱山の跡地など、放射性セシウム等が水に溶出して外部にでないように、地下水と接触しないように、注意深く保管されています。
 また、群馬県伊勢崎市の処分場では1キロ当たり1800ベクレルという国の基準より、大幅に低い焼却灰を埋め立てていたにもかかわらず、大雨により放射性セシウムが水に溶け出し、排水基準を超えたという報道がございました。
 徳島県としては、県民の安心・安全を何より重視しなければならないことから、一度、生活環境上に流出すれば、大きな影響のある放射性物質を含むがれきについて、十分な検討もなく受け入れることは難しいと考えております。

 もちろん、放射能に汚染されていない廃棄物など、安全性が確認された廃棄物まで受け入れないということではありません。安全な瓦礫については協力したいという思いはございます。
 ただ、瓦礫を処理する施設を県は保有していないため、受け入れについては、施設を有する各市町村及び県民の理解と同意が不可欠です。
 われわれとしては国に対し、上記のような事柄に対する丁寧で明確な説明を求めているところであり、県民の理解が進めば、協力できる部分は協力していきたいと考えております。

 (※3/13に公表しておりました回答文に、配慮に欠ける表現がありましたので、一部訂正して掲載いたします。)
※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問 い合わせください。
この件に関するお問い合わせ
環境総局環境整備課 ゴミゼロ推進室・ゴミゼロ推進担当
電話番号:088-621-2259
ファクシミリ:088-621-2846
メールアドレス:kankyouseibika@pref.tokushima.lg.jp
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http://www.pref.tokushima.jp/governor/opinion/form/652 より引用



一週間の始まりです。

心に笑顔を忘れずに。

水晶の魂(みたま)に成る。

感謝