東京タワー_20180421
IT氏@東京タワー

東京タワーが好きだ🎶

東京タワーの設計は、「塔博士」と呼ばれた内藤多仲(たちゅう)氏(1886年6月12日〜1970年8月25日)。70基の鉄骨構造の電波塔・観光塔の設計を手がけた。

名古屋テレビ塔 1954(昭和29)年6月完成  総工費2億2,460万円 高さ180m
通天閣(二代目) 1956(昭和31)年10月完成 総工費3億4,000万円 高さ108m
札幌テレビ塔   1957(昭和32)年8月完成  総工費1億7,000万円 高さ147.2m
東京タワー    1958(昭和33)年12月完成 総工費約30億円 高さ333m 

ちなみに、岡本太郎(1911年2月26日〜1996年1月7日)が設計し、坪井善勝氏(1907年5月〜1990年12月)が構造設計した1970年完成の「太陽の塔」は、総工費は6億3,000万円・高さ70m。

ところで、建築士法(昭和二十五年五月二十四日法律第二百二号)が出来たのは今から68年前のこと。建築基準法(昭和二十五年五月二十四法律第二百一号)を制定してすぐに士法を制定。同法は田中角栄氏が42年間の議員活動を通じて自ら提出者として成立させた33の議員立法の最初の法律である。田中氏は「戦後の政治家は行政に精通し、予算書が読めて、法律案文を修正することが政治だと錯覚に陥っている者が多い。それでもいいが、国民各層の個別的な利益を吸い上げ、それを十分にろ過した上で、国民全体の利益に統合し、自らの手で立法することにより政治や政策の方向を示すことこそ、政治家本来の仕事であることを明確にしておきたい」(「中央公論」昭和42年6月号)と明言した。
第一号建築士は、山形県の渋江菊蔵氏。その後第10号まで山形の方が占めている。法制定時すでに建築に関する実務経験を有していた方々は試験を経ることなく選考によって資格取得。例えば、
内藤多仲(1886〜1970) 登録番号第17200号
田中角栄(1918〜1993) 登録番号第16989号
丹下健三(1913〜2005) 登録番号第15182号


勝新太郎氏(1931年11月29日〜1997年6月21)の住居は、いつも東京タワーを見渡すことができるマンションであった。妻の中村玉緒さんとの夫婦喧嘩で収拾がつかなくなると窓を指し、「東京タワーが見てる」と言いながら彼女の機嫌をとるのを楽しんだ。彼の葬式は「東京タワー葬」と言われ、祭壇のセットには東京タワーが。玉緒さんは東京タワーを見ながら勝さんを明るく見送り、勝さんは東京タワーが見てる場でいつものように玉緒さんから見送られた。


大きな笑顔の佳き日曜日を

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