朝の一頁
先の大戦後の日本列島に、神を喪失した日本人に接近することで勢力を拡大した宗教団体が多く誕生しました。しかしながら、彼らは現代日本にコミットできずに、静まり帰っています。もう、宗教の時代ではありません。宗教から自由になることで、その人のたましいに宿っている神性の覚醒は訪れ易くなります。教祖よりも神格の高いわけみたまを授けられている人のなんと多いことでしょう。
なお、神道は宗教ではありません。神道は正しく神々と交流するためのもの。神というものが、私たち全人類のたましいの原型であることを知っておきたいところです。
私たち日本人のたましいは、天の神々（天神）のわけみたまと地の神々（地祇）のわけみたまの両方をいただく形で高天原の情報を持っています。わけみたまのレベルを山にたとえて6合目のみたまなら、波風のない普通の人生を送れます。ところが8合目ともなると、この情報の覚醒のために相当の試練が訪れることを覚悟する必要がありそうです。なお、わけみたまの情報は更新されるようです。自然、私たちの世界は神々の座がある神界の「うつし世」なのですから、今日の世界の急変は私たちのたましいの中にある情報の変化に対応したものでもあります。
閑話休題（それはさておき）
神道では祭壇の真ん中に鏡を置いています。それは、鏡が歪んでいれば歪んだ像を結ぶから、鏡も磨いて整えよという知らせであると思います。 鏡は映す世界ですから、自分以外のすべては鏡（映し出すもの）でもあります。その意味で、私はあなたであり、あなたは私です。ですから、自分だけ磨けば良いというのではなく、お互いに磨きあうことが大切です。
宗教団体に替わるものとしてでしょうか、占いが好きな方々が増えているようです。占いまたはその類のリーディングと称するものによって、私たちの潜在意識が内包している情報が出てくることがあります。しかしながら、その情報の正しさを検証する（verify the correctness of such that information）ためのテクノロジーは今のところ知らされていません。一見するともっともらしい情報が、実は自分の小宇宙が産出した内部情報の外部への放出に過ぎないことがあります。
さあ、私たちが使っている日本語の言葉には、神々に届く音霊（オトダマ）・言霊（コトダマ）の機能が在るのか無いのかを自問自答するところから、神というものを解（開）き始めようではありませんか。
SunSunの朝陽を浴びながら
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