今日は午後3時にワイフを二条市場近くの仕事場に車で迎えに行った。そして、遅いランチを「雅楽(ガラク)」というスープカレー店でふたり食した。すすきの(南3条西2丁目)の焼鳥店の2階にあるこの店は、3時というアイドルタイムであるにもかかわらず、私たちに15分間のウェイティングを強いるのであった。3時20分から4時10分まで50分間滞在したが、30席は終始満席であった。開店5周年らしく、それを祝うのし袋がいくつかレジの壁に貼られていて、何かしら昇龍の勢いを感じた。

そうそう、忘れてはいけない。とても美味しくいただいた。特に、ここのライスが好きになった。なぜか、食後、優しい氣持ちになっている自分を覚えた。好奇心のある方は、是非、お運びください。→http://www.s-garaku.com/

(追記)嬉しいことが二つ。一つは、店内が分煙になっていること。もう一つは、特約駐車場が有り、2,300円以上の飲食で1時間無料になること。南3条西2丁目10−1のリバティータワーパーキング。ただし、車高1.55m未満の車のみ駐車可。


閑話休題(それはさておき)


食後、久々に、市民出資によるNPO型映画館「シアターキノ」に足を運んだ。ドキュメンタリー映画『ハーブ&ドロシー〜ふたりからの贈りもの〜(HERB & DOROTHY 50X50)』(87分・2012/合衆国)を観た。この作品は、インターネットを通じて世界中から少額の献金を募る“クラウドファンディング”と呼ばれる方式で、世界中の2,000人近い人々から2,200万円を集め、そのファンドによって作製・完成した。日本では、世界に先駆けて3月20日から公開されている。監督兼プロデューサーは佐々木芽生女史。札幌出身の方である。

ハーブは郵便局員、そしてドロシーは図書館司書をしていた。この夫婦は、ハーブの給料で生活費を賄い、ドロシーの給料でアート作品を買い集めた。給料の範囲で買える値段であること、そしてアパートに収まるサイズであることを条件に、約30年間で2,000点以上の現代アート作品を収集してきた。それがいつのまにか世界屈指の現代アート・コレクションとなっていた。名だたるアーティストたちの無名時代の作品が多数含まれているのだ。数点売るだけで富豪となることができるにもかかわらず、1点も売ることなく穏やかに淡々とニューヨークの小さなアパートで年金暮らしを続けるふたり。この話を聞いた佐々木女史は、衝撃と感動を覚え、彼ら夫婦の生き様を広く伝えたいという思いに駆られ、4年かけて前作のドキュメンタリー映画『ハーブ&ドロシー〜アートの森の小さな巨人〜(Herb & Dorothy)』(87分・2008年)を作った。

1992年、ふたりは合衆国のナショナル・ギャラリーから依頼を受けて、2,000点を越える作品を寄贈した。それから16年後、コレクションは5,000点近くまで増え、合衆国屈指の美術館であるナショナル・ギャラリーでさえ手に負えない膨大なものになっていた。その解決方法として考え出されたのが、通称50×50(フィフティ・バイ・フィフティ)の寄贈計画であった。「ドロシー&ハーバート・ボーゲル・コレクション:50作品を50州に(50×50)」と名付けられたこのプロジェクトは、50作品を1ニットとして、合衆国50州の各美術館に合計2,500点を寄贈する。合衆国の美術史上で前代未聞のスケールである。一方、高齢に達したふたりは50年前と同様にニューヨークのアパートで、穏やかに淡々と年金生活を送るのであった。

ハーブとドロシーは、有名か無名かを拠り所とせずに、ふたりの眼を信じて作品を買い集めた。そして、全てのアーティストを分け隔てることなく、時には両親のように励まし親密な付き合いをしてきた。本作品では、知名度とアートの価値の関係にも言及している。現代アートとは何か。私たち民衆が住む社会にアートは必要なのか。アートまたは文化を支援し、後世に残すためには何が必要なのか、を私たちに問いかけてくれる。ラストでは、ふたりの人生とアート・コレクションの双方にピリオドが打たれる。
佐々木芽生 Sasaki Megumi
北海道札幌市生まれ。札幌南高等学校卒業。1987年渡米、以来NY在住。NHKのニュースディレクターやレポーターとして活躍。世界40ヶ国以上を飛び回りTV番組の制作に従事する。 02年に自身のプロダクション「Fine Line Media」を設立。2008年、初の監督・プロデュース作品「ハーブ&ドロシー」を発表し、全米各地の映画祭で受賞するほか、日本を始め世界中で大ヒットを記録。現在、続編の「ハーブ&ドロシー 50×50」(原題)が上映中

ハーブ&ドロシー有名は無名に勝てないことと、好きなものの中には必ず自分(たち)がいるのだということを教わった作品であった。

さあ、新しい一週間の始まりです。
今週は特に、穏やかに慎重に参りましょう。

感謝

(本日のおまけ:4月22日記)
日本マイクロソフト、連休中日を原則在宅勤務に
(ITmedia ニュース 2013年04月18日 12時13分 更新)
 日本マイクロソフトは、ゴールデンウィークの中日に当たる4月30日〜5月2日の3日間を「テレワークの日」と定め、全社員が原則的に在宅勤務またはテレワークで業務を行う方針を明らかにした。
 同日程は通常の就業日とするものの、オフィスでの業務の代わりに在宅勤務やテレワークによって業務を進めていく。この取り組みを通じ「事業継続などについて再考する機会とするとともに、多様な働き方の推進を目指す」としている。http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1304/18/news062.htmlより転載

日本マイクロソフト本社は港区港南 2-16-3 品川グランドセントラルタワーにある。念のため、この3日間は付近に近寄らないことにしましょう。老婆心から。(以上)