昨日27日の深夜零時15分からNHK BS プレミアムで『二十四時間の情事』を27年ぶりに観た。アラン・レネ監督、マルグリット・デュラス脚本による日本・フランス合作映画。合衆国軍の原爆投下によって家族を全て失った日本人男性役は岡田英次(1920年6月13日〜1995年9月14日)。そして故郷ヌヴェールでナチスの将校と恋仲だったが、戦後に周囲から糾弾や迫害を受けた過去を持っていたフランス人女性をエマニュエル・リヴァ(1927年2月24日〜2017年1月27日)が好演している。奇しくも、昨日は彼女の命日。

この作品では、フランス人女性は、少しずつゆっくりと、十数年の歳月をかけて、己が命(=愛=Mon Amore)が花開くのを待っている。その時をひたすら待っている。さっぱりと、わだかまりなく、平静にありのままを素直に受け入れることができるようになるまで待ったのであった。自分を乗り越えることに焦る必要はない、と教てくれる。

参照:流れのままに『二十四時間の情事』 Hiroshima Mon Amore(2004年10月24日)
Hiroshima mon amour