1945(昭和20)年8月6日午前8時15分、合衆国軍が広島市に対して原子爆弾(原爆)を投下した。 これは実戦で使われた世界最初の核兵器。この一発の核兵器により広島市の人口35万人(当時)のうち9万〜16万6千人が被爆から2〜4カ月以内に死亡した。

当時多くの外国人が広島にはいた。1944(昭和19)年末の内務省警保局の調査によれば、広島県全体で朝鮮の人が8万863人登録。そのうち3万人前後が広島市内にいたと推定されている。その他、中国・モンゴル・東南アジアからの留学生、ヨーロッパの宣教師、白系ロシアの亡命者が原爆の犠牲に。 被爆死した合衆国兵は10名。中には1945年7月28日に広島市郊外で撃墜された米軍ローンサム・レディ号の捕虜も6名いた。 日本政府は、1951年に連合国に原爆で死亡した捕虜名簿(命日記載)を提出したが、合衆国ではこの事実は遺族には伏せられた。1970(昭和45)年には原爆慰霊碑の原爆死没者名簿にローンサム・レディ号の射撃手であったジョン・ロング伍長の名が記載され奉納。

NHKが広島市で世論調査をしたところ、「(原爆投下は)やむを得なかった」と答えた人が4割を超えたという。リサーチクエスチョンの「やむ得なかった」と「今でも許せない」という選択肢は、「原爆投下の責任は合衆国軍にある」と「抑止核は認めることができない」に替えてもらいたい。なぜなら、「やむ得なかった」を選択することは「抑止核(軍用核)を認める」に同意するのと同じことだから。長崎の回答結果も報じてほしかった。
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(引用開始)・・・・・・
原爆投下「やむを得ず」4割超
(NHK広島 07月27日 07時13分)
 被爆70年に合わせてNHKが行った世論調査で、広島と長崎に原爆が投下されたことについてどう思うか聞いたところ、広島市では「やむを得なかった」と答えた人が44%で、ごくわずかですが、数字の上では「今でも許せない」と答えた人を初めて上回りました。
 NHKでは先月、広島市や長崎市の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける方法で調査を行い、広島市では1130人から回答を得ました。
 このなかで「アメリカが広島と長崎に原爆を投下したことについて、今どう考えていますか」と尋ねたところ広島市では「今でも許せない」と答えた人が43%でした。
 これに対し「やむを得なかった」と答えた人は44%で、ごくわずかですが、数字の上では「許せない」と答えた人を上回りました。
 前回・5年前の調査から方法が変わったため、単純に比較はできませんが、広島で「やむを得なかった」が「今でも許せない」を上回ったのは昭和50年の調査開始以来初めてです。
 「やむを得なかった」と答えた人は男性では50%、女性では40%でした。
 また、年代別では70歳以上が51%と高くなっています。
 一方、全国の人を対象に行った調査では「今でも許せない」が49%、「やむを得なかった」が40%で「許せない」と答えた人が上回りました。
 これについて、広島大学大学院の布川弘教授は「核による戦争の抑止が期待されている世界情勢と、原爆が戦争を終わらせたという誤った認識が背景にあるのではないか。原爆投下がやむを得なかったという認識が広まることには大きな懸念がある」と話しています。http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20150727/3443681.html
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軍産複合体を批判したあの有名な告別演説の直後に、アイゼンハワーは広島の決定についても公に発言している。1945年に日本の都市に対して原爆が使用されることをヘンリー・L・スティムソン陸軍長官から知らされたときのことを想起して、アイゼンハワーはこう述べている。

 彼が関連の事実を述べるのを聞いているうちに、自分が憂鬱になっていくのがわかって、大きな不安を口にした。まず、日本の敗色は濃厚で、原爆の使用はまったく不必要だという信念をもっていた。
 第二に、アメリカ人の命を救うために、もはや不可欠ではなくなっていた兵器を使用することによって世界の世論に波紋を広げることは避けるべきだと考えていた。日本はまさにあの時期に「面目」を極力つぶさない形で降伏しようとしていると、私は信じていた。
ガー・アルペロビッツ著(鈴木俊彦・岩本正恵・米山裕子・訳)『原爆投下決断の内幕(THE DECISION TO USE THE ATOMIC)』(上)(ほろぷ出版・1995年刊・12頁)より。

広島と長崎を一瞬に壊滅させた原爆投下の背景には世界的なウランビジネスがあるといった説を給わったことがあった。それはそれで興味深いものがある。しかしながら、

私たち日本の民衆が望んでいるのは、核による抑止ではなく、核の廃絶。


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