静かな朝の札幌です。
いかがお過ごしでしょうか。

宇宙では、その構成要素である「地」・「水」・「火」・「風」・「空(スペース)」・「識」(人間の意識)の六大が、お互いに助け合うことで常にかかわり合っている。

空海はそれを、即身成仏にことよせてこう書いた。
六大無礙(ろくだいむげ)にして、常に瑜伽なり  
四種曼荼(ししゅまんだ)各々離れず
三密加持(さんみつかじ)し、速疾(そくしつ)に顕わる
重々帝網(じゅうじゅうていもう)なるをして、即身と名づく

フラクタル
個々には異質な要素が集合しているにもかかわらず、全体としては調和がとれているさまをホロニックと呼ぶ。生物は個々の細胞が自主的に活動して独自の機能を発揮する一方で、そうした個が調和して全体を構成している。宇宙の構造も、小宇宙である人体の構造も同様。

空海が宇宙のフラクタル(相似次元)構造に精通し、ホロニックな関係に注目したことは、「帝網」という言葉を使っていることから明らか。彼の想像力は、天の網の結び目にある宝珠に全光景が鏡映し合う姿を想い浮かべている。サンスクリット語を語源とする「宝珠」は、「意のままに様々な願いをかなえる宝」「想いのままにコミュニケートできる宝」という意味。
フラクタル
上図のシェルピンスキーのギャスケット(Sierpinski gasket)はフラクタル図形の1種で、部分と全体が自己相似になっている無数の三角形から成る。

知らず識らず、わが身心を曇らせてしまうことがある。
そんな時、こんなことを考えてみよう。

川をきれいにすると、血管もきれいになるだろう。
地球の水をきれいにすると、血液もきれいにるだろう。
岩石をみだりに切り崩すことなく大切にすると、骨も丈夫になるだろう。
土をきれいにして大切にすると、肉体も丈夫になるだろう。
衣食住を整えシンプルにするなら、身心も整うだろう。
この結構ないただきものの身心、己が宝珠によって想いの限り晴らしてさしあげよう。


佳き年末年始をお過ごしください。
また来年もどぞよろしくお願いいたします。   感謝
サンタクロース
札幌市東区の保育園にて