「オール沖縄」vs「安倍政権」の構図が色濃く表れた選挙の結果は6,000票の差で現職が当選。島袋氏が訴えたのは中城湾港新港地区への企業誘致など経済の活性化と失業率(完全失業率7.49%)の改善、待機児童の解消など貧困対策を含んだ子育て支援の拡大であった。しかしながら、その公約内容は敗れた山内氏のものと重なっていたのだから、現職の島袋市政の実績を踏まえた(ナショナルではないローカルな)課題克服能力への期待が継続を導いたのだろう。昨年12月20日、最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は石井啓一国土交通相が翁長雄志県知事を訴えた「 辺野古違法確認訴訟」の上告審で沖縄県側の上告受理申し立てを棄却する判決を言い渡した。今回の選挙結果も手伝って、政府は予定通り今週にも名護市辺野古の埋め立て区域を囲む堤防を造る護岸工事に着手するだろう。
沖縄 うるま市長選 自公推薦の現職が知事支援の新人を破る
(NHK 4月24日 4時00分)
 沖縄県うるま市の市長選挙で、自民党と公明党が推薦する現職が、翁長知事が支援する新人を抑えて当選しました。これにより、沖縄県内でことしに入って行われた3つの市長選挙のいずれも、自民党が支援した候補が翁長知事が支援した候補を破る結果となり、自民党は、来年予定される県知事選挙などに向けて弾みにしたい考えです。
 任期満了に伴う、うるま市長選挙の開票結果です。

▽島袋俊夫(無所属・現)当選、3万1369票
▽山内末子(無所属・新)2万5616票

 自民党と公明党が推薦する現職の島袋俊夫氏が、翁長知事が支援し、民進党、共産党、自由党、社民党、地域政党の沖縄社会大衆党が推薦する新人の山内末子氏を抑えて、3回目の当選を果たしました。
 投票率は60.7%でした。
 島袋氏は64歳。うるま市議会議員などを経て、8年前の市長選挙で初当選しました。
 島袋氏は「今回の選挙は、市民のニーズを的確に把握し、それをいかに政策に反映していくかが問われたが、市民は良識ある判断を示してくれた。翁長知事を支える『オール沖縄』の考え方を、それぞれ特性のある市町村に持ち込むことは間違っている」と話しています。
 沖縄県内では、ことし1月の宮古島市長選挙と2月の浦添市長選挙に続いて、自民党が支援した候補が、翁長知事が支援した候補を破る結果となりました。
 沖縄県では、来年、アメリカ軍普天間基地の移設先とされる名護市の市長選挙や、県知事選挙が予定されていて、自民党幹部は「態勢を整える一環として、3つの市長選挙で勝利できたことは非常に意義が大きく、弾みがつく」と述べています。

参考:『平成29年度 経済の見通し』(平成29年3月31日 沖縄県企画部)
ここでは「平成29年度の県内総生産は、4兆3,860億円程度となり、経済成長率は名目で2.1%程度、実質で1.8%程度の成長になるものと見込まれる」と報告されているのだから、人口144万人の沖縄はアベノミックス及び安倍政権を肯定的に捉えざるを得ないのではないだろうか。

わが北海道(人口538万人)の場合、平成 29 年度の道内総生産は、18兆9,219億円となり、経済成長率は名目で1.0(28年度0.9%)、実質で0.7%(同0.8%)となる見込みなのだから沖縄経済の活発化と好調さが伺える。


大きな春笑みの佳き火曜日を   感謝

いかなる作為によっても破壊されない全体(=自然)がある。
人は諸々の作為から解き放たれるころ、自然(=全体)に近づき調和(=愛)する。