沖縄名物だと思って食していた「海ぶどう」が、ベトナムで養殖されていたとは・・・。
チト、驚いた。沖縄産のシェアはどれくらいなのだろう。
日本向けに養殖されている「海ぶどう」
日本向けに養殖されている「海ぶどう」

“原発輸出”最前線のベトナムの村を歩く
ズン首相「着工延期」発言のなぜ
木村 聡 :写真家/フォトジャーナリスト
(東洋経済 2014年03月20日)
(前略)
日本とかかわりを持ったベトナムの海
 珊瑚礁からの白砂がコバルトブルーの海を抱え込む。自然の地形が作った穏やかな入り江では、あの海藻の天然養殖が行われていた。ベトナム語で「ロン・ニョウ(ブドウ海藻)」。緑のつぶつぶが房のように並ぶ、沖縄特産としてわれわれも知る「海ぶどう」である。
 名前の言い回しが似ているのは偶然ではない。もともとベトナムには海ぶどうは自生しておらず、種を沖縄から持ち込んで養殖が始まった。初めて目にする珍しい海藻に、ベトナム人は日本での通り名を当てたわけだ。むろんベトナムで食べる習慣はない。今のところすべて日本への輸出用である。
 場所はベトナム中南部のニントアン省。省都ファンランから車で30分ほど走った、南シナ海に面した静かな漁村である。にんにくや小玉ねぎといった規模の小さい砂地の畑を抜けると、青い空の下にひたすら美しい砂浜と海の風景が広がる。
 以前からワカメなどの海藻養殖が行われていたこの土地に、新顔が登場したのは2年ほど前のことだ。汚染のないきれいな海は、ミネラルなどの栄養分も豊富で、手間をかけずとも良質な海ぶどうが育った。国内消費や中国に輸出していたほかの海草類より、日本向けの海ぶどうは高値がつくのだという。
 さらに近年、ここにはもうひとつ、日本と深くかかわらざるをえないものが生まれた。海ぶどうの生産現場からほんの数キロ先にあるタイアン村。ここはベトナム初の原子力発電所の建設予定地であり、しかもその建設は日本が請け負う。日本が初めて行う原発輸出のまさにその現場なのである。
 豊かな自然環境を利用し、海ぶどうを日本に輸出するベトナムの美しい海辺。お返しに日本からは、原発が輸出されてくる。(後略)http://toyokeizai.net/articles/-/32444より転載


閑話休題(それはさておき)


地の恩を感じる産業に見るサウンド・マネジメント(健全運営)。
イタリア農業の「グリーンドリーム」とは?
(日経 2014.3.25 14:15)
 経済危機にあえぐイタリアで唯一成長を続けている分野が、農業だ。特に好調なのが有機農業で、輸出が増加しているだけでなく、イタリア国内でも健康や環境のために選択する人が増えている。
グリーンドリーム
 農業の総売上高と輸出が増加している。大学の専攻でブームになっていて、若者や女性にとっても大きなチャンスとなっている。農業は人気があり、イタリア経済を牽引する存在だ。都市のカオスや汚染から遠く離れた美しい田園風景が、彼らにとって理想的な環境だというのもあるだろう。
 かつて、ヨーロッパの人々にはアメリカンドリーム(チャンスに満ちた新しい世界で身を立てる希望)があったが、現在その夢は消え去ったようにみえる。経済危機とグローバル化により、どこかに脱出することさえ無駄であるように思える。いずれにしても、非常に困難な時代だ。
 反対に、田舎に戻るという「グリーンドリーム」が、よりいっそう堅固な基盤の上に根を下ろしている。なぜなら、農業は極めて時局に合ったビジネスであり、多くの人々にとって失業や解雇に対する解答となるからだ。

掛け値なしの成長と記録的な輸出
 農業はしばらく前から唯一の成長分野だ。2013年の最初の四半期に関するイタリア国立統計研究所(ISTAT)の最近のリポートは、前期比においても(+4.7%)、前年同期比においても(+0.1%)、付加価値の増加を記録することのできる唯一の分野であることを裏づけている。そしてこれは、食料消費が3.7%減少しているにもかかわらずの結果だ。
 「Short-Term Agricultural Outlook 2014」、すなわち短期展望についてのリポートによると、イタリアの穀物の収穫は、2013年は10.3%の成長をもたらしたのに対し、年末には12.2%の成長となるだろう。輸出量は3,700万tという記録的レヴェルに達するかもしれない。
 牛肉や豚肉の生産も、14年には上昇が予想されている。乳製品の分野もまた成長している。しかし、本当のブームが予想されるのは15年にミルククオータ(生乳生産割当制度)が終了して、世界市場への輸出(特に粉ミルクとチーズ)の新しいチャンスが生まれるときだろう。

