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黒い森美術館@PM125428, 3rd June 2019.
上皇ご夫妻が弔意 川崎殺傷、犠牲者妻に 過去に通訳
(日本経済新聞 2019/5/30 11:47)
宮内庁は30日、川崎市多摩区で児童らが殺傷された事件で犠牲となった外務省職員、小山智史さん(39)の妻に、上皇ご夫妻が外務省を通じて29日に弔意を伝えられたと発表した。上皇さまの在位中の2013〜15年に計4回、ミャンマーのテイン・セイン大統領(当時)らを招いて皇居・宮殿で催された茶会などで、小山さんがご夫妻らの通訳を務めた。

小山さんは搬送時すでに心肺停止状態で、背中や首などに計4か所の刺し傷がありました。首の傷が致命傷になったそうです。まず背中から刺され、さらに3か所の刺し傷があっといいます。これは小山さんが子らを必死に守るべく、子らが逃げ始めることができるようにと、無差別殺傷犯を引き寄せ凶行を制止した証ではありませんか。

小山さんの娘さんは無傷で助かりました。己が娘の命を守ることができ、彼は安堵して昇天したと思われます。しかし、彼にとっては栗林華子さんが犠牲になってしまったことは、痛恨の念に堪えないはずです。しかしながら、小山さんの胆識ある行動のお蔭で、大惨事が避けられたのです。多くの若い命が守られたのです。上皇ご夫妻の弔意は、小山さんの勇氣ある行動に敬意を表されたものに違いありません。

今後、保護者による子らの送り迎えの体制を確立し、全国に普及させる必要を感じました。小山さんは霞が関に出勤する前に、自宅のある世田谷とは反対方向の川崎市まで通学に付き添ったことで娘さんを護ることができたのです。政府の重要政策のひとつである「働き方改革」の中に、子らの命を守るための保護者の送り迎え、子らの引き渡し・受け渡しを課題のひとつとして取り入れてほしいと思いました。

自他の命を守るということは、生き抜くことであり、私たちの行く末を創造します。

小山さん、ありがとうございます。


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