種子島centers_tanegashima
種子島宇宙センターは、総面積約970万平方メートルにもおよぶ日本最大のロケット発射場です。
鹿児島の南、種子島東南端の海岸線に面しており、世界一美しいロケット発射場といわれています。
当センター内には、「大型ロケット発射場」、「衛星組立棟」、「衛星フェアリング組立棟」などの設備があります。これらの設備で、人工衛星の最終チェックからロケットへの搭載、ロケットの組み立て・整備・点検・打ち上げ、打ち上げ後のロケットの追跡まで一連の作業を行っており、日本の宇宙開発において人工衛星打ち上げの中心的な役割を果たしています。
〒891-3793 鹿児島県熊毛郡南種子町大字茎永字麻津
☎0997-26-2111(代表)
http://www.jaxa.jp/about/centers/tnsc/index_j.htmlより引用
詳しくは、内閣官房の内閣衛星情報センターのサイトをご覧ください。

ここで昨日、日本政府の情報収集衛星(偵察衛星)光学6号機を搭載したH2Aロケット38号機は打ち上げられ、計画通り飛行中。日本の偵察衛星としては第3世代で7基目。その管制・情報受信は防衛省が行う。光学衛星はデジタルカメラと仕組みが類似していて、地表からの光を検出する衛星。詳細な分析に適しているが、夜間や悪天候時の撮像には不向き。この偵察衛星は大陸や半島の諸施設の画像情報を収集するようだ。 衛星から送られてきた情報等に基づいて作成した成果物は、官邸及び利用省庁に配付され、情勢判断や政策決定に活用されている。また、必要に応じて外務省を通じて外国政府に成果物を提供することがあるようだ。

平成30年2月27日
三菱重工業株式会社
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 三菱重工業株式会社及び国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから平成30年2月27日13時34分00秒(日本標準時)に、情報収集衛星光学6号機を搭載したH-IIAロケット38号機(H-IIA・F38)を打ち上げました。
 ロケットは計画どおり飛行し、情報収集衛星光学6号機を正常に分離した事を確認しました。
 今回のH-IIAロケット38号機の打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。

情報収集衛星きょう午後打ち上げ、厳戒態勢の種子島宇宙センター 北朝鮮の軍事施設を監視
(zakzak 2018.2.27)
 政府の情報収集衛星光学6号機を搭載したH2Aロケット38号機は27日午前、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の種子島宇宙センター(鹿児島県)で打ち上げの最終準備作業が行われ、周辺は厳重な警戒態勢に入った。打ち上げは午後1時34分の予定だ。
 38号機は26日深夜に発射地点へ移動後、点検などの作業を続けた。発射時間帯の現地の天気予報は晴れ時々曇りで、打ち上げに支障はないようだ。
 情報収集衛星は北朝鮮の核・ミサイル関連施設などを監視する事実上の偵察衛星。地上をデジタルカメラのように撮影する光学衛星と、電波を利用して撮影するレーダー衛星の2種類があり、今回打ち上げるのは光学衛星の6号機。設計寿命を過ぎて運用中の光学4号機の後継機となる。
 国の安全保障を担う衛星の打ち上げとあって、警戒は厳重だ。警戒態勢は通常、打ち上げの3カ月ほど前に文部科学省の専門小委員会で議論され、内容の一部が公開される。ただ情報収集衛星では打ち上げの妨害などを防止するため、機微な情報があるとの理由で全面的に非公開だ。
 JAXAの担当者も「警戒の内容については、お話しできることがほとんどない」と口が堅い。こうした取材対応も警戒態勢の一環ともいえる。
 種子島宇宙センターは通常、一部の区域を除き一般の人も手続きをせずに入構できる。「世界一美しいロケット発射場」ともいわれる同センターは、一般向けの宇宙科学技術館があるほか、漁港や海水浴ができる砂浜が隣接するなど解放感すら漂う。だが打ち上げ当日は一変し、警戒態勢でピリピリしたムードに包まれる。
 通常の打ち上げでは、JAXAは警察や海上保安庁などの協力を得て、警戒区域に人や船舶が入らないよう監視や巡回をするほか、上空も監視する。今回は通常より厳しい態勢が敷かれているという。
 地元住民の一人は、平成15年に情報収集衛星が初めて打ち上げられたときの様子を振り返り「センター周辺の道路に警察官が20メートル間隔で立ち並び、それまでの打ち上げとは全く違う異様な光景だった。今は当時ほど厳しくないようだ」と話す。
 今回は27日午前4時に入構規制が始まり、通常は2カ所ある入り口を1カ所に制限。警戒所でIDカードなどのチェックを受けた人だけが10時半まで入場できる。プレスセンターが開室する午前9時ごろには、ここに報道関係者の車列ができそうだ。
 発射地点は海岸付近にあり、半径3キロの範囲が警戒区域として既に立ち入り禁止になっている。午前9時には、上空をロケットが飛ぶ沖合約30キロまでの海域の一部が警戒区域に加わる。
 H2Aの打ち上げは今年度はこれで5回目。担当する三菱重工業の平嶋秀俊射場チーム長は「今年度の最後で、しかも重要な衛星。初心と平常心を保って対応し、有終の美を飾りたい」と気を引き締める。
 今回はインターネットで打ち上げの様子を中継するJAXA放送は行われない。午後3時半ごろから同センターで政府関係者らが記者会見し、打ち上げの結果を説明する。


参考: 
NHK NEWS WEB 自衛隊 “宇宙防衛”に乗り出す
クローズアップ現代 「“軍事”と大学 〜岐路に立つ日本の科学者たち〜」(2016年9月28日(水)放送)
流れのままに 「ETV&HTV 」(2017年08月10日)


大きな笑顔の佳き2月末日をお過ごしください。

(追記)
日本と南朝からの駐留合衆国軍の完全撤退を北朝が「核放棄」の条件とした時、私たち日本の民衆と政府は合衆国と交渉の上で ”YES” と応える方向に持って行きたいものです。オバマ政権による国防予算の大削減により、合衆国の軍事力は低下してしまった。加えて、対IS作戦をはじめとする対テロ戦争は収束の目途が立たないままだ。日本防衛の一翼を合衆国に期待する時代は過ぎ去って行くという前提で、日本丸を運航させたい。
北朝鮮との対話条件を緩和
政府、雑談名目なら応じる

(共同 2018/2/27 02:00)
 日本政府が、北朝鮮との対話条件を事実上緩和していたことが分かった。北朝鮮が核放棄を明言しなくても「雑談」を名目とした会話であれば応じる方針に変更した。複数の政府筋が26日、明らかにした。北朝鮮による核放棄への意思表示や具体的行動への着手を対話の条件とした従来の姿勢を軟化させた形で、対話解決をにらみ米朝ハイレベル接触を試みた米国と歩調を合わせる狙いだ。北朝鮮との拉致交渉の再開を探る意図もある。
 北朝鮮の核保有を前提とする交渉は、引き続き拒否する。核・ミサイル問題の打開に向け、米国と緊密に連携しながら北朝鮮との間合いを縮めたい考えだ。