本当のチャンスは有機農業にある
 経済危機にもかかわらず、イタリア有機農業協会(AIAB)のデータによると、イタリアでは有機農産品の消費が8.8%増加したことが記録されている。輸出ではヨーロッパでトップで、約5万人が生産に携わり、120万haの土地が利用され、総売上高は3億ユーロ以上となっている。
 イタリア産の有機農産品を購入するのは主にドイツ人だが、国内需要も、経済危機にもかかわらず著しい成長率を記録していて(年平均+7.8%)、それまで(08〜09年は+3%)よりも多い。専門店や大規模チェーンストア、農業企業による直接販売、グループ購入、レストラン、その他の直販ルートの総売上高は、約20億1,100ユーロにも上る。
 EURISPESの調査がこれを裏づけている。従来の食料消費が停滞したままなのに対し、有機農産品は成長している。70%のイタリア人が少なくとも20%の有機農業由来の製品を購入すると述べている(71%が健康のため、46%が環境のため、40%が嗜好から、20%が動物のよりよい生活のためだと答えている)。そして77.6%のイタリア人が「イタリア産」を選択していて、46.4%がしばしばDOP(保護原産地呼称)、IGP(保護地理表示)、DOC(統制原産地呼称)の製品を購入している。

女性にもポストがある
 農業は、伝統よりも成果を重んじるのかもしれない。3月8日の女性の日にイタリア専業農家連盟(COLDIRETTI)が指摘したように、イタリアには女性の経営する農業企業が227,894あり、全体のほぼ3分の1を占めている。

農業スタートアップに対する地方自治体の支援
 しかし最も興味深いのは、農業が支援を受けている活動だということだ。多くの地方自治体が、農業や同種の事業にわかわる中小規模の活動を援助している。以下のリンクに、詳細が書かれている(イタリア語):ロンバルディア、ピエモンテ、ヴェネト、リグーリア、エミリア=ロマーニャ、ウンブリア、ラツィオ、プーリア。http://sankei.jp.msn.com/wired/news/140325/wir14032512510000-n1.htmより転載

「苦い米」(1952年)というイタリア映画があった。これはイタリア北部の水田地帯の稲作労働者のストーリー。そこでは昔から米がたくさん取れ、その米をお粥に似たリゾットにして食べてきた。今風にいう地産地消の典型。その米に関して、吉野家はサウンド・マネジメントを問われている。それは日本ではなく、香港でのマネジメントだという。チト、びっくり。
香港吉野家「福島産なし」 全店にポスター
(東京新聞 2014年3月29日 朝刊)
吉野家@香港
【香港=共同】大手牛丼チェーン、吉野家の香港にある全六十一店舗で「香港吉野家は、福島の米や食材を一切使っていません」として「良心的な品質、安全食材」と主張するポスターを張り出していることが二十八日分かった。福島県の担当者は「残念としか言いようがない」と話している。
 吉野家ホールディングス(HD、本社東京)は昨年十月、福島県の農家と共同出資で米などの生産を手掛ける農業生産法人「吉野家ファーム福島」(同県白河市)を設立し、復興支援につなげる考えを表明した。
 しかし香港では同年末ごろから「吉野家は全ての米を福島産にすると発表した。がんになることを恐れないなら食べに行って」などと、吉野家を中傷する誤った情報が携帯電話のアプリで拡散した。香港吉野家によると、ポスターはこれに対応するため作製された。http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014032902000150.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitterより転載

日本の1 人当たりGDP推計額は大幅に円安が進んだ結果、イタリア・スペインに近づいた。
世界GDP予想
http://nikkan-spa.jp/573260/mane_140128_02より転載

今日は、もう一つ。ロシア国営メディアが「浮説」としながらも、深層に肉薄した内容を手短に伝えた。
不明ボーイング機、米国の指導でディテゴ・ガルシアに着陸?
(VOR 30 3月 2014, 11:46)
 失踪したマレーシア航空のボーイング機は米国に捕まえられ、ディエゴ・ガルシアの米軍基地に着陸させられたとの浮説が流れている。
 同基地は重量級爆撃機を収容可能なものである。
 それによれば米国は、乗客の中の20人の中国人に目をつけていた。彼らは中国の研究者だった。最近彼らは飛行機を100%見えなくする技術で特許をとっていた。この技術の創案者を確保するために米国がボーイングを掠奪した可能性も排除されない。
Vesti.ru http://japanese.ruvr.ru/news/2014_03_30/270431538/より転載

見られると撃沈・撃墜されてしまう。このような時代には、隠す事が高度なミリタリー・テクノロジーとなる。

さあ、何が起ころうとも沈着冷静に対処しましょう。
大きな笑顔で善行を。

SunSunの朝陽を浴びながら  感謝

苦い